06Dec.2007…Stuttgart〜Augsburg〜Freiburg
そしてオーストリーに入ってSalzburgまで。




 今日は長距離の移動のため8:30には出発しようと考えていたのですが、車が心配であったため、7時前に朝食を済ませ、早々に出発する事に。
 今朝の朝食は昨夜駅のスーパーで仕入れたチープなクロワッサン(チョコレート入り)とインスタントコーヒー。早速ポットが大活躍。
 クロワッサンは、見た目の通りの味ですが、カロリーと脂質は予想以上に高そう(^_^:
 チェックアウトを済ませ、ホテルの外に出た時の雰囲気はこんな感じ。写真だと静かな感じすら感じますが、実際の空気感は殺伐としています。住環境は劣悪。2度と泊まりたくはありません。
 荷物を引きずって歩く事7〜8分。車は無事でした。とても寒い。
 エンジンを掛けて温かい空気が出てくるまで待ちます。日頃シートヒーターに頼り切っている私達にとっては、少し辛い瞬間です。
昨日の走行距離は、24595-24191=404kmだったようです。ナビの理論値よりも36km程余分に走っているのは、ルートリンゲンに行く際に路を間違えた分と昨夜駐車スペースを求めて彷徨った分。今日は無事に旅行できますように!
 アウトバーンに乗ってアウグスブルグを目指します。朝の高速は快適。ヒーターからは心地よい温風が吹き出し、かなり幸せ。


 SututtgartからAugsburg間での距離は162km。旅行時間は約100分、初のドイツ旅行の時から、その後も何度か通過はしているのですが、立ち寄ったことがない街です。その理由は、規模が大き過ぎて時間が読めそうにないから。(ロマンチック街道では最大の都市人口26万人程度)


 少し気構えて侵入したAugsburgは、確かに規模は大きいですが、落ち着いた雰囲気の街でした。Tomtomには市庁舎前広場を目的地に入れてありますが、目的地まで1kmを切った辺りで、空いているパーキングに駐車し、街を散策しながらマーケットを目指す事に。
CITY-GALERIEという大きな商業施設の駐車場にASTRAを入れました。ここからクリスマスマーケット会場までは、遠くても1km程の距離。(但し、歩く方向を間違えなければ)
このビルは3層構造の商業施設となっており、スーパーや電気店の他に多くのブティックなどが入っていました。左は1F出口付近に飾ってあったクリスマスデコレーション。よく絵本で見かけるキャラクターなのですが、名前は何だっけ?クッキーマン??
案の定、歩く方向が微妙にずれていたようで、やっと場所を把握出来たと思ったら、かなり遠回りしていることに気付く我々(^_^:
地図では判りませんでしたが、市庁舎は高台にあって、かなりの上り坂。
お陰でアウグスブルグの朝の表情を満喫できました。歴史を感じさせる美しい街です。
 会場に入って目に入ったのがこのグルッペ。それほど精巧ではありませんが、丹誠込めて作った感が伝わってくる作品でした。
 会場全体は↓こんな感じです。まだ朝早いので、準備中のお店も多く、来場者も殆どいません。
 早速カップをチェックに入る妻。いまひとつパッとしない感じでした。
 何店か回った結果、購入したのはこのカップ。レギュラーのものではなく、記念品として売られているもののようでした。他のカップとは明らかにクオリティが違います。ボーンチャイナではないと思いますが、それに近い肉薄&丈夫そうなカップです。カップだけで4ユーロ。
 下はドイツルネッサンス建築の最高傑作と言われる市庁舎。by エリアス・ホル

 帰り道、コッチだ!と思って降りて行った坂はまたもや外れ。5〜10分程度で駐車場まで辿り着ける筈なのに、結局ぐるっと大回り。途中で道を尋ねて道案内してもらうという30分以上のミニウォーキング大会の結果、やっと先ほどのシティガレリアに帰ってきました(^_^:

 次は、ここからすぐのFreiburgを目指します。距離にして8km、15分程の距離です。






 ローカルな道をナビを頼りに進む事12分程。目的の街に到着しました。っていうか、街自体は先ほどのアウグスブルグの一部といった感じです。
 車を地下の駐車場に入れて、地上に上がってくると、異様にのんびりとした雰囲気。街を歩く人影も少なく、クリスマスマーケット特有の華やいだ空気は微塵もありません。しかし、会場となっている教会はすぐ目の前。
 下の写真は、通りのパン屋さんのショーウィンドウ。クリスマス用のお菓子がとても可愛く並んでいました。何気に右上のツリー型のチョコレート菓子は美味しそうです。
会場となっている教会の前には、ちゃんとクリスマスマーケット開催のサインが。
中には屋台が沢山並んでいるのですが、全て蓋がキッチリと締められています。
観光局の資料によると、開催時間は10時〜21時30分(日曜は11:30〜20時30分)となっているのですが…
ということで、Freiburgのクリスマスマーケットは、残念ながら体験する事は出来ませんでした。

気を取り直して、次の目的地。オーストリーのザルツブルグを目指します。
オーストリアに関しては、ガイドブックも地図も何も用意してきませんでした。ネットで調べた情報を参考に、途中のIrschenbergというパーキングで休憩。美しい風景と表現されていた教会は、夏場であればキレイにコントラストが出て美しそうですが、冬の曇天の元では、今ひとつ盛り上がらない感じでした。
オーストリーに向かうアウトバーンはかなり渋滞。オーストリーの高速道路は有料(国境近くのアウトバーンのガソリンスタンドで10日間有効のチケットで、EUR7.60となっていました。)とのことで、国境の手前Pidingでアウトバーンを降り、下道でザルツブルグを目指しました。


 オーストリーは残念ながら小雨。アウトバーンを降りてから20分も走れば、目指す今日の宿の近くに辿り着きました。ドイツと殆ど変わりはなく、言われなければ国境を越えたという事は判らない位。

 ホテルの駐車場に車を入れて、チェックイン。

Renaissance Salzburg Hotel
Congress Center


Fanny-von-Lehnert-Strasse 7
Salzburg, Salzburg 5020 Austria
Phone: 43 662 46880

http://www.marriott.com
マリオット系列のこのホテルは、中央駅の近くに位置し、大聖堂までは徒歩20分程と少し遠いのですが、充分に満足出来る部屋でした。インテリアも落ち着いた色彩で、ゆったりと過ごす事が出来ます。

 フロントで地図を貰うと、クリスマスマーケットがプロットされた観光用の地図でした。ザルツブルグのクリスマスマーケットは、数カ所に分散して開催されているようです。先ずは一番近くのミラベル庭園前のクリスマスマーケットに向かいました。


サウドオブミュージックの撮影場所として有名なミラベル庭園の前の歩道には、小じんまりとしたクリスマスマーケットがあります。グリューワインからブルスト、そして各種オーナメントまで、一応ほぼすべてのアイテムが網羅されており、落ち着いた雰囲気です。
マカルト小橋から見た旧市街の様子。丘の上には、ホーエンザルツブルグ城が見えます。雰囲気的にはヴェルツブルグに似ている印象。
下の大きな写真は橋の中程から反対側を撮ったもの。冬のヨーロッパらしい写真で、気に入っています。
橋を渡り、旧市街に入ると、至る所でクリスマスらしい屋台が展開されており、この感じは初体験。クリスマスモノとモーツアルトモノが混在した品揃えは、オーストリーならではのものかも知れません。
こちらは自然科学博物館方面を観た様子。左右の建物のアーチを潜るとそれぞれが上の写真のような感じで、クリスマスらしさを盛り上げています。小さな広場があったりすると、そこでもミニマーケットが開かれていたりしました。
レジデンス広場前のオーナメント屋台の様子。
手作りっぽい小さなものも多く、いかにも仕入れましたというシュツットガルトの屋台とは少し違った様子。でも、気軽に何個も帰る程安くはありません。
大聖堂前には、セントニコラウスが登場し、新生児を抱き上げて祝福をするって感じの行事が行われていました。(彼には、後程再会することになります)
ランチはブルストに。BOSNAというのがここのソーセージの種類?
ここの屋台は写真に番号が振ってあり、注文が容易になっています。
私はザワークラフトとのコンビを。妻はシンプルにパンに挟んだだけのものを注文。2つで7.2ユーロ。
ソーセージは癖もなく食べやすい味。ザワークラフトも程よい酸味で美味しくいただけました。
2人ともお酒を飲みたく無かったため、カップだけを購入。2ユーロ。年号は手書きです(^_^:
このパターンは結構多いのかも知れません。
松ぼっくり系のオーナメントを中心に品揃えを行っている屋台。今までのマーケットの中では一番オーナメントの種類が豊富な気がします。
レジデンツ広場のツリーはこんな感じ。大きさの割にシンプルな飾り付けに見えますが、実際はかなり多くの電飾が用いられていました。(夜見ると、印象が全然違います。)
こちらは、フエルトで作った天使のオーナメント。手作り感バリバリで、子供でも作れそう。
大聖堂近くのインビスでコーヒーを好ニュ。ブルストやポムフリも売っていました。しかも屋台よりも平均1ユーロ程安い価格設定。(コーヒーは期待以上の味)
ホーエンザルツブルグ城の中庭にもクリスマスマーケットがあるという事が判り、ケーブルカーを使わず徒歩で昇ってみました。入場料@3.8ユーロを支払ったのに、入場すると既に各施設は撤収済。しかもクリスマスマーケットは開催されておらず(屋台だけは置いてありましたが…)散々な結果に。
左は城壁内の通路。上り坂&砂地で結構危険。滑ります。
お城からの夜景。雪をいただいた山々を背景にしたザルツブルグの街並はとても美しかったです。(これだけでも価値有り?)
帰り際に見上げたホーエンザルツブルグ城。ライトアップされていて、それなりにキレイ。
再び大聖堂近くまで来ると、セントニコラウス&鬼の行列が。鬼がかなりリアルで不気味だったのですが、写真が上手く撮れませんでした。妻は捕まり、マントの中で頭を揉みクチャにされ、泪目。
子供達は手作りの鬼の仮面で、行列の後を付いて行きます。(これは可愛い)


 そろそろ夕飯をということで、これだけは、事前にネットで調べて来たお店を探すものの、見つからず、少しの間徘徊。
 結局は適当なお店に入ることに。




Zipfer Bierhaus

Sigmund Hafner Gasse 12
Salzburg, 5 5020 Austria
+43 662 84 0745
何となく懐かしい感じの食堂といった赴きのこのお店。雰囲気は抜群です。お客さんは、地元の人も多かった様子。写真左に移っているお店のオジサンは、細かい気遣いが出来るナイスガイ。
寒かったため、2人ともポタージュスープをスターターにしました。(かなりのボリューム)
地ビールとガス水、そしてフランケンワインをグラスで注文。(それぞれ適宜お代わり)
ワインは、若い感じがするものの、上品なキレのある味。美味しかった。
妻はビーフシチューをオーダー。とても美味しかったそうです。
仕私は、シュバイネブラーテンを。凄いボリュームでしたが、見事平らげました。付け合わせの団子は久しぶり。(これは完食できず…)
仕上げはお約束、ザッハトルテ。
これを食べている時に、聞き覚えのある鈴の音が…嫌な予感。
何と、ナマハゲ宜しく、お店の中にセントニコラウスご一行が乱入。各テーブルを回って恫喝を開始します。再び妻はオモチャにされて泪目。(マジで泣いてしまいました)東洋人は子供に見えるのでしょう。
この後、セントニコラウスが回って来て、あめ玉を恵んでくれました(^_^:
その後、少女が献金ようのカゴを持って回ってくるという流れ。
本当に怖かったらしく、半べその妻をなだめつつコーヒーで締めくくり。締めて56ユーロの食事でした。(除くナマハゲチップ)まずまず満足。


 
食事後再びクリスマスマーケットに戻ってみると、多くのお店は撤収開始。人も随分少なくなっていました。
昼間は地味に見えたツリーは本領発揮。燦然と輝いています。
で、我々も宿に戻ることに。
帰り道はかなり遠く感じました。午後は殆ど歩き通しであったため、足がパンパン。
右の写真はホテル近くの中央駅の様子。少しチープな印象。

 長いザルツブルグの1日はこれにて終了。着いた当初はドイツの延長のように感じた印象は、やはりドイツとは少し違う雰囲気を感じる事ができたような気がします。クラッシックやオペラが大好きな人しか楽しめないかも?と思っていた心配は、見事裏切られた感じです。ザルツブルグのクリスマスマーケットはかなり楽しい。

明日は再びドイツに戻ります。

  泪と歩き疲れの7日目は、これにて終了。
12Mar.'08