05Dec.2007…Fulda〜Ludwigsburg〜Esslingen am Neckar
そしてReutlingenに足をのばしてから、Stuttgartまで。




このホテルは朝食が付いていたため、今回の旅行初めてのブッフェによる朝食。
レストランは昨日の喧噪が嘘の様に静かな空間に変っていました。一体何時頃まで続いていたのでしょうか?どんなに早くても2時前には終わっていなかったような…。
絵に描いたような普通の朝ご飯。
今回の旅行で初めてのまともな朝ご飯。寝ぼけた頭にはシュトレーンの糖質の方が即効性があるような気もするのですが、オレンジジュースで始めて玉子にハムににソーセージ、そしてインスタントでないコーヒーで締める朝食は、旅行に来ている感を感じます。
朝のメーター表示。
昨日の走行距離は24191-23860=331kmだったようです。今日は2プラン用事していますので、短いコースは294km。もう一方は367km。
Mioは電波が良好な状態で電源を落として、再度その状態で電源を入れれば、割と早くに現在地を把握できるような感じです。今日は快調!
この車にもドライビングコンピュータが装備されており、平均燃費や瞬間燃費などを表示してくれます。割とエコ運転をしているのですが、リッターあたり10kmを越えるのはちょっと無理そうです。


 約2時間、250km程の距離を走ると、今日の最初の目的地はLudwigsburgに到着しました。


パーキングの案内に従って適当な駐車場にASTRAを滑り込ませます。会場まで1kmを切っているはずですが、外に出てもさっぱり方角が分かりません。少し怪しくなったので、歩いている人に聞いてみると…やはり全然違う方角に歩いていました。
Potsdamの悲劇を繰り返さない為にも、判らなければ聞いてみるのが一番です。
会場に向かう途中、道路の分離帯部分に作られていたマンモスのオブジェ。
板を重ねて旨くシルエットが作られています。車に乗っている時に見つけたら、思わず凝視してしまいそうな程素敵!
同じく別の場所にはシロクマや槍を持った人間のようなオブジェが。
何かのストーリーになっているのかも知れませんが、詳細は不明。
先ほどのオブジェから約5分でマーケットの会場に。ここは予想よりも大規模な会場でした。
ニュルンベルクのクリストキントのようなオブジェが幾つも立っている光景は今までに見た事のない風景。多分これも夜のライトアップで映える演出だと思います。
ここのマーケットは地元の人よりも観光客の方が多い印象でした。
ここのカップは何種類も存在するようで、お店によって形も色も違っていました。何件か回って、他の人が飲んでいるカップをチェック。地名が入っている事を確認してからグリューワインを注文します。
ここのカップは昨年まで大流行していた?ブーツ型のカップです。
デポジット込みで3.5ユーロ。デザインはどこか昔のフィオルッチを彷彿させるイラスト。
こちらは、会場の平面図。真ん中の円形場のレイアウトによってうまく華やかさが出ていたと思います。
屋台自体も手の込んだものが多く、パン屋などは本格的な窯を仕込んであったりして、とても短期間の営業用とは思えないものもありました。
ロマンチック街道の方のローテンブルク名物、シュネーバルの屋台。
見た目は美味しそうなのですが…。以降自粛。

 行きは駐車場から30分以上歩いて到着したのに、帰りは駐車場までたったの5分。出口を間違えると大変なことになるのを改めて実感。

 次は、今回の旅行の中で最も期待しているエスリンゲンのクリスマスマーケットです。ここから約26km、30分程の距離です。






 クリスマスマーケット関連の掲示板やフォーラムではどこでも人気が高いエスリンゲン。なぜか観光局のパンフレットにも紹介されていませんし、地球の歩き方どころか、ロンプラにも紹介されていませんでした。とりあえずTomtomの案内だけを頼りに、街に到着。あとはサインに従って駐車場に車を入れました。ルートヴィスブルグのように迷う心配は全くありませんでした。地下の駐車場から地上に出ると、クリスマスマーケットを目指すであろう観光客が沢山。
 判りやすさはニュルンベルク並かも?
ゲートも屋台の屋根も生木(もみの木?)で作られており、とても良い感じでした。。
クリスマスマーケット会場に向かう途中にあった教会での1コマ。質素な教会でしたが、造形が美しかったです。
屋台の屋根に飾られているのはイノシシ。別にイノシシ鍋の屋台ではなかったのですが…。

↓会場はこんな感じ。この時間帯でこの人出というのは、かなり賑わっているマーケットだと思います。
会場の奥の方はオールドスタイルのマーケットとなっています。
背景に見える街並も美しく、ネットで人気がある理由がとても良く判ります。
大道芸が街の至る所で開催されていました。コスチュームを見ているだけでも楽しくなって来ます。
左の赤い建物が市庁舎?この建物はエスリンゲンのサイトにもよく登場しています。

↓会場の向こう側に見えるのは多分、葡萄畑。
オールドマーケットの屋台。確かに雰囲気のあるカップなのですが…
ここのマーケットも食べ物が充実していました。特に珍しいものには出会えませんでしたが、ソーセージも串焼きも同じアイテムを売っている屋台が沢山あるため、選択の自由度が高く、人気店とそうでない店の差も大きいようでした。
民族衣装を纏って踊るダンサー。両手に持った布を巧みに操って独特の雰囲気を作り出していました。後ろに居る茶色のコートの男性が笛を演奏しています。
犬連れはそれ程多くはありませんが、どこの会場にも必ず居ます。でも、日本のように鳴き声を聞くことは滅多にありません。
グリューワインのカップはデポジット込みで3.5ユーロ。
年号は入っていませんでした。この形も何ヶ所かで見かけました。(バリエーションとして赤いのも有った感じでした。)
ランチにしよう!ということで、色々食歴のないものを探しまわったのですが、結局はソーセージに。
右が購入したお店のメニューです。数種類のソーセージ+焼き方+カレーの有無でバリエーションが構成されている感じですね。
私は上から2番目、1/2 METER BRATWURST 4ユーロをチョイス。見た目はシンプルですが、やっぱりドイツのソーセージは美味しいです。(思想像以上にお腹も膨れます。)
妻は一番上、ROTE-WURST 2.5ユーロ。このソーセージもとても美味しそうでした。
パンを全部食べずに、半分程度残して食べるのが、胃がもたれない秘訣なのかも?
左は駐車場の上の建物。何と警察署(^_^:
観光地にも関わらず、路上駐車も少なく規律が守られているという感じはドイツならでなのかも。
こちらはネッカー川を渡った市街地の様子。屋根から飛び出した綱(棒)渡りのオブジェが目を引きます。
レストランなども沢山有りそうで、宿泊してゆっくり滞在しても楽しめそうな街であることが判ります。

 エスリンゲンのクリスマスマーケットは噂通り素晴らしいマーケットでした。規模が大きく来場者が多いマーケットは他に沢山ありますが、そこそこの規模&ドイツらしい街並&特徴の在る屋台という点で考えると、今まで見て来たマーケットの中でベスト5に入るような気がします。但しこの街、宿がなかなか取れません。

 ここまで予定通りのスケジュールで回ってこられたため、オプションとして用意していたルートリンゲンまで足をのばすことにしました。
 道すがら今日の宿にチェックインを済ませてから向かう事に。今日の宿はシュトットガルトの外れの安宿です。(ここも手配をしたのが少し遅く、手頃な値段で宿泊出来たのがここだけでした。)

Astro Hotel Garni Stuttgart

Wasenstr. 15
70327 Stuttgart, Germany
+49 711 489077-0

www.aparthotel-astro.de/
部屋は普通でしたが、手入れが行き届いた…とは少し言い難い感じ。
何よりも周りの環境が荒んでいて、
絶対にお勧めできるホテルではありません。ここに停まるくらいなら、多少走っても別の街にした方が吉。周りにはスーパーなどもなく、何よりもちゃんと駐車出来るパーキングは徒歩圏にはありません。

荷物を置いてすぐに再び出発。ホテルを出て10分程でシュツットガルトのクリスマスマーケット会場に到着しますが、そこを通り越し、ルートリンゲンを目指しました。途中長いトンネルがあるのですが、これが鬼門でした。ナビゲーションとして利用しているMio+Tomtomの組み合わせでは、GPS頼りですから、自立航法ができません。延々と続くかのような大渋滞のトンネルの途中で分岐点があったのですが、コッチだ!と思ったルートは見事に外れ。トンネルを抜けて暫く行くと、Uターンをしなければいけないこととが判明。再び渋滞の中に踏み入れ、正しいルートに戻るまでに30分以上のロス。ま、これは仕方ありません。


 ガイドブックには何の情報もないこの街、観光局のデータにも日本語での説明はなく英語のみでした。
街に入って、目星を付けた場所まで車を向けると、こんな感じのパーキングの案内が沢山出て来ます。これがドイツの優れているところ。デジタル表示であと何台駐車可能かが一目瞭然。
このくらい日本の駐車場でも出来そうなのに…
適当な駐車場にAstraを停めて、教会の大屋根目指して歩きます。
途中で見つけた花屋さん。見事なプレゼンテーションです。このままパクって青山辺りでお店を開いても話題になりそうな感じです。
入場料を払えば、テントの中に入れてくれるようです。この施設は始めてみました。
リアル羊を絡めたグルッペ。割と安直。
教会の回りに屋台が並んでいます。素朴な感じのクリスマスマーケットでした。
観光目当てで訪れる人はそれほど多く無い感じで、歩いているのは地元の人が殆どという印象。
小さな街のアドベント時期のお楽しみ!といった感じで、これはこれでなかなか良い雰囲気です。
かなり手抜き?というか安直な飾り付けの施された屋台でグリュワインを購入。ここもデポジット込みで3.5ユーロでした。
なかなか味のあるデザインのカップでした。手書き風のフォントと優しいタッチのトナカイ、そして端に入った紋章が他では見た事のない暖かみを感じさせます。
リコーダー1台の伴奏で歌う少女達。ちゃんと見せ金というか種銭が置いてあるのですが、今のところ売上は芳しくない様子でした。こういう収益は彼女達の小遣いになるのか、それとも教会に献金されるのか…多分前者なんだろうなぁ?
20分もあればマーケット全体をゆっくりと見て回れる感じでした。
これはこれで満足度はそれ程低く無いマーケットでした。


 再び渋滞のトンネルを抜けて、今度はシュツットガルトを目指します。ここからは48km程の距離。予定では46分となっているのですが、トンネル渋滞のため1時間強掛かりました。
 シュツットガルトはこれで3回目。でもクリスマスマーケットは始めての参加です。何となく土地勘めいたものも醸成できていますから、市庁舎に近そうなパーキングに車をとめて、いざ出発。


 パーキングを出た所にあるのが、このLeonhardskirche。毎回写真を撮ってしまう程素敵な教会です。(後に登場するグリューワインのカップにもしっかりと描かれています。)

 それにしても、さすがシュツットガルト。凄い人出です。クリスマス休暇に入っている人はまだそんなに多く無いと思いますし、まだ17:00前ですから、仕事をしている人達はまだオフィスだと思うのですが…。
 世界中からクリスマスマーケットを楽しみにドイツを訪れる観光客のうち、かなりの割合の人がシュツットガルトを訪問先として選択している結果?

 地下鉄のRathaus駅の構内を抜けて道路を横断し、そのままデパートへ入ってトイレ利用&暫し物色。行く先々でスコッチ関連の小物や玩具を探すのですが、最近は全然巡り会えません。唯一スコッチがミルクを飲んでオシッコをするという玩具を見つけたのですが、あまりにも幼稚な造り&体長40cm程と少し大振り&値ごろ感の無いプライス(確か50ユーロ程度)であったため、見送りに。(その後シュタイフなどを中心に扱っている別の玩具屋も見たのですが、結局収穫はありませんでした。)


会場に入ってすぐに有ったのがグルッペ。これがまた安直な造りで、デパートのマネキンを借りて来て適当な衣装を着せました!って感じのもの。馬小屋の雰囲気はよく表現出来ているような気もしますが…総体的には、残念!!って感じ?
シュツットガルトのクリスマスマーケットの特徴といえば、屋台の屋根の飾りが豪華なこと!という事前情報を持っていなくても、異様に力の入った装飾の数々を見れば誰もがその特徴を理解するハズです。中には耐荷重の計算がちゃんとしてあるのかしら?と心配になるようなものも見かけましたが…
こちらの飲み物の屋台の屋根は人形を使ったジオラマ風の造りで、高さは無いもののかなり人目を引く仕上がり。(周りに強烈なコンペティターが無いことも大きな要因かも知れません。)

下のツリーの背景となっているのが、シュツットガルトの市庁舎です。
カップの柄を確認してからグリューワインを購入!と思ったのですが、妻も私もグリュワインを飲み飽きた感じで、今回はカフェラテを注文。カップを1つ返却してトータル6ユーロ。(カップのデポジットは2ユーロだったような記憶がありますが、自信無し)
先ほどの教会のイラストがしっかり入っています。その上の跳ね馬の紋章はシュツットガルトのシンボルです。このマーク、ポルシェのエンブレムにも入っていますし、フェラーリのシンボルとしても有名ですね。(フェラーリはイタリアなのに?という方は検索すれば、その経緯が判ると思います。)
市庁舎の玄関の階段を昇ったところからの眺め。時計塔から垂らされているイルミネーション越しに見るクリスマスマーケットはとてもキレイでした。
トイレを借りに市庁舎に入ったのですが、面白いエレベーターを発見。まさに箱が上下している感じで、慣れないと少し怖い感じ。でも老人や子供も普通に使っていましたから、慣れると平気なのかも。エレベーターを待つという行為が無くなるため、効率が良さそうです。
こちらは青色を基調とした凝ったイルミネーションが施された屋台。想像ですが、雪が積もるとさらにキレイだと思います。(但し在る程度まででしょうが)
このページのタイトルに使った写真です。プレゼンテーションが秀逸!赤系だけをこれだけ集めて見せられると、凄い迫力です。(隣には青系、銀系などもありました。)
マルクトハレ付近の様子。この周辺は少し距離を取って眺めると、まさに光の洪水って感じ。
Karls platzはスケートリンクとなっていました。子供用の補助人形がマリオのようで可愛いです。これはどこの地方でも見かけますが、日本にはあまり馴染みが無いと思うのですが…
宮殿広場のクリスマスマーケットは少し地味目ですが、ここは”飲む”ことにフォーカスを当てたような感じでした。他よりも導線が広く、どこでも立ち止まって円陣を組んでしまう当地の行動様式にはぴったりなレイアウトのように感じました。(実はもともとも広場の歩道部分を活かしているためだと思います。)
宮殿広場にもグルッペが置いてありました。こちらは木彫りの立派なもの。マルクト広場のものよりも手が込んでいますね。
宮殿広場前にある中央郵便局&ケーニッヒハウス。この前のケーニッヒ通りを奥に進むと中央駅なのですが、そこまで点々と屋台が並んでいました。(あまり代わり映えしないので我々はここで引き返しました)

 さて、いよいよ夕飯です。マーケットを見ながら、その裏に隠れたのレストランをチェックしていったのですが、それほどメボしいお店が無いようで…中華にするか?なんて諦めかけてもいたのですが、市庁舎下にラーツケラーが有るかも?と再びマルクト広場まで戻ってみたら、ちゃんとありました。



Stuttgarter Ratskeller GmbH

Marktplatz 1
70173 Stuttgart, Germany
+49 711 239780
www.hotel-sautter.de
ここのラーツケラーも他と同様、入り口は重々しいのですが、中はカジュアルな雰囲気でした。
空気が乾燥しているためか、異様に喉が渇いており、妻はビールを、私はガス水を一気飲み。
トロッケン(辛口)の白ワインを1本オーダー。
私はレバーの煮込み料理に挑戦。我が家の犬達が狂気乱舞しそうな味。それなりに美味しくいただけました。(付け合わせの芋のソテーが一番旨かった)
今回は妻がシュニッツエルをチョイス。見た目変哲のない感じですが、とても美味しかったそうです。(小食の彼女が完食したのですから、間違いないと思います。)
仕上げはコーヒーで。脇に付いてくるクッキーが可愛い。
これで締めて49.8ユーロですから、とてもリーズナブルです。

食後マーケットでデザートを!と企んでいたのですが、食べたいものが何も無く、この日はデザート抜きにて終了。

 地下鉄駅のホームで、明朝用の食料を調達してから、駐車場に戻り、宿に向かったのですが、このときのTomtomの引いたルートが?の連続のような凄いルート。最短距離を選んでいるのでしょうが、裏道抜けまくりの生活道路中心ルートで、かなり精神的に疲弊。

 宿に戻ってみると、周りは路駐の嵐。かろうじて停められるのは、交差点の脇だけ。一旦入れてみたら、近所の住民らしきお婆さんに”No Parking!"と英語で怒られてしまいました。ま、こんな環境に住んでいる事自体がかなりのストレスでしょうから、気持も判ります。ほんの暫くの間、ご免なさいと心の中で謝りつつ、そのまま駐車し、妻を助手席に残してホテルのレセプションに相談。結局この行為は徒労に終わりました。何を聞いても、"I'm so sorry"としか答えがない。近くの駐車場は無いの?と聞いても"I'm so sorry"…。とんでもないホテルです。
 車に戻って、近所を徘徊。6m程の道幅の道路の両側にはびっしりと路駐が続き、幹線道路も停められそうな場所は車が溢れています。Tomtomを使ってパーキングサーチを掛けると、2km程先に駐車場があるようなので、仕方なくそこを目指したのですが、着いたところは、元駐車場。建物はあるのですが、廃墟のような感じ。しかもホテルから10分以上走っていますから、到底歩ける距離ではありませんし、タクシーが通る可能性も限りなくゼロに近いような場所。

 結局再びホテル周辺に戻り、宛も無く徘徊を続ける事、1時間近く。精神的にも、膀胱的にも限界か?と思った頃、裏手の消防署の前の怪しげなレストランの前のパーキングスペースに空きが出来たのを妻が発見。ホテルまでは3ブロック程ですから、かなりラッキーでした。

 もうシュツットガルトは懲り懲りです。もし、再びここに一泊するのであれば、たとえ予算の数倍の値段でも、エスリンゲン辺りに宿を求めたいと思います。

 シュツットガルトは確かに派手なクリスマスマーケットでしたが、ただそれだけという印象一度来れば充分ですし、総合的には断然ニュルンベルクが上。やはり今日のベストマーケットはエスリンゲンに決まりでしょう。次点がルートヴィスブルグというのも固いところ。

 明日は国境を越えます。

  疲労困憊の第6日目はこれにて終了。
22Feb.'08