花の林床 倉久保の谷戸
秋の谷戸。湿地の林床は白いミゾソバの花と薄紫色のツリフネソウの花に埋め尽くされている。
咲く花々を虫達が吸蜜しながら巡回していく。スズメガの仲間であるホシホウジャクの低い弦のうなりのような羽音は、接近すると意外に大きいことがわかる。高速で飛翔したり、花の手前でホバリングしたり自在に空中を移動するこの蛾達は、動きの鈍い人間には頓着しないように一つづつ花を吟味しながら近づいては遠ざかっていく。
遅い午後のひととき、行き交う人もまばらな谷戸周縁の遊歩道で耳を澄ますと、狭く空に開いた谷戸の空間の中にその音がこだましているようだった。
やはり高速の移動体を鮮明に撮るにはフラッシュが必要かぁ。来年への課題。
Posted: (月) - 10 12, 2009 at 12:23
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