08Dec.2006…ローテンブルグとニュルンベルクのクリスマスマーケット


■Siebt■

 天候は微妙な感じ。昨夜からうっすらと雨が降っていた感じで、止むような止まないような…。土砂降りや積雪でないだけでも良しとしましょう。それにしても温かい。早々に支度をして、出発。その前に腹ごしらえ。
 壁面は真っ白、テーブルと椅子は黒という出で立ちの昔風モダンな朝食室で朝ご飯をいただきました。一応ブッフェ形式なのですが、出ているものを全てピックアップしてきたのが下の写真。典型的な安宿の朝ご飯です。ゆで卵も最初の数人分しか無く、私たちより後に来た人達は補充もないような状態でした。
 

 バーデンバーデンを出発した時に10894kmでしたから、昨日は229kmの走行距離だった模様。今日はクリスマスマーケットのハイライト?ニュルンベルクに向かいます。宿も昨夜とは違い、泊まり慣れたグランドホテル。目的地、宿泊場所共に何の心配もありません。ここからの距離はナビで計算すると110kmしかありませんから、2時間弱で到着してしまう感じです。あまり早く到着しても何処かに一時駐車〜適切なタイミングでチェクインという動きをしていると、時間のロスが多くなりそうということで、昨夜の段階で、何処かを経由して行こうということになりました。

 で、ヴェルツブルグから比較的近く、早い時間からクリスマスマーケットを開催しているという条件を満たすのは、ロマンチック街道のハイライト、ローテンブルグです。ここのクリスマスマーケットは以前も訪れた事があるのですが、当時はカップをコレクションするという発想が無かったため、カップのリファウンドを受けてしまったという背景もありました。再度立ち寄ってカップをゲットしておこうということです。左の写真は朝のロマンチック街道です。心配していたお天気は回復に向かっているようです。車は屋根付きの駐車場であったため出発時は汚れていませんでしたが、このような状況ですから前の車の跳ね上げる水しぶきで、結構薄汚い感じに汚れてきました。

Gl殄wein


 早朝のローテンブルク。城壁近くのダダッ広い駐車場はガラガラで、お好きな場所にどーぞ状態。チケットを購入して窓の内側に貼るスタイルなのですが、なんと!小銭がありません。妻を車内に残し、至近のお店で名物シュネーバル(1個1.6ユーロ)を購入して小銭を作ってやっと2人で入城。
 シュネーバル、前回2個買って結局2人とも食べきれなかったので、今回は1つだけにしました。
 朝のローテンブルクはまだ開店準備中といった趣で、城壁内に入って来る商業車がとても多い感じ。
 例によって年中クリスマス用品を売っているこのお店は大繁盛。ハンブルグでも出張所?を見かけました。ドイツ国中の主要マーケットに出店していると思われます。中の商品はさすがに種類が豊富ですが、同じ物が売っている場合は、他のお店よりも少し高いような感じです。
 こちらのメリーゴーランドは子供受けしそうな感じの乗り物でした。ここは地元の人よりも観光客が圧倒的に多いためか、子供は少なめです。
 市庁舎前広場でグリューワインを購入。カップを渡してくれるとカウンターに置いてあるケースの蓋を開けて、「一つ取ってね」とミニレープクーヘン(お菓子)を勧めてくれます。値段は他の土地と一緒なのですから、お菓子の分だけお得。味も悪くなかったそうです。
 定刻になると始まる市庁舎のからくり時計の前は、スケジュールの少し前になると上を見上げている人がだんだん増えてきます。
 市庁舎の中ではバザーが開催されていました。
 市庁舎からプレーンライン〜シュピタール門に向かう左側の土産物屋は日本人がオーナーです。スコッチのフィギュアを購入。小物なども趣味が良い品物が集められていました。日本語でOK、お勧めのお店です。
 チラシを貰ってきました。こちらからどうぞ。
 ケルンでも売っていたリンゴチップス。試食してみたら、なかなか美味。お土産に購入。ローテンブルクの商人たちはさすがに百戦錬磨、プレゼンテーションは上手いし、妙なボッタクリをするお店は少ない感じです。街の美観の保存だけでなく、人々の真摯な努力が、この街をロマンチック街道のハイライトとして君臨し続けさせているような気がします。

 グリュワインのカップもゲット出来ましたし、思いもよらずスコッチのフィギュアも入手できました。スコッチ関連の小物は見つけたらなるべく購入するようにしているのですが、最近は既に持っているものも多くなってしまい、なかなか購入まで辿り着けない事も多いので、こういった予期せぬ出会いはとても嬉しかったりします。
 ローテンブルグからニュルンベルクまでは111km、ナビによると1:11hrsと1の連続の数字が並んでいました。駐車場を出てロマンチック街道で一旦南下した後、UNGETSHEIMからアウトバーンで一気にニュルンベルクまで。



 実際走っている時の間合いはこんな感じです。郊外であれば平均して90km/hで快調に流れています。日本で受けるようなストレスは殆どありません。それに信号も殆どありません。街中に入ると一気に30km/hまでスピードを落としますし、道路を横断する人が居れば確実に車が止まります。信号だらけでストレスが溜まるのか、横断歩道で人が渡ろうとしていても車を止める義務すら忘れてしまっている日本は、かなり病んでいると言えます。

ほぼナビ通りでニュルンベルクに到着。今日は今回の旅行で一番豪華なホテル、ニュルンベルク駅前にあるグランドホテルです。今回で3回目。いつも通り、バレーパーキングで車を預けチェックイン。



Gl殄wein
Weihnachtskrippe



Le Meridien Grand Hotel Nuremberg
Bahnhofstrasse 1-3
NURNBERG
Germany
Phone: +49 (0)911-23220
 ここのホテルは、ちゃんと以前の宿泊記録を参照してくれているようで、とても気持ちのよい対応をして貰えます。
 何とジュニアスイートにアップグレードしてくれました。上の写真で言うと3本フラッグが出ている角の部屋。充分すぎる程広く、快適な空間です。
 WiFiは有料サービスで提供されており、1日20ユーロ。日本の感覚ではかなり高く感じますが、ドイツのネットワーク事情を考えるとリーズナブルな価格設定です。早速iBookでSQのサイトに入って、帰国のフライトの座席指定を行ってから、ニュルンベルクのレストラン情報などを検索。ワールドカップが開催されたこともあり、「ぐるなび」にも当地のレストランサイトがありました。便利な世の中です。
 こちらは寝室とは廊下で繋がった別スペースにあるバスルーム。タオルウォーマーが有り難いです。
 まだランチが済んでいないので、早速街に繰り出します。鍵がかなり大きなものなので、フロントに預けて外出するのですが、ちゃんと名前で呼んでくれるのはやはり嬉しい。

 ホテルから信号を渡ればそこはもうケーニッヒ門です。入ったところにあるコマーシャルバンクの前に古いトラムが置かれていました。これもクリスマスの装飾が施されていました。何のお店なのかは未確認ですが、世田谷線に見えてしまうのは私だけ?
 聖ローレンツ教会に入ってみました。写真では見辛いのですが、高い天井から吊るされた受胎告知の円形レリーフがここの”売り”のようです。その他はどちらかと言えば地味目な印象です。
 ここでもケルンと同様パフーマンスの人達を沢山見かけました。じっとして動かない事にパフォーマンス以外の芸術性を感じる事は出来ないのですが、手作りと思しきコスチュームとそれに合わせたメイクが彼女の争点なのかも知れません。楽器ケースに入れた”見せ金”が増える気配は無さそうでした。
 こちらは中央広場にあるフラウエン教会。上の聖ローレンツに比べると天井が低い感じがしますが、こちらの方が地元比率が高い印象がありました。信仰と生活の距離が近いことが日本との大きな違いです。



Btatwurst-Roselein
Rathausplazt6
10:00~24:00
 ニュルンベルガーソーセージ専門店。店内はドイツらしい感じで、いい雰囲気。かなり混み合っています。空席を自分で見つけると、そのエリアの担当の人が注文を取りにきてくれるシステム。
 喫煙者が多いため、嫌煙者は周りを見回して席を選ばないと美味しさを堪能出来ないかも?
 私は初ビール。今回の旅行でもそうですが、ひょっとすると、この年初めてのビールだったかも知れません。グラス(容量)の違いだけで中身は一緒だと思います。
 注文は10本×2、付け合わせはザワークラフトとポテトサラダ、そしてホースラディッシュを注文(別料金です)
 ここのブルストは脂肪分多め&柔らかタイプに感じました。勿論とても美味しいです。温かいポテトサラダも酸味が強くてブルストには良く合います。
 お会計は24.4ユーロ。ソーセージとビールだけでと考えると少し高めかもと感じますが、食事として考えれば充分にリーズナブル。



2?
Bratwrusthausle
Rathauspl.1
 食後広場を抜けるともう1つの有名店、ブラートブルストホイスレが目の前に現れます。ここは以前に2回いただいたことがあるのですが、比較の為にテイクアウト用のパンに挟んだ物を1つ購入。1.8ユーロ。
 こちらの方が油が良く落ちている感じがしますが、好みは分かれるところでしょう。夏のテラス席でいただいた時はとても美味しく感じたのですが、今回は、先のレースラインの方を勝者としたいです。




Germanisches Nationalmuseum

 以前来た時はいずれも定休日の月曜日でしたため、やっと入場することができました。美術品だけでなく工業製品なども幅広く転じされているということでとても気になっていた博物館です。入場料は1人5ユーロ。
 地元デューラーの作品の数々や古代遺跡等よりも、被服や楽器、農具、玩具などドイツプロダクトの歴史を表す数々の展示品の方が新鮮な感動を与えてくれました、館内はかなり導線が複雑で、サインや入場時に貰えるガイドパンフでしっかりプランをしてから回らないととても非効率な回り方になります。館内は乾燥しているのですが温度が少し高めに設定されていたため、すっかり汗だくに。


 沿道の露天で見かけたネズミ(ハリネズミ?)の作り物。靴の泥落とし?それとも単純にクリスマス用の飾り?
 一旦宿に戻って一息ついた時に部屋から撮った駅の様子。午後4時を回るとすっかり夜景となっています。うっすらと雨。
 ニュルンベルクのクリスマスマーケットはやはり圧巻です。メイン会場の中央広場ではとても写真を撮るような状況ではありません。一本入った小さな広場でもストールが出ていて、そこでこじんまりとグリュワインを片手に家族や友だちとクリスマスマーケットを楽しんでいる風景の方に憧れを感じるようになりました。
 お土産にメッセージ入りのレープクーヘン(天井から紐で下がっているハート型のクッキー)を購入。子供が首から下げて食べながら歩いているシーンを見かけたのですが、さしずめ日本の綿菓子のような感覚なのでしょうか?(美味しいとは思えませんが…)
 スコッチのオーナメントが無いかとソレらしきストールを何件か回ったのですが、今回は収穫無し。
 中央広場の象徴、フラウエン教会は夜の方がその美しさが際立ちます。
 これを抜けて、ヂューラーハウス近くにあるロンプラお薦めのレストランに行ってみたのですが、予約無しでは到底無理な状態で、冷たくあしらわれ退散。



Restaurant-Weinstuben
Spitalgasse 16 90403 Nurunberg
34346 HANN.MUNDEN
Tel.0911-22 17 61
http://www.heiling-geist-spital.de
 観光客が溢れるニュルンベルク、しかも19:30過ぎというピーク時に果たしてまともなレストランンに入ることが出来るか?と思いつつ、少し焦っていました。ダメもとで、ペグニッツ川の中州に立つHeiling-Geist-Spitalに。以前来た時には落ち着いた風格のあるレストランという印象でしたが、今回はランチで行ったレースラインと同じようなビアホールの趣。印象が随分違いました。ここは予約ではなく早いもの順のようで、並ぶこと5分で席に着くことができました。(4人家族と相席)
 オーダーは辛口フランケン(1L)とガス水、ビール。そしてメインは下のメニューのNr.40,Holzfallersteakというもの。メニューから受ける印象と出て来きた皿(板?)のギャップがありましたが、味ボリュームとも満足ができました。デザートにアイス(私はパンナ付き)で締めて51.3ユーロとリーズナブル。新しいお店が開拓出来ずに残念でしたが、内容的にはかなり満足な夕飯でした。これが今回の旅行の最後の晩餐です。


 部屋に戻ってゆっくり湯船に浸かった後、昼間入手したクリスマスビールなるものを妻が飲んでみました。ボトルは何とも可愛らしいのですが、味は今ひとつとのことでした。
 
 とうとうこの日が今回の旅行最後の夜です。終わりよければ全て良し。最終日は今回の旅行で一番良い環境で寝られそうです。
 明日は夜のフライトまでに、あと数カ所クリスマスマーケット巡りをする予定です。
17May.'07