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刊行にあたって
目 次
北国新聞に記事として掲載

●刊行にあたって
●フェーネラルスケジュール
●手みじかな用語の説明
無料貸出

  危篤・逝去
喪家との付き合い
本光寺では常識

臨終の知らせ
葬儀社よりも親戚へ

喪主は縁の深い人
日取り決定

迷信
位牌と位版
密葬して本葬
遺体を拭く湯灌(ゆかん)
遺体を運ぶ寝台車いりません

遺体搬送車
お内仏(仏壇)

頭北面西
枕勤め(枕経)
納棺は合掌の姿

遺体は礼拝の対象でない
修多羅はお経
二人使い
葬儀の係と分担
喪主は泣き他人は歌い舞う
数珠での礼拝(図解)
夜伽(通夜)

● 葬 式
葬式の次第
葬式には正信偈
葬式の焼香
血族表
焼香順を呼ばない
焼香順にこだわる方は
香典、椿、弔電等
お悔やみに使わない言葉
告別式は馴染みません
出棺に四吼の梵鐘
法名、院号、相続講
白装束
回し焼香
死装束はしません
遺体の枕辺に飾り
故人の貯金払出ストップ
供物の順番
葬式の写真
会葬お礼、新聞広告
焼香の作法(図解)
香典返し
遺族、近親の服装
弔問客の服装
喪 章
葬場勤行と納骨永代経
他宗派の葬儀に参列したら
服葬と忌中の期間
喪主遺族への挨拶と答え
香典の目安
香典の表書と包みと書留
香典の金子入れ忘れ
香典返し、忌明け、仏壇新調、墓建立
僧侶のお礼の書き方
参考書の誤り、慶讃法要
火葬
還骨、納骨、初七日勤行
僧侶の手配
葬式当日に初七日勤行
独居死
事故・変死
死産

生後すぐ死亡
海外で死亡

伝染病、行旅、生活保護死亡
失踪者の死亡
葬式を妨害すると
お布施とお経料
葬式の原点
葬式後のお勤め
お布施の目安
死亡に伴う役所、会社の届
保険と年金
形見分け
遺言と相続
お内仏荘厳の図
お内仏の説明


● 墓
墓の起源
火葬の普及
墓の持つ意味
墓の発掘
墓の改葬
葬法と散骨葬
本光寺墓苑と総墓

焚込会(おみたきさん
 刊行にあたって

 本書は、平成三年に出版した「お葬式」−手引書−の改訂版ですが、今日の激しく変化する葬儀事情を踏まえ、死亡の時のあらゆる場面を想定して、より詳しく親切に説明を加えてあります。

 葬儀式というものは、同じ宗旨であっても時代と地域が違うと、様式や慣習が皆異なります。そこで、我々の真宗の本意に沿った、葬儀の正しい知識を持った人がどんどん増えて、適切な判断と対応ができることを願い、この本を発刊することにしました。
 兎角、私たちは肉親の今際の時など、誰もが心が動転してしまい、自然と誰かに頼ろうとするものです。そのよう時、親族の中に冷静に、また、適切にその場を取り仕切る人がいると大変助かります。滅多にないことだからといって、ただ一方的に業者に委ねるのではなく、逆に滅多にないほどの大切な儀式なのだから、予め充分な知識を持って自らが中心となって対応できるようにと、この度、葬儀解説書「葬送の知恵袋」をすべての本光寺のご門徒の必携本として、全門徒に頒布することにしました。

 本書の執筆に当った荒田慶一主事には、長年のご苦労の賜物と、心より敬意を表します。

  平成十四年四月

松陽山本光寺住職 多 田   眞


北国新聞に記事として掲載

 葬  式

 四百年前に書き残されている先人の文書に
 「葬祭は礼を以てして華飾を欲す勿れ、華著なれば観にして哀しみなし、葬喪を盛んにして家財を顧みざるは、豈に孝子の実ならんや」と。

 この意味は、社会の秩序をたもった葬式をし、華美な飾り付けはしてはいけない。贅沢で、おごりたかぶった派手な飾りは、見世物にすぎずかなしみをさそうものでない。見栄をはり、盛大な葬式をして無駄金を使うのは、親に孝行したことにはならない。ということでしょう。

  平成十四年春
本光寺主事 荒田慶一