06Dec.2006…リューデスヘイムとバーデンバーデンのクリスマスマーケット


■Funft■

 まさか5カ所もマーケットを巡るとは思っていませんでしたから、ケルンの一日は予想以上に忙しい一日でした。しかし、もう一日あったら、多分時間を持て余していたかも?ということで、今回の旅のテーマ「クリスマスマーケット巡り」について、忠実に考えるならば、昨日の動きはベストだったのでしょう。
 北ドイツの日程は計画段階でも少しハードになりそうでしたので、今日はすっかりお馴染みのバーデンバーデンでゆっくり温泉に浸かる予定を組んでいました。
 
 メルキュールの朝食はとっても充実している印象があるのですが、ここケルンでもやはりそうでした。Phuketのように卵料理専門コックも居るし、ハムやチーズの種類も豊富で言う事無し。フルーツも沢山いただきました。

 ホテルの駐車料金は一晩で12ユーロ。ドイツは殆どのホテルが駐車料金を別途請求してきますが、料金は多くの場合チェックアウト時にしか判らないケースが多いです。正直な所泊まってい人にはサービスしてくれても良いのでは?と思ってしまいます。
 今朝は10538kmからスタートです。フランクを出発してから既に1000km以上走っていることになります。これには自分でビックリ。地下駐車場を出てナビがGPS情報をキャッチするまで待っていたら、運悪く後ろから車が来てしまい、仕方なく適当に左折して出たのですが、これがどうやら正解だったようで、うまくバーデンバーデン方面に車を向けることができました。
 すぐさまバーデンバーデンに向かっても良かったのですが、時間もあることですし、昔来たリューデスハイムのクリスマスマーケットを覗いてから行く事にしました。早速Mioの目的地を設定して、いざ出発。

 途中の道は工事で←こんな感じ。速度を抑える為か、日本で規制されるときよりも遥かに道幅が狭くなっています。トラック系の車であれば左右20cm程しか余裕が無いような感じで走り辛そうな印象でした。普通の車でもこの状態が続くとストレスが溜まります。
 ただ不思議とペースが落ちないんです。もちろん制限速度(60km/hとか)以上で飛ばす人はそれ程多くないのですが、制限速度ギリギリのアベレージで流れています。この国の運転スキルのボトムは日本のそれよりも高い感じです。(自信がない、他人に迷惑を掛けそう、という人はアウトバーンには侵入してこないのでしょうね)
 で、ナビ任せでリューデスハイムに向けて快調に走っていると、大きくUターンして河原に降りるような案内をされました。??と思っていると左のような状態。どうやらここからフェリーで対岸に渡るようです。
 昔リューデスハイムからライン川沿いを北上したことがあるのですが、全然橋がないのにビックリしたのですが、こういう事なんですね。海運の為にかなり大きな船も運行するライン川に橋を架けることはかなりの大橋が必要になるのでしょう。だから未だに船って事だと理解しました。(違っているかも)
 待つ事7〜8分、誘導されるままにフェリー(というか川に浮かぶ駐車場みたいな感じ)に乗り込みます。
 車列が落ち着いた列から係員が料金を徴収しに1台づつ回ってきます。
 1台4ユーロ。もちろん片道料金です。日常の足として考えるとかなり高いと思いますが、これを支払わない為に迂回するとしたらかなりの距離を走らなければいけません。(そんなヤツは居ない?)
 徒歩で船に乗ってきたご婦人もいましたから、自転車やバイクもこの船で渡してくれるのでしょう。
 ライン川を渡っている時のナビの画面はこんな感じ。550m直進という事になってます。水の底に道路があるかのように川の中を進んでいます。慣れてしまえば、全然普通なんでしょうね。
 葡萄畑が山の斜面一杯に広がった対岸に渡り5分も走ればもうリューデスハイムです。





Gl殄wein
Weihnachtskrippe


 車はつぐみ横町の入り口から200m程離れた銀行前の駐車スペースに。1時間1ユーロ程度でしたので、とりあえず3ユーロ程入金してチケットを購入。窓の内側に提示して出発。
 この時間事前申告制のパーキングチケットは便利です。無駄もありませんし。但し、時間を過ぎていれば容赦なく駐車違反を取られるようです。
 つぐみ横町の入り口よりも二本程東のマルクトstr.がクリスマスマーケットの入り口のようでした。
 昔泊まったとき朝の散歩で徘徊した経験がありますから、なんとなくマーケットの規模は想像出来ます。
 ←入り口のサインはこんな感じ。レープクーヘンのストールのサインと相まって良い雰囲気です。
 さすがに観光客主体の街だけあって飾り付けもお金が掛かっています。今まで見て来た地元の人が集うクリスマスマーケットという趣きではなく、完全に来訪者にフォーカスされています。
 まだ午前中だというのにアルコール系を飲みに集まって来ているのはどうやら地元の人らしい雰囲気でした。中のお姉さんはちょっと美形でした。だから男性ばかり集まっている?
 下は幼稚園?手前に出来ていた動物小屋です。ここの羊はとっても奇麗な色をしていました。毎日ブラッシングとかしていそうな感じ。こういうのって日頃の手入れが如実に判りますね。
 つぐみ横町です。写真に写っている赤毛のお婆さんはちょっと逝ってしまってる感じで、お店に入ってはブツブツ言いながら何も買わず(&何も見ていない)しばらくすると別の店に、ということを繰り返している感じで、私たちも何度もいろんな場所で遭遇しました。特に危害は加えない人だとは思いますが、ちょっとキモかったです。
 先生が子供を連れてクリッペの前で子供達にお話をしている風景。それにしてもここのクリッペは立派でした。ほぼ等身大に近い人形+アップダウンのあるジオラマは今回の旅行でナンバーワンだと思います。
 お昼も近くなって来た頃急に人出が多くなりました。それにしてもここのマーケットはお年寄りの比率が高いです。
 市庁舎前のマルクト広場は食べ物のストールの割合が多い感じ。ここのクリスマスマーケットもクリスマス用品はかなり少なめです。

 道すがら、土産店でスコッチのフィギュアと吸盤で壁に付けるチャームを入手。スコッチコレクションがさらに充実。
 左側はお馴染みイタリア製。舌が退色して灰色っぽくなっていました。店頭長期在庫だった為?
 右側は24Kメッキ&中にはクリスタルがワイヤーで固定されているマスコット。吸盤付き。安っぽく見えたので、ついでにこれも、という感じで買ったのですが、思ったよりも高額でした(^_^:



 まだ空腹という感じでもありませんでしたが、今後のスケジュールを考えると飯押しでバーデンバーデンまで行くのも侘しいので、つぐみ横町にある地元の人は多分来ない雰囲気のレストランでランチに。
 ワインは辛口白にしてみました。
 妻はターキーのローストを。私は豚肉のロースト(いわゆるシュバイネブラーデンってやつ)をオーダー。あまり期待していなかったのですが、ごくごくまともな皿がでてきました。私の方の付け合わせのマッシュポテトがグレービーソースととても合って美味しかったです。(別皿でサラダもサービスされました。)
 これにコーヒーで37.1ユーロでした。やはりランチメニューはお得です。味値段共に満足度はかなり高い食事でした。

 再びフェリーに乗って一路バーデンバーデンを目指します。往復割引は…無いみたい。ま、当然といえば当然ですね。殆ど全員が往復する感じですから(^_^:
 二度目になると、少し余裕が出て来て最初気付かなかった船のディテールなどを観察して楽しむことが出来ました。
 徒歩で乗ってきた人は船内の客室に待機出来るようでした。
 後ろ側になりリューデスハイム側は葡萄畑が広がっていおり、夏場であればかなりイイ感じの風景となりそうです。
 高速道路までは少し距離を走らなければいけませんでした。60km/h程のスピードで順調に流れてはいるのですが、結構退屈。
 スナップを1枚撮ったのですが、写真だけ見ると、まるで日本の田舎の国道を走っているような雰囲気です。ただ、決定的に違うのは不細工なワンボックスが殆ど居ないことでしょうか?やっぱり自動車の基本はセダンです。(笑)

 ケルンからリューデスヘイムまでは173km、そしてそこからバーデンバーデンまでは172kmとほぼ中間地点での滞在でした。それぞれ約2時間という感じで余裕のドライブです。バーデンバーデンは今回で4度目。ドイツで一番馴染みのある街と言えます。今回はいつも泊まるホテルではなく、街の中心からランゲ通りを駅の方に向かったホテルを予約してみました。





Gl殄wein
Weihnachtskrippe


 ナビの案内で難なくホテルの前に横付け出来ました。幹線道路と並行して芝生帯、そして脇道があるタイプの造りで、脇道はパーキングスペースも兼ねていましたが、時間帯が制限されている様子でした。レセプションのお姉さんに聞いて、すぐ先(100m程)にある地下の公共駐車場に車を停めることにしました。1泊で7ユーロと料金も手頃です。
 階段付近は結構ガラガラなんですが、ここはハンディキャップのある人用にキープされていました。日本だと勝手に停めてしまう馬鹿が普通に居るのですが、さすがにドイツでは見かけません。
Hotel Schweizer Hof
Lange Strasse 73
Baden-Baden
76530
Germany
Phone: +49 (0) 7221 30 46 0
 予約サイトで見た写真は、両隣の建物がトリミングされており、てっきり大型のホテルだと思っていたのですが、実際は小さなビジネスホテルのような外観に正直な所「やられた」という感じが。
 実際中に入ってみても、その印象は変わりませんでした。特に不満が在る訳ではありませんが、値段とロケーション、そして設備などを考えると少し割高な印象です。
 室内は写真でみると結構ステキに見えたりしますが、カーテンを代表として安普請な感じ。調度類もIKEAで買って来たの?って感じの安物が並びます。
 昔流行した頃の清里のペンションのような感じ?(行った事無いけど)

 荷物を整理したら、早速バーデンバーデンのお約束、カラカラ浴場へ。今回の宿からだと約15分程の距離。その行程の殆どはバーデンバーデンの目抜き通りを散策しながらという感じのため、全く苦にはなりません。
 いつもは2時間程度で出てくるのですが、今回はゆっくりと3時間のチケットを買ってみました。2人で28ユーロ。いつものように流れるプール?で流しそうめん状態になってみたり、ハーバルミストサウナで喉を癒してみたり、いろんな場所を取っ替え引っ替え、2人で温泉を満喫。すっかり指の先までシワシワになるまでのんびり出来ました。

カラカラ浴場の情報はこちら

 3時間も湯に浸かっていたら、すっかり夜(とはいっても5時頃)になっていました。この街は日が暮れてしまうとメインストリートでさえもこんな感じ。ブランド店もあるのですが、店じまいは日本では考えられない程早かったりします。ほとんどのブティックは、6時を過ぎるとウィンドゥショッピングしか出来ない状況になっています。かなり遅くまで営業しているのはランゲ通りの北にあるスーパー位なんですが、それでも8時頃には閉店していたように記憶しています。
 こちらのシンプルな飾り付けを見ると、最近の日本で見かける派手なイルミネーションがパトンビーチのゴーゴーバーのネオンサインに近い事を思い知らされるような気がします。
 一時期消えていた正面のレーベンブロイの看板のあるレストランは、新たにホテルとして復活したようです。(ここが一番派手でした)


Rathausglockl
Steinstrasse 7
906-10
 市庁舎の鐘楼という名前のここは、市庁舎に向かう急な坂の途中にあるレストランです。前を何度も通っていながら入った事がありませんでした。
 入ってみると、ガストホフの1Fのレストランといった家庭的な感じのお店でした。
 バーデン州のワインとビール、そしてガス水をいただきながら私は豚の煮込みを。妻はビーフシチューをオーダーしました。
 右のサラダは共通でサービスされるものでした。見た目よりも量が多かったのですが、風呂上がりでぽかぽかの体にはとても美味しく感じます。
 料理の方も丁寧に作った感じが伝わってくる味でした。添えられたホイップクリームが良い仕事をしていました。
 下の妻のシチューモ肉の柔らかさが見ただけで伝わってきます。
 これからメインのクリスマスマーケットに行く予定でいたのですが、かなりゆっくりとした進行(何せお店を切り盛りしているのはお店の女主人だけのようでしたから…)でしたので、デザートを泣く泣くパスしてコーヒーで締めました。
 以上で46.6ユーロでしたから、味からするとこれは思い切りバーゲンプライスだと思います。バーデンバーデンに行かれる人にはぜひお勧めしたいお店です。
 会計の伝票と一緒に届けられたのはツリーに飾る事が出来るオーナメント型のチョコ。こういうサービスは嬉しくなります。


 急いでカジノの手前で開催されているクリスマスマーケットに向かいました。こちらは入り口の様子。
 来ている人は殆どが外部からの人と思われます。場所柄富裕層の人が多い感じで、着ているものや身につけている物が他のクリスマスマーケットとはかなり違っている感じでした。
 羊もちゃんと居ます。リィーデスヘイムのものよりもかなり大型で、形も羊っぽいというか、奇麗に手入れがされています。種類が違うのでしょうか?
 もう閉会間近ということもあり、何も行われていませんでしたが、ここのステージはかなり派手めな感じです。
 ステージ前の広場の周辺にはこんな感じでシェード付きのテーブルが設置されていました。雪よけ?ちゃんとしたグラスでシャンパンを飲んでる人も居たりして…やはり侮れないバーデンバーデンって感じです。
 我々が到着した時、既に店じまいを初めているストールもあったのですが、30分もするとすっかり全体が撤収モードになってました。

 私は食後で満腹&もうアルコールはムリポな状態でしたので、妻にグリューワインを飲んでもらいカップをゲット。そういえば前回もこのマーケットに来た時はウェハースの詰め合わせを買っただけで何も飲み食い出来なかったのですが、今回もそれに準じたような結果となってしまいました(^_^:
 ゆっくりお風呂に入って、美味しいディナーをいただいて体力も回復出来たような気がします。明日は、ロマンティック街道の出発点ヴェルツブルグへ再訪の予定です。
28Apr.'07