Portreeにて


 X-MEN3を途中でリタイア。さすがに映画を3本は見る気になりません。
 そうこうしている間に夜が明けてきました。もう暫くでフランクフルトに到着です。私たちの周りは、殆どが往路ではなく、復路という感じで、わくわく感よりも帰って来た感を感じました。かなり早い段階から荷造りをする人が現れ、それが他の人にも波及してしまい、殆どの人がコンパートメントを開けて、ガサガサ始まってしまいました。(こういうのって、感染するんですよね)異様を察知したCAが駆けつけて、対応しているうちにベルトサインが点灯して(多分故意にですね)客室内は平静を取り戻しました。
 前回同じ便で来た時は、30分以上早く到着したのですが、今回はほぼ定刻に到着。朝6時のマンチェスター空港は、まだ営業準備中って感じで、のんびりとした雰囲気です。
 荷物が出るまで暫く待たされて、入国審査を終えて到着ロビーに入った時には既に7時頃となっていました。
 換金かキャッシングが悩んだ末、とりあえず£500をキャッシング(帰国後すぐに清算したレートでは¥111,600でしたから、£1=222円ということになりますから、タダでさえ高い物価が余計に高く感じる予感)

 空港のビルの正面にある駐車場ビルの1Fに並んでいるレンタカー会社の事務所の中からAVISのサインを見つけて中に入ると、既に2人が並んでいましたので、その後に並んで順番待ち。15分程で順番が回ってきたので、プリントアウトしていった予約票と免許を提出したら、鍵と一緒に書類がすぐに出てきました。車体のダメージは既に左側後方に1カ所ということでした。ものの1分も掛からず手続きは終了して、言われた場所に行ってみると、少しくすんだ青色のフォーカスとご対面。新型のフォーカスはゲートがかなり寝ていてかなりスタイリッシュ。指摘されたダメージは、少し深めの線傷でした。(気にしない!)
 荷物を格納して、ポジションを合わせ、持参したCD(というか駐車場でVOLVOから降ろして持って来た10枚程)を準備して、最後に今回の秘密兵器!MioP350をフロントスクリーンにセットして、いざ出発!!


 今回のビックリドッキリメカ!MioP350+TomTomNavigatorの組み合わせです。日本での設定のみでちゃんと作動してくれるか心配でしたが、空港の駐車場で待つ事約2分、見事GPSが作動し、高速の入り口まで無事に誘導してくれました。日本のカーナビとは違い、自車位置から進むべき道路のみを表示する仕組みなのですが、ナビゲーションという行為に限って言えば、この方が判り易く感じました。日本のナビは情報は多いのですが、遅走りで曲がるタイミングを逸したり、余計な情報の表示で目的地が見えなくなるなど本末転倒の機能が多かったりするのですが、これは便利です。(詳しくはこの旅行記を仕上げた後、別ページでリポートする予定です。)

 地図を見なくても大丈夫という状況は、ナビゲーターを務める妻に取っては大きな福音をもたらしたようです。今までは、ただでさえ地図を読むのが苦手な上に、慣れない外国という状況が重なると私が想像する以上に大きなストレスだったのでしょう。「今回は景色を見る事が出来る!」って言ってました。約7万円の投資は無駄ではなかったようです。ヨカッタヨカッタ。
  
 そんな余裕もあってか、走り出して暫くするとお腹が空いて来ました。前回来たときと同じサービスエリアにフォーカスを滑り込ませました。
 最近バイクに凝っている為か、自然とバイクに目が行きます。2輪車がちゃんとその存在を認められているようで少し羨ましい感じです。旅行中沢山のバイクを見ましたが走り方のマナーも良いですし、爆音マフラーなど他人に不快な思いをさせる改造は1台も見ませんでしたから、ライダー側の資質の問題でもあるのでしょう。
 カフェテリア形式のレストランは長蛇の列であったため、その奥に見えるバーガーキングへ。

 チーズバーガーとホッパーのセット(チップス&コーヒー)で£9.98でしたから、日本円で¥2,200弱ってところ。日本でハンバーガーなんて5年以上食べていない私にとっては異様に高く感じましたが…。ボリューム&味はまずまずで、満足できました。コーヒーもイギリスで飲んでいるとは思えない程まともな味です。
 しばしの休憩の後、セントアンドリュースに向けて再び出発です。以前来た時は途中から下道に降りて、エジンバラまで走ったのですが、今回は極力高速を使って、時間優先のコースを取りました。



 しばらく走ると、樹が殆どなく、牧草の緑&その枯れた薄茶色にヒースの花の紫色が点在するスコットランドらしい風景になってきました。

★★★★★★St.Andrews★★★★★★


 ナビゲーターの示した時間と殆ど同じ時間で、セントアンドリュースに到着。North St.からMarket St.~SOuth St.と街の中心部を2周程してみたのですが、パーキングスペースの確保は望み薄な状況でしたので、少し離れたバスターミナルと博物館の間にある駐車場に駐車。Park&Rideで無料のバスが巡回しており、中心部まで運んでくれる仕組みとなっていたのですが、歩いた方が早そうでしたので、徒歩でランチスペースを物色しながら街のメインストリートであるMarket St.を目指しました。街の中心までは約10分の距離です
  ほぼ街の中心にある玩具屋のショーウィンドゥでいきなり白スコを発見!嬉しくなってしまいました。ここのお店には後から立ち寄る事にして、先にすすむことに。
 3年前に訪れたときと殆ど変わらない風景に安心しながら、街を散策します。前回は、夕方着、宿探し〜チェックイン〜再び街に戻って来た時にはスーパーとレストラン以外は閉まってしまっている時間でしたので、活気のあるSt.Andrewsは初めてです。 
 で、最初に気になったのが、前回気になっていたスコッチの置物が置いてあったお店です。何せ、今回この地に再び訪れた理由は何を隠そう、あのスコッチの置物を入手したい!という思いからですから。(^_^:
(前回の記録は、こちらから。※別ウィンドウで開きます)


 わくわくしながら店の前まで来てみると、ディスプレイの感じは少し変っていましたが、ちゃ〜んとスコッチが鎮座していました!!!
 早速入店して店内を見回すと、表に出ている白磁の他にも黒のマット仕上げ、茶色の上薬仕上げの3種類の作品があることを知りました。どうやらハンドメイドらしく、すべて形や表情が異なっています。ただアイブロウが異様に長いのが特徴です。普通であれば、3種類とも全部大人買い!としてしまうところですが、1つの値段が£110と思っていたよりも高価なこと、作品自体が大きく、その割に軽い(要はすぐに割れそう)こともあって、少し悩んだ結果、つや消し黒(とはいっても、グレーで色見的には少し艶かしい感じ)をGET。
 右上の写真は我が家のダイニングでの1枚。フラッシュの関係で少しハイキーに見えますが、実際はもう少し暗な感じです。


 パン屋のディスプレイがとても美味しそうです。日本ですと、デパ地下ではこんな感じのディスプレイを見かけますが、街のパン屋さんは全然違う感じですよね。カレーパンをこんな感じで並べても美しくはありませんし…。やはりこちらが本来のパン屋の正しい姿のような気がします。


 こちらは、Market St.の道路の真ん中にある花壇というか、ロータリーです。ここから先は対面通行なんですか、この後ろ側は海側に向けての一方通行となっています。海側からこちらに向かってきた車はここでUターンをすることになります。
 凄く不便に感じるのですが、この施策が街中に渋滞を及ぼさせない仕掛けになっているような気がします。この向こう側には、ブキニストが出ていました。かなりアンティークな品揃えで、お店のディスプレイにはぴったりな感じのものが沢山ありました。


 待望のランチです。フィッシュ&チップスでも?と思っていたのですが、何故かフレンチのレストランに。場所はMarket St. からNorth St.に抜ける道の途中にあるお店で、もう1時を過ぎているにも関わらず、外の席もお店の中もかなり賑わっていました。丁度1組帰ったタイミングで私たちが入っていったため、運良く席に付くことができました。
 お昼の定食をオーダー。出て来たのは上の写真のもの。スライスしたバケットにハムやオニオン、ベシャメルソース、チーズなどを挟んでオーブンで焼いた感じで、キッシュとプディングの中間のようなもの。それにチップスとサラダ菜の付け合わせです。スープはオニオンクリームスープを選択。それにグラスワインを1杯以上を×2人前、ガス水1本とコーヒー2杯で£25でした。不味くはありませんでしたが、日本であれば1,200円位で食べられそうな感じですね。



 食後は前回、時間が遅くて入る事が出来なかったセントアンドリュース城へ。城の跡地の見学+少し離れた大聖堂脇のセントルールの塔の入場料と合わせて£5程ですから、内容と比較すれば少し高過ぎの印象はあります。実際料金を見て帰って行く人を多数見かけました。

←St.サルバトールカレッジ。
結婚式が挙げられていました。この写真では、凄く良い天気なのですが、一瞬にして曇って雨が降って来たりします。それがスコットランド??
カエルの顔をしたこれは一体何?
募金箱なのか、投票箱なのか??上部から投函できるようになっているのですが、覗き込んでも何も入っていませんでした。??
↑城跡から下の海岸を見下ろしたところ。水はキレイですが、夏でも冷たそうです。
→St.Andrewsの大聖堂(跡?)です。
聖堂と墓地がこれほど近接しているのも珍しい気がするのですが、大聖堂が朽ちた後、墓地となったのでしょうか?
セントルールの塔へはこのトークンを入り口のスロットに入れて回転扉を潜ります。真ん中の溝がスロットの凸部と合うように挿入します。結構面倒でしたい.それに、扉はかなり狭く、荷物を抱えていると、通過できない場合もありそうです。
←↑塔の上から眺めた景色です。
高い建物がありませんから、少し上がるだけで見通しは抜群です。
塔の上り下りはこんな階段が延々と続きます。人がすれ違う時はとても緊張します。階段の幅は写真では判り辛いですが、外側の一番広い所でも靴のかかと部分までは乗るスペースはありません。
城〜大聖堂の間にあるB&Bの裏口。
有名な宿なのか、写真を撮っている人が多かったのです。
水族館に行ってみたものの…
営業はしていませんでした。ちょっと楽しみにしていたのに、残念です。(レストランは営業中でした)

 お約束?St.Andrewsと言えば、ゴルフの聖地、オールドコース(らしい)前回見学出来なかったので、来てみましたが…それほどの感動はなし。
 仲間同士で気楽にゴルフを楽しんでいるようにしか見えませんが、街の一角にゴルフ場があって、その向こう側は海!というロケーションはやっぱり美しいですね。とは言っても、ゴルフ博物館はパス。興味ありませんから(^_^:

【Manchester~St.Andrews 455km/5:01hrs】


 食事&観光、そして買い物(といってもスコッチキャラの様々な小物のみです)も済ませたため、今日の宿にチェックインしてから、また遊びに出よう、ということになり、St.Andrewsから20km弱離れたUpper Largoにあるゲストハウスに向かいました。事前にMioに場所をインプットしておいたため、ナビ任せで現地に向かいます。地図を見ながらであれば、絶対に無理!って感じの道を通って、約20分、現地らしき場所に到着したものの、どうも違う感じです。
 結局、再度St.Andrewsに戻ってインフォメーションで目指すゲストハウスのウェブページをプリントアウトしてもらったのですが、地図は載っていません。「St.AndrewaからUpper Largoに向かって、街に入る手前にある」って書いてあるだけで…先ほど場所が分からず、引返したのがまさにその場所。住所も"Upper Largo.near St.Andrews Scotland"としか書いてありません(^_^:
 そのトップページに出ている写真を元に再び探すしかありません。もし無ければ、別のB&Bがあったような…

 ふたたび今来た道を戻って、先ほど折り返した場所の手前、注目していたのとは反対側のB&Bというサインが出ている所を通り過ぎようとしたとき、ありました!見つからなければ、他のB&Bでも、と思っていたのが、私たちが探していたゲストハウスだったようです。

Monturpie Guest House

http://www.monturpie.co.uk/


 女主人がすぐに迎えに出て来てくれて、チェックイン。部屋からは海が臨める感じの良い部屋でした。(上の写真は窓からの風景)宿泊客は車の数から想像すると、私たちを含めて3組のようです。

【St.Andrews~Upper Largo 17km/0:20hrs】×3

 既に19:00を回っていましたので、ゲストハウスの主人の薦めるUpper Largoのホテルのレストランへ。

UPPER LARGO HOTEL
4 Main Street, Leven, KY8 6EJ
Tel.01333 360347

 レストラン内は地元の人も含め満席状態で、予約を入れていなかった私たちはバーで暫く待つことに。で、待つ事数分、席に通されてメニューを見たのですが、いまひとつパッとしない内容。私は鶏の胸肉をロースハムと一緒にグリルしたもの。不味くは無いけど、美味しくは無い。って感じ。鶏肉硬過ぎ!
 妻はこのレストランのスペシャルらしい盛り合わせをオーダー、出て来た物は少し豪華な朝食のようなプレートでした。(フライドエッグがそう感じさせるのかも?)でも、付け合わせのチップスと温野菜でそれなりに酒の肴にはなった感じです。
 デザートにはワッフルとアイスクリームをそれぞれ注文し、コーヒーで締めました。以上にワインが1本で£48.35でした。
 お薦めのレストランというよりは、他にレストランが無いという意味で捉えておくのが正解なのかも知れません。(ちょっと見渡したところ、パブも見当たりませんでした。)


 食後、大人しく宿に戻って部屋のドアの脇にある窓をふと見ると、細目のスコッチを発見!なんだか小馬鹿にしたようなその目つきは結構惹かれるものがありました。
 もう10時近くだというのに、まだ空はほんのり明るい感じです。本日の走行距離は約500km。日本で500km走ったら、かなり心身ともに疲れるのですが、今日は意外に元気です。Mio+TomTomに感謝!

 明日は、スカイ島まで一気に走り抜ける予定です!

   

第2日目これにて終了(14Nov.'06)