04Dec.2002…ベルリンからブダペストへ
Photo:ヴォロシュマルティ広場のクリスマスマーケット


 

間に合わなかったらどうしよう!という気持ちが抑えられず、6時頃にはすっかり目が覚め、荷造りの確認をする有様。小心者の我々です(^_^:

9:30の飛行機ですから8:30には空港に到着したいです。ここから空港まで上手くゆけば20分程。レンタカーの返却&間違えた際のリカバリーの余裕を見て7:30にここを出れば余裕のハズ。ってことで7:00からのホテルの朝食をいただいて出発することに。



誰も従業員の居ないレストラン。白人のおじいさんが1人静かに食事中。我々も勝手にコーヒーを入れ、ビュッヘで食べ物をピックアップ。コーヒーが美味しかった。他は…昨夜食べ過ぎた為か食欲無し。殆ど残す。

7時半前にチェックアウト。ホテル前の駐車場からCLIO君の最後のドライブに出発。駐車料金は約20時間でE13でした。

昨夜の計画通り順調に進みます。まだ夜明け前なので車は殆ど走っていませんから、通り名はちゃんと読み取れます。でもどうしてあんなに下に標識を付けるのでしょう??隣に乗用車が居るだけでもう見えない高さなんて…。

ミスなく高速までたどり着き、あとは飛行機マークの方にステアリングを切って行くだけです。ものの20分程でテゲル空港に到着。簡単じゃん!でもどこでレンタカーを返せば良いか判りません。普通"Rentacar Return”ってサインが出てるのに…仕方なく出発のゲートに横付けしてインフォメーションで尋ねます。早朝の為かガードマンのような案内の人だったのですが、この人が英語を理解せず、少し時間が掛かりましたが納得。一度外に出て再度入場し、長期駐車用の駐車場にカウンターがあるようです。言われるままに再度CLIO君で出発。駐車場の入り口に小さく"Hartz"の文字を発見。小さすぎ!!
チケットを取って駐車場に入るものの何処がカウンターか全く不明。2階をぐるぐる回って、今度は3階へ。やっと発見。ホテルから飛行場までの時間とさほど変わらない時間をかけてやっと返却場所に辿り付きました。

トリップメーターで407.9km一周していますから総走行距離は1.407.9kmって事です。昨年よりも少し距離が多い感じ。ディンケルスビュールからドレスデンまでの走行が距離が伸びた原因でしょう。CLIO君はフランス車らしくソフトな乗り心地で大満足。不細工と思っていた顔もなんとなく可愛く見えてきます。カウンターのお姉さんに書類と鍵を渡してダンケ!って去ろうとしたら、「駐車券もおくれ」って言われて「車の中だよ」って言ったら「取ってきて」って(^_^:。再び鍵を預かりチケットを回収して本当に終了。

右の写真は駐車場ビルから空港ターミナルへの連絡通路の途中にあった電車。スナックスタンドになっているようでしたが、今はもちろん営業時間ではありません。反対側にテーブルが出ていて、正直言って「通路にこんな大きなもの置くんじゃない!」って感じ。我々のようにスーツケースを引きずる人にはかなり邪魔かも。(これで営業中だとさらに大変な感じ。)

テゲル空港は円形のターミナルで、その内側が短期の駐車場やタクシー乗り場になっています。入国出国の手続きやバゲージの受け取りは各ゲートで。利用者は自分の利用するゲートの前まで車で来る事ができます。それ程規模が大きくないので出来る芸当なのかも知れませんが、合理的で良いですね。短時間の駐車の人は駐車料金が少し高いけど至近距離の駐車場へ、長時間駐車の人は屋根付き&別棟の駐車場へってことで住み分けできるの位は見習えそうですね。

上の写真はその円形ターミナルの内側の写真。左の写真のブルーの柱が空港の中心ってことになります。送迎は便利そうです。何処かの国のように二重駐車をしたり、怪しい白タクは当然居ません。

でもこのテーゲル空港もそのうち取り壊しとか。ベルリンには空港が沢山ありますから、統合されるのでしょうね。

いよいよドイツともお別れです。

CLIOクン本日の移動距離
ベルリン市街〜テーゲル空港
14.9km
【累計】1407.9km



初めてのマレブハンガリー航空。定刻通り出発して軽食(朝食?)が配られました。ベーグルとハム、そしてムース系のデザート。別に美味しくもなく不味くもないって感じです。(コーヒーは不味かった)
このフライトはベルリン〜ハンガリー間をLHが就航していない為に別手配をしてもらったものです。日本での代理業務を行っていた会社が扱いを止めたりして、日本とは縁が薄いキャリアだとは思います。印象は…地味です。



ちゃんと定刻にブタペストに到着。このサイズの飛行機は昔ローマからナポリに飛んだとき以来かも。
空港は小じんまりとした近代的な建物でした。私は普通に入国をしたのですが、妻が難くせ付けられて30分以上足留め。パスポートの写真と実物が違うとか。クレジットカードの写真を見せたりしても全然ダメで私は大使館に電話を入れようかと思っていたら、やっと解放。団体旅行の人たちのパスポートは写真も見ずにスルーさせているのに…賄賂が欲しかっただけだとは思うのですが、まだ現地通貨を持ってませんでしたし、払うつもりも無いですから…。ベルリンに引き続き、ここも悪印象か?

取り急ぎ現地通貨をとATMに向かったら、通信不能のようで、隣のターミナルまで移動してやっと現地通貨をGet。各ターミナルに1台づつしかATMが無いのも不思議ですね。現地通貨フォリントへの換金は事前に得た情報だとあんまり良くないらしいので、すべてキャッシングで済ませることにしました。エアポートミニバスとやらでホテルまで。帰りも予約して2人で往復 F7200(帰国後清算したら1F=0.54円でしたから一人片道1000円以下です)30分程でホテルに到着。

INTERCONTINENTAL BUDAPEST
Budapest V. Ap當zai Csere J.u. 12-14 H-1368 Budapest Hungary
Tel: +36 1 327 6333 | Fax: +36 1 327 6357 |

ドナウ川のほとりに建つ良いローケーションのホテルでした。川の向こう側には王宮が見えます。荷物を置いて早速街に出てみました。すぐ裏のヴォロシュマルティ広場でもクリスマスマーケット?が開かれていました。あんまりクリスマスとは関係ないのかも知れません。お土産物系が充実したマーケットでした。


ドナウ側からヴォロシュマルティ広場を望む


クリスマスマーケット。ヘレンドというより…でも結構可愛い


クリスマスマーケット。旧い街並の中でこの色使いは目立ってました



お腹が空いていたので適当なお店に入りました。メニューが写真で見やすかった為。初グヤーシュに挑戦。(左下)牛肉をパプリカで煮込んだスープなのですが、これは美味しいです。ハンガリー版豚汁ですね。暖まりますし、見た目と違ってヴォリュームもかなりのものです。
メインは私 :シュニッツエルと妻:チキンのクリーム煮。これにビール一杯、ワインを2杯、エスプレッソで仕上げて約F10,000でした。お店の雰囲気と料理の質からするとちょっと高い??

PLANET CAFE

レシートに住所も電話番号も載ってませんでした
ヴォシュロマルティ広場からVaci st.に入って左側
周りのお店の中でも浮いているのですぐに判ります

食後は「i」でツーリストチケット(3日券)@F1700を購入し、バスに乗ってドナウの対岸、王宮まで行ってみました。くさり橋を渡った所でケーブルカー(別料金@F450)で丘の上まで。



王宮劇場前からくさり橋を望む


ドナウの向こうに見えるのが国会議事堂(だと思います)


左:マーチャーシュ教会
右:途中で見かけた素敵な建物。黄色い壁と青い屋根が綺麗でした



ウィーン門近くのマーリア・マクドナルド塔でのレリーフ

地下洞窟の入り口を探してウロウロしたのですが、地図上にはあるのですが、どうしても見つけられませんでした。(こういう時に限って人が誰も通らないんです。)でも、王宮から見下ろすドナウ川も見えたし、ジョルナイの陶器の屋根などのブタペストらしい街の雰囲気も堪能しながらのお散歩で充分満足。王宮の丘内もバスがぐるぐる回っているのですが、ウィンドスクリーン上方に表示されるデジタルの行き先表示がここだけ王冠マークになっていたのが印象的でした。

マーリアマクドナルド塔の荘厳な姿を見ながらウィーン門から王宮の丘を出て坂を下ってモスクワ広場まで降りてみました。
ここは地下鉄をはじめ、数本のトラムが集まる賑やかな場所でした。時間の流れが止まったかのような王宮の丘とは対照的に、近年ドッと流れ込んで来たのであろう西側の商業主義を強く感じるます。象徴的なマクドナルドの赤&黄のサイン、そして日本の家電メーカーやフィルム会社の屋外広告など…目立ちはしますが、まだ溶け込んではいませんね。

写真の中央左の建物が地下鉄の駅です。左側から伸びる橋を使って降りて行きました。橋脚や壁面に残るラクガキに何となく共産圏を感じます。馴染みのあるフランスやドイツ(旧西)、イタリアなどのそれとは明らかに雰囲気が違います。(生憎現地語を理解出来ない私たちにはメッセージの意味が分かりませんが…)

で、地下鉄駅に入ったときに私服の検査員からキップのチェック。(基本的には切符のチェックを受ける事なく、見つからなければ無賃乗車もできそうなのですが、見つかると当然罰金というシステム)このチェックの仕方がモロ共産的、目が合ったら顎をクッと一瞬突き出す仕草。かなり嫌な感じ。(でもこれは数回経験すると慣れました)
プラットホームに降りるための地下に続く長いエスカレータ(「永田町」の半蔵門線〜有楽町線クラス)がこれも地下シェルターに向かう様な感じでクールです。それにスピードがやたらと速いんです。日本のエスカレータの倍近く?もともと東京のそれは異様に遅いと感じているのですが、感覚的にはブダ>>パリ>>>>>東京って所でしょうか。お年寄りでも普通に乗っているのを見るとこれも「慣れ」なのでしょうかねぇ?


再び宿に戻ってきたときに泊まっているホテルとドナウ川の間の通路で焼き栗の屋台?を発見。大好きな妻は早速購入。ちゃんとインターコンチの袋に入れてくれたました。部屋に戻って先ほどヴォロシュマルティ広場駅のまわりを探しまわってやっと仕入れた仕入れたビールと水のお供となりました。(どこの街でもスーパーやコンビニはすぐに見つかるんですが、ここでは大変。メインストリートには土産屋しか無く、裏路地などをグルグル歩き回ってやっと小さなお店を発見しました。)それにしてもこの焼き栗10個でF250は少し高いような…それに10個中3個は腐っていて食べられませんでした(^_^:

装備を整え、いざ待望の夕食の場所を検討しながら再び外出!この季節ですからそろそろ日没です。


夕暮れ時の王宮。ドナウ川に浮かぶのは遊覧船



先ほどのクリスマスマーケットにて

上の屋台のレジ横にある焼き立て?のケーキらしきものに興味シンシンで、速攻購入。切り分けてソースを掛けて手渡されたそれはとても美味しそう。これでF280ですから\150ってところでしょう。掛かっていたのはカスタードクリームとコンデンスミルクの中間のような味(ちょっと薄味)で肝心の中身はというと、すっかり期待外れ。出来損ないのパンのよにパサパサでお味の方も???。空腹な時に食べてこれですから…。これで商売として成り立って行くのか、心配してしまいました。
この時間、ドイツのクリスマスマーケットとは違い、仕事帰りの人が集まってちょっと笑談するって感じの人が多いように感じました。場所によっては新橋のガード下状態な所もあったりしてほのぼのした雰囲気。

で地下鉄でセニーチェ温泉近くのバゴイバールというレストランに向かいました。

地下鉄を降りるとツンと鼻を突く硫黄系の匂い。この時間すでにセニチーエ温泉は店じまいをしているようでした。動物園の隣の目指すお店は残念ながら貸し切りパーティとのことで入る事が出来ませんでした。


市民公園の池は温泉になっています。
湯気が立ち上った向こうに見えるのは英雄広場

それでは、ということで再び地下鉄に乗ってFerenc Korut(oとuにアクセント)まで。応用美術館の入り口天井でレヒデルエデンに感動しながら目指すは次点候補のカルテンベルグ。


美しい!!!!!





KALTENBERG SOROZO
KINIZST U.30-36
Tel (1)2159792

小さな入り口を入って地下に降りると、大きな空間が広がっていました。インテリアは重厚かつハンガリーらしい調度で整えられています。観光客慣れしているウェイターが席まで案内してくれました。左列が私のオーダー。メインはターキーの包み揚げ。妻はフォアグラのソテー。名物トカイワインはハンガリー料理とベストマッチ。デザートまで充分堪能できました。これでF10,160ですからお腹も財布も大満足です。ここのグヤーシュスープは昼のものより洗練された味でサッパリ系。



夜のくさり橋。

ブダペストは想像していた以上に美味しい街です。

第6日目これにて終了29Jun'03