Handa Islandにて



 今日は未知の世界?ハイランド北部に出掛けるため、食事時間が始まってすぐに朝食室に。普通通りにまずジュースとシリアルからいただいたのですが、何とミルクがありません。で、周りを見ると誰もミルクは使っておらず、オレンジジュースをシリアルに掛けている人が数人。??。一応真似してみたのですが、全然美味しくありません。(^_^:
 で、暫くするとホットミールが運ばれてきました。ここも焼きトマトではなく、生トマトです。ま、こんなものでしょう。って味で特に不味くも美味しくもない味です。でも、何の変哲も無いペラペラのトーストにジャムを付けて食べるのは不思議と美味しく感じますから、不思議です。

 清算を済ませて、スカイブリッジに向けて走り出します。改めて見ると、やはり道路がとてもキレイになって、拡張されています。前回来た時は、時折通る小川を渡る橋の部分だけは狭くなっていたりして、対向車があると譲り譲られの駆け引きが必要だったのですが、今回はそんなストレスは殆ど感じませんでした。
 それにしても美しい道です。車ではなく、バイクで走ってみたい。マン島もこんな感じなんでしょうか?

 スカイブリッジ手前でキャンピングカーに追いつき、対向車&集落の追い越し気禁止などで、そのままぬ抜かすタイミングがなく、後ろにつけてゆっくり橋を渡ります。
 写真で見ると、とっても曇天なんですが、実際はごくごく普通の天気って感じで、晴れたり、曇ったり、時には雨が降ったりと、スコティッシュスカイです。
 とりあえずは、テレビドラマ「マクベス巡査」のロケ地、Plocktonを目指します。目的地をナビに入れて、完全ナビ任せで進みます。スカイブリッジを渡った後すぐに脇道に入る指示が。道幅3mもない道です。こんな道、地図を片手であれば、絶対に入らないような道です。Mio+Tomtom様様です。

★★★★★★Plockton★★★★★★

 A87から名前のない道に入って進む事約40分、後半は対向車が来たらどうするの?って感じの細い道を進んで行くと、急に視界が開けて、Plocktonの町に辿り着きました。

 静かな湾には小島が浮かび、奇麗に弧を描く海岸線にいい感じの白い建物が並び、海岸にはヤシの木が。
まるで映画のセットのような町です。
 ほんとに小さな町なのですが、ちゃんとB&Bも数件あるところを見ると、人気のある町なのでしょう。湾から0.5マイル程内陸に入るとPlockton駅もありますから、鉄道でのアクセスも可能です。

 「マクベス巡査」を見た記憶が無いので、感動もその分少ないのかも知れませんが、機会があれば、見てみたくなりました。
 Focusを停めて15分程散歩をして、次の目的地Torridonを目指す事にしました。(時間が早かったためか、Cafeすら営業していませんでした)

【Portree~Plockton 67.7km/1:12hrs】


 次はToriddonを目指すことにしました。この場所は出発前にネットで色々候補地を漁っていたところ、景色の美しい町ということで、気になった場所なのですが、日本のガイドブックには勿論載っていませんし、ロンリープラネットにも"ナショナルトラスト指定のTorridon Countryside Senterが在る”としか書いてありませんでした。
 Plocktonまでの道でさえ結構ビビっていたのですが、Toriddonまでの道はそれを遥かに越えていました。上の写真は車内から風景なんですが、道幅は2m強、舗装は無しという道が延々と続きます。


 スカイ島などで、荒涼とした風景、まさにこれがスコットランド!と思っていたのが、まだまだ生易しいものであることを痛感しました。写真では上手く表現できないのですが、スカイ島で見られたような羊の群れや滝、小川など優しさを感じるような要素が全くありません。


★★★★★★Torridon★★★★★★



 ナビだけを頼りに、荒野を進む事1時間強(とはいっても、細い道の為に、高速を3時間飛ばす方が楽です)急に視界が開け、川沿いの美しい集落に辿り着きました。ここがTorridonの街(というより、集落といった表現の方が適切です)のようです。
 手前は中州にも奇麗に緑を持つ流れの穏やかな川、後ろ側は切り立った岩山という非常に美しいロケーションです。

 Focusを停めて河原を散歩したりしたのですが、Cafeは勿論、B&Bやパブすら無さそうです。
 で、次ぎの目的地、Ullapoolを目指して出発することにしました。

 で、ナビに従って来た道と反対側の方向に進みます。ここからは、舗装はされているものの、道はさらに狭く、すれ違いをする場所以外は道幅は2mギリギリといった感じです。でも、風景は抜群に良かったです。

 ↑ココがすれ違いする場所です。2台がギリギリ並ぶ道幅です。その先は、車が通っていいの?って感じの道です。

 道が厳しいのと反対に、風景は抜群に奇麗です。こんなところで、1日雲を眺めていたり出来れば、結構幸せな気分になれそうです。

 ナビから、"Turn Around When Possible"と言われてるのは、認識していたのですが、ナビの示す方向に向かっているのに変だなぁ?なんて思いながらも、1本道ですし、日本のナビでも右折する所を「左折します」なんて平気で言うので、その類いだろうと思っていたら、どんどん道は狭くなり、とうとう民家の庭に入って、道が消えるというところまで来てしまいました。(家の写真の入り江の森の中辺り)どうやら、このTomtomは現在位置と目的地を線で結ぶ訳ではなく、現在地を含む近隣の行き止まりから目的地までを結ぶようです。当然逆方向に向かってもルートは引かれている訳です。目的地までの距離が増えていっているので普通は判るのですが、曲がりくねった道だと、逆に向かっていても距離が減っていたり、今回のように道をトレースするだけで精一杯な状況だと、このうような失敗が起こり易くなります。
 で、民家の空いているガレージにお尻を突っ込んで方向転換。これだけ焦ったのは自動車学校で初めてクランクを通った時以来かも知れません。先ほどのToriddonの街まで、ナビのデータだと19分なのですが、実際はすれ違いでの待ち時間もあったりして、往復で1時間程度掛かっている筈です。

【Plockton~Toriddon 65.3km/1:18hrs】
【Toriddon~Rechullin辺り 7.7km/0:19hrs×2】

 原野の中の1本道、「ここは火星です。」と言われても疑わないような、荒れた岩と苔しかないような場所を抜けながら、次の目的地Ullapoolを目指します。直線距離で50km程なのですが、道が無く、正三角形のA点からB点に行くためにC点を経由してから行くような感じで、約110kmの行程です。
この間にすれ違った車は、10台も居なかったような…イギリス本土に於いてもここは地の果てであることが判ります。


_/_/_/_/_/_/Ullapool_/_/_/_/_/_/

 ナビだけを頼りに約2時間、道路にセンターラインが現れ、ガードレールなども見えてきたと思ったら、目的地アラブールの街に到着しました。ナビの目的地をアラブールの「i」にしていたため、案内されたのは、左の写真の場所です。
 すぐ近くに車を止める場所が見つからなかったため、標識に従って暫く先にある駐車場に車を止めて、戻ってきたのですが、残念ながら宿の案内はしていない感じでした。

 そのまま徒歩で、港まで出てみました。スカイ島のUigを出たフェリーは、どうやらここに到着する感じです。(地図で見ると直接ではなく、ルイス島で乗り換えるような感じになっていますが…)スカイ島から、ルイス島へ渡って観光を楽しみ、その後アラブールまでフェリーで!というコースは結構魅力的かも知れません。
 港自体は、規模はそれ程ではないのですが、かなり活気があって、港を中心に両側の海岸線沿いに倉庫や宿泊施設、土産物屋などが軒を連ねている様子でした。この街はかなりポイント高いかも?というのが最初の印象。



The Seaforth
Quay st.とShore st.の角
 一番賑わっていそうなレストラン(というかパブ)に入ってみました。
 入り口左手にはTakeaway専門のカウンターもあり、さらに安価に食事を済ませられそうでした。
 食べ物は先にカウンターで注文して、清算、レシートを持って席に付く仕組。
 私はなぜかハンバーガーを。焼いていないバンズ&もう一度揚げてほしいような色味のチップスは、見た目よりも美味しかったです。
 妻はマッスル鍋を注文。私も少しつまみましたが、これも素朴な感じで美味しかったです。料理2品で£15.45、これらに白ワインを2杯£6.8でしたから、丁度\5,000程度のランチなんですが、やはり割高感があります。
 子供からお年寄りまで、街の人ほとんどがここで食事をするのような雰囲気です。奥にステージがあり、夜はShow Timeがあるような感じでした。


Shore st.から見たLoch Broom

 食後海岸沿いを散歩。フェリーも到着する港ではあるのですが、表現上はLochとなっていますから、ネス湖と同じ湖という分類のようです。
 この通り沿いには土産物屋も多く、B&Bも幾つかありそうです。Vacanciesのサインが出ている所をいきなり見つけられたので、宿が見つからずに焦るという状況は避けられそうで、少し安心。
 興味をソソる土産物屋には宿を決めてからゆっくり来ようということになりました。
 で、見つけたのはShore St.の北端にある割りと大きめのゲストハウス。選択理由は、道路を挟んだ反対側に専用の駐車場を持っていたからです。一応部屋を見せて貰い、問題が無かったため決めました。1泊£57。

Brae Guest House
★は不明ですが、3or4ってところ
http://www.ullapool.co.uk/braeguesthouse.html

 早速駐車場に戻り、車を移動しがてら、ガソリンを給油したのですが、ガソリンが微妙に高い感じです。スカイ島以北は田舎ということもあり、微妙に単価が上がってゆく感じです。ちなみにレギュラーで238.6円/L。高いから他で入れるという選択肢はここにはありません。
 その後、荷物を降ろし、土産物屋を目指して再び海岸通りに。

 左上は、公共駐車場(無料)の隣にあるスーパーマーケット。それ以外は、港周辺の景色です。フェリーに乗り込む自動車を見学するのは、結構面白いということに気付きました。
 その後土産物屋でちまちまとスコッチ関連を見つけて購入。同時にお揃いでカシミアのマフラー(半額セール)を購入。2枚で£29.98。(夏なのに!)


 下の写真は、港から我々の宿とは反対側に延びるWest Shore St.の様子。この風景もいい感じです。(1眼レフでも持っていれば、結構面白い写真が撮れそうな感じでした。)


 で、街を散策するうちに、港の前にあるFish&Chipsのお店が、妙に気になってしまい…いつも同じような状況で、食べてしまったあと、夕飯時にお腹が空かなくて、夜中に空腹状態となり、反省。ということを夫婦して何度も経験しているのですが、結局「じゃ小さいのを1つだけ買おう!」ということに。(^_^:


 お店のメニューには、魚の種類がHadockを始めとして3種類。大きさも3種類在るような感じでしたので、「CodのSサイズを1つ」と注文したところ、「HadockのMしか無い」とのお返事。「じゃそれで」としか言えない状況です。£4.5。(千円以上じゃん!)
 ビネガーと塩をたっぷり掛けてもらい、先ほどのフェリーターミナルに乗り込む自動車&それを見送る人達を眺めながらいただきました。箱のデザインも素敵でしたし、味も良い感じで、かなり満足。でもかなり満腹。(嫌な予感)
 とはいっても、夕飯が食べられそうなお店もお昼を食べたお店位しか無さそうですし、物価高の当地の事を鑑みると、スーパーで適当に調達して空腹を凌ぐだけでも良いかも?ということになり、最初の駐車場脇のスーパー戻って色々と物色。で、後程部屋でいただいた豪華ディナーはこんな感じです。


 パンとハム、卵のフィリング、チーズ、コールスローサラダ、ミルクにカップスープ、そしてワイン&アップルパイも買ったのに、これで£7.52(\1,700弱)ですから、自炊している分には食費はそれ程掛からなそうです。

【Toriddon〜Ullapool 107km/1:43hrs】

   

第4日目これにて終了(01Jan.'07)