04July.2001…プーケットの1日


今朝の朝御飯はビーフン!私の大好物です。ここのフライドビーフンはナンプラー+砂糖って感じの味。付け合わせに野菜炒め?と焼いたハムとポテトフライ。仕上げはお約束のフライドエッグ。(今日は待つ時間が惜しくてOverにて注文)
妻の食事は右。ちょっと飽きた&食欲無しか??彼女はここのオムレツが割と気に入っていますから、何もめぼしいものが無い時は、こういう取り合わせになります。ビーフンは多分あんまり好きではないのでしょう。ごくたまに付き合ってはくれますが、基本的には自分から進んでビーフンすることはありません。板麺(バンミー=米から作った幅広麺)は大好きなのに…。味は同じでも食感が違うのでその為かも知れません。

今日は朝からPatongです。昨夜オーダーしたスーツ他の最終フィッティング。朝のPatongはビーチは賑わっているのですが、お店が並んでいるあたりはちょと気の抜けたような感じ。ネオンと音楽が無ければ、本来のThailamdの田舎町の雰囲気が感じられます。夜の闇は良い所も悪い所も全て覆いつくし、一定のものだけを全面に出して来ますから、改めて昼間の姿を見ると、素っピンのオカマちゃんを見るようで、何だか悪いような気がしてきてしまいます。

などと考えながらテーラーへ。10:00の約束をきっちり守る我々ですが、案の定30分程待たされます。やっぱりね〜でもマイペンライって思わなければ。日本だったらお店側も平謝りなんでしょうが、こちらだと、もう少し待っててね。って感じ。一応天主なりの気遣いから「ビールは飲むか?」なんて聞いてくれるので、妻の表情を見ると、さすがに朝からは要らない様子。どこか歩き回った後なら朝でもOKなんですが、食事して車でやってきたばかりですから。

で、紅茶をいただきながら、店主といろいろ話をしました。インドからPhuketにやってきたこと、ベジタリアンであることなどなど。暇つぶしの会話には私の語学力だとちょっと足りないな〜なんて思いながらも結構会話を楽しむ事ができました。そうこうするうちに、ようやく仕立て屋さんが私の上着を持って登場。妻のはもう少し待てということでした。どうやら男物と女物は縫っている人が違うみたいです。ま、スーツならともかくドレスの場合は全然違いますものね。裏地が付いていない状態で細かな皺などやディテールに注文を出して最終フィッテングは終了。妻のも到着し同様の作業を終えて今晩9:00に出来上がるとの約束を得て、外に出たのが11時ちょっと過ぎでした。折角ですからお昼をPatongで済ませてホテルに戻る事にしました。

お昼御飯にはちょっと早すぎるので、バングラー通りを抜けてぐる〜っと街を一周。果物屋の店先には美味しそうなドリアンが並んでいます。写真には2種類のドリアンが映っていますが、右側の丸い方(モントーンとか言います)の方が美味しい感じがします。値段も少し高いんですが、左側のラグビーボール型のものより癖が少なく、初めて食べる人には絶対に丸型をお勧めします。今年はまだドリアンしていないので、食べようかなとも考えたのですが、2人で食べるには少し大きすぎる気もして、今回はパス。(また何処かで食べる機会もあるだろうって思っていたら、結局食べずに帰国してしまいました。ちょっと悔しい)

 再び海岸通りに戻って来て、以前から場所は把握していたものの立ち入りしていなかった屋台へ入ってみることにしました。シーフードで有名なエデンからさらに進んだ海側の建物です。外観は←こんな感じ。シンガポールのホーカーセンターに良くにた雰囲気です。
中には20軒程のストールが入っている感じでしたが、この時間開店しているのは4〜5件程でした。外周は観光客相手のシーフードバーベキューのお店や中華系の惣菜店など、内側に入り込んでみるとタイのローカルフードなどが営業中でした。Patongのお店よりはず〜っとチープかつローカル色の強い一帯となっていました。

そこの中で美味しそうな麺を発見。早速オーダーしました。妻は鶏を私は牛を選択。麺はどちらも平たい米麺です。他にお客さんは白人の男性1人のみで、ビールを飲んでいました。食べ物は食べていなかったような…。そういえば、屋台系では白人はあんまりお目にかからないような気がします。文化としてはあちらには無いからでしょうか?シンガポールのニュートンなど有名観光地でも疎らに見かける程度ですから。

待つ事ほんの数分。オバチャンが手早く料理して、青年が笑顔でテーブルまで運んでくれました。さすが「微笑みの国」。写真の左側が牛麺で右側が鶏麺です。鶏はちゃんと火を通して調理しますが、牛の場合は麺の上に生の挽肉状のお肉を載せて熱いスープを上から掛けるだけのようです。ALMAの御飯を思い出します。(^^;
お味の方は、見た目同様、かなり上品に仕上がっています。テーブルに用意されているナンプラーとザラメ砂糖、唐辛子、酢を適当に入れて好みの味に仕上げます。唐辛子以外を各々ティースプーン1杯ずつ程、唐辛子は0.5杯程で良い感じの味となりました。私はスープを含めて全て完食。妻は麺&具のみ完食。(彼女の場合は、ビールを一緒に飲んでますから)
料金はヌードルスープ×2にミネラルウォーターとビールでB170。コストパフォーマンスの高いお味でした。でもこれだけでは…すぐにお腹が空いてしまいそうな感じです。かといって、新たにお店に入ってもう1人前といういのはキツイ感じ。(とこの時は思っていました)
このホーカーセンターの向こう側は海で、潮風が適度に入ってきて、囲まれた空間にも関わらずそれ程空気の籠った暑苦しい感じも無くお勧めの場所と言えます。

 

もう1口何かを!と考えながら再びバングラー通りへ。海岸通りからバングラー通りへ入って100m程歩いた右側に屋台の集まるソイ(路地)があるのですが、そこを探索。夜はこの辺りで働く人たちの食堂のようになっているの場所です。ここも半分は準備中状態だったのですが、ソイの中程に開店中のクリスピーポークライス屋を発見。人のよさそうな男性2人が黙々と仕込みをしていました。この店はこの1点だけで勝負しているのか、他にメニューはありません。「2つ頂戴な!」ってお願いして待つ事数分。ショーケースの中に吊るしてあるポークリブの薫製?を取り外して包丁でブツ切りに。それを薄くスライスして御飯の上に載せて出来上がり。甘いタレを掛けてくれるお店もあるのですが、ここはテーブルの上にタレが置かれてありました。一緒にスープもサーブされます。まずはタレをかけずに1口。ちょっと物足りない感じと豚の油臭さが気になる感じ。今度は卓上のタレを少し掛けて1口。先程のような油臭さが和らいで、豚の旨味が前に出て来ます。
で、結局豚肉に万遍なくタレを掛けていただくのが一番美味しいと言う結論に。当たり前か?醤油とお砂糖の味付けに慣れた日本人には違和感なく受け入れられる味です。さすがにクリスピーと名乗るだけあって、ちょっと堅い感じの部分もあったのですが、美味しく完食。(妻はビール片手に1/2程を平らげました)ここでも水とビールを一緒にオーダーして、豚飯2つで合計B170。先ほどのお店と偶然にも同額。でも先ほどの麺屋のビールが大瓶、こちらが350mlのボトルということを考慮すると、食べ物自体は少しだけこちらの方が高価であると言えます。とはいえ、半分以上は飲み物代という事ですから、豚飯1杯¥100とちょっとって感じでしょうか。吉牛なんかは高級料理って思えてくる価格です。う〜〜お腹一杯!!

 

そろそろ気温も上がり、これ以上パトンに居ても体力消耗を招くだけのため、ホテルへ戻っていつも通りプールへ。持ち込んだ本も読み終えてしまい、ただただプールサイドで昼寝となります。とはいえ、これが理想的なPhuketの過ごし方でもあります。日射しもそれ程強く無く、もう充分下地?も出来た為、サンバーンで赤くなる事もないとの判断で、今日はパラソル無し。

夕方になって私は再度マッサージを受けたくなり、妻を説得。夕飯を食べがてら再びパトンに出掛けました。ホテルタクシーの中での会話。
運転手「どこに行くの?ショッピング?」
私「ショッピングはしないの。タイマッサージを受けてから夕食だよ」
運転手「良いマッサージ店あるよ。クリスティーって言うんだ。知ってる?」
私「本当に良いの???」
運転手「ホント、ばっちりですよ。プーケットでマッサージと言えばクリスティ。これ定説
私「何処にあるの?パトン?値段は?」
運転手「1時間200バーツ。普通の料金です。クリスティまで送って行きますね。」
ちょっとうさん臭いとは思いましたが、ホテルタクシーですし、取りあえず信用してみることに。案内された場所は以前何度か泊まったことのあるPatong Resort Hotelの裏(というか建物自体は同じ。パビリオンウィングの裏側)建物自体は何度も前を通っているので見覚えがありました。何と立派なビル。ちょと怪しい。
教えられた通りに2階に上がって行くと、正面に雛壇。女の子が十数人並んでいました。こ、これはマッサージとはいえ、セクシーマッサージの方では?というかそれそれ以外は思い付かない風景。雛壇の向かい側のベンチに座って品定めしている男性客が数名。こっちは夫婦ですから、違和感バリバリです。店員の人相もモロそっち系の感じ。あの運転手の野郎〜って思っていたら、私達の上がってきたのとは別の階段からさっきの運転手登場。そういう事ね。リベート欲しさに連れて来たって訳。最後の夜なのに参ったな〜(でも雛壇の女の子野中には割とは可愛い子もいました(^^;)
手招きされる方に行くと、普通のマッサージもあるみたいで、カウンターらしきものがちゃんとありました。ここまで来たら受けてみるしかありません。値段を一応確認して、2時間で400バーツというのを確認して個室へ。(個室といっても2人一緒に入れる6帖程のスペース)感じとしては薄暗くて、床にマットがひいてあるパトンメルリンのマッサージルームに似た雰囲気。(でも少し豪華)部屋に上がる前に女の子がお湯で足を洗ってくれました。おっ。なかなか良いじゃん。ローブに着替えていると、先ほどの売春コーナーに居たボーイが集金にやってきました。おいおい前金かよ!大人しく800バーツを支払うと、先程足を洗ってくれた子が上がってきてマッサージをはじめました。下手ではないけどとびきり上手いって感じでもありません。それに会話の中で早々に「気持ちよかったらチップをちょうだいね」ってしつこく言ってきます。気分悪し。妻の方も「なんだか嫌な感じでリラックスできない」って言ってましたが、まさにその通り。
しつこくチップを要求するマッサージ師を無視して早々に退出。ここには2度と来ることは無いでしょう。あの運転手、帰りに文句言ってやる!!!(タクシーは往復でチャーターしてありますから)

気分を取り直して、お楽しみの夕食です。今日は最後のPhuketの夜ってことなので、ちょっと奮発して?有名なタイフードのレストランに行く事にしました。

Baan Rim Pa
Paton Beachのダイヤモンドクリフホテル向かい側(海側)。
TEL:(076)340789

open 12:00−23:00
静かな湾に面した客席からは素晴らしいサンセットが見られる筈。建物は重厚感のあるチーク材で仕上げられていて、夕刻〜夜の海を背景にキャンドルの灯での食事は素敵の一言。
 料理は昔、王宮だけで出されていた料理の作り方を伝授された料理人の子孫を探し出して、そのレシピを学んだらしい。本格的宮廷料理とのこと。

バングラ通りからトゥクトゥクで一方通行の為ぐる〜っと回り込まねばなりませんが、5分程。(B50)乗った瞬間に大雨が降り出しました。暫くすれば止むだろうと気楽にお店まで。店の前まで来ると何か暗い感じ。でもお店は営業しているはず。きっと欧米人に心地よい照明計画なんだろうと気楽に店内へ。

店内は蝋燭の光だけで非常にロマンティック。席までの案内も蝋燭でお出迎え。でも何だか暗すぎる。席に着くまでに廊下の段差でコケそうになる…何だか変。ひょっとひて…て・い・で・ん?
どうやらそのようなんですが、お店の人もお客さんもマイペンライって感じで、生演奏のピアノが陽気に響いています。暫くすると目は慣れて来たものの、メニューの字がとても見難いのには参りました。特にワインリストは行間が狭いのか見ているとイライラしてきそうで、知っていて安心できそうなものをチョイス。料理は同様の理由もありコース料理としました。

前菜:左が私のもので海老を湯葉のようなもので包んで揚げたものとトートマンクン(海老のさつま揚げ)
右は妻のもので、アボガドやシーフードのサラダに揚げビーフンがクリスピーなサラダ。両方とも赤ワインというよりはシャブリの方が似合いそうな味。繊細な料理でした

どうやら前菜の後は一気に料理が並びました。これがタイ式?カレーに揚げ物、炒めもの、冷菜。1つ1つはローカルのお店よりも上品でどちらかというと淡白な印象。もう少し各々のパワーがあると良かったような気もしました。

で、最後にデザートってことでしょうね。お馴染みのフルーツに清涼感のあるゼリーというかムースというか…。ま、タイ料理ですからアイスクリームって訳にはゆかないのでしょうが、こってり甘いお菓子とコーヒーで閉めたい私でした。

食事中雨(というか風)が強くなって店の中に吹き込みはじめたようで、手前にいた団体さんが奥の席に移っていったりしましたが、蝋燭の明かりの中、楽しく食事が出来ました。デザート前位で雨が止み、軒下に下ろしてあったビニールテントが巻取られたのですが、なるほど良い感じで海が見えて、風も心地よかったです。晴天の夕暮れに再度訪れたいお店でした。会計しようとしたら、停電でCAFISが使えず現金での精算となりました。コース2種類(数種類有りました)と赤ワインでB2700ですから、雰囲気を考えれば安いと言えます。余談ですが、この時、トイレの水も流れなくなっていたようです。(妻談)停電だと水洗便所も泊まる国?

店の外に出てスーツをピックアップしにパトンに戻ろうとトゥクトゥクに値段を聞いたらB200って抜かしやがった。帰りは周り込まずに一直線。3分も掛からない距離です。「気狂いじみたお値段!さよなら」って告げて別のトゥクトゥクと交渉しようと思ったら、他に車は見当たりません。(^^;
仕方なく歩く事に。ちょっとだけお目かししてヒールの付いたサンダルを履いていた妻には悪い事をしましたが…B200といえば約600円。日本のタクシーでも同額で行ける距離でしたから、これ以上日本人が舐められない為&腹こなしには丁度良い?ってことでトボトボ海岸沿いを歩いて行きました。お店が並んでいる付近に近付くと、何だか変な様子。どうやらここも停電していたようで、殆どのお店は既に店じまい。人だけは溢れていて、何だかとっても妙な雰囲気でした。

あまり期待せず約束通り9:00にテーラーへ。案の定停電の為作業が出来ず、「10時に来てくれ」って言われてしまいましたが、お腹一杯で他で時間を潰す気も無かったので11:30にホテルのロビーまで届けてもらうよう交渉して、(ってことは待っていても11:00にしか上がらないって事ですよね)引き上げる事に。約束して居た場所で帰りのタクシーを待っていたら、別の兄ちゃんが声を掛けて来ました。クリスティーの文句を言おうと思ったのに、あの運転手逃げやがった!!明日の朝にでも文句を言う事にしよう。

ホテルに戻ってシャワーを浴びて、ひと休みしてからホテルのロビーへ。ターバン巻いた店主の息子が縫子を伴って現れました。一応すべての商品をチェックしましたが、全て問題無し。中々の仕上がりでした。仮縫いで注文を付けた部分も修正されていました。

Phuket最後の夜はこれにて終了。あしたはいよいよSingapore!

5日目はココまで【30 Nov.'01】