雨の日の過ごし方と広町緑地の気になる変化
今月の前半はよく雨が降った。先週の土曜日も昼前から本降りになった。天気が良いと何が面白くてと思うほど人があふれる広町緑地だが、この日はまったく他の散策者の姿を見かけることはなかった。
広町緑地はこのところ少しずつ人の手が入って、景観がかわりつつある。入り口の広場の奥にテーブルと椅子がおかれたり、田圃が広がったり。もともと人と濃厚に関わりながら残されてきた緑地帯なので、あまり文句を言うつもりも無いが、醜悪な構造物でせっかくの自然景観を壊すのはやめてほしいものだ。
一番問題なのは人の流れを集中する場所を作ることだ。上の写真は広町緑地のシンボルとも言えるエノキだが、最近この根元一帯が刈り払われてベンチがおかれた。近くの分岐点には「大榎広場」との無用な指道標もついた。すぐにたくさんの人々が入って、今まで湿った柔らかな地面だった部分を踏み固め裸地化してしまったようだ。このように休む場所や道の整備を行ったため、無惨にも裸地化してしまったところが他にもある。訪れる人の利便性をはかることは、必ずしもその場所の自然を維持することにはつながらない。むしろ訪問者による踏圧が高いからこそ都市近傍の自然公園は不便にしておく必要があると私は思う。いずれにしろ、広町緑地も倉久保の谷戸も、遠からず「保全のための緑地公園化」という工事が始まるだろう。わずかに残された谷戸の景観を破壊し、無意味な広場や一部のプロボランティアの活動のための施設を建設し、工事屋を儲けさせた鎌倉中央公園のような愚行がまた繰り返されるのだろうか?
Posted: (日) - 5 18, 2008 at 11:45
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