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30)プリンス スカイラインALS1
  From:ひよこ 2001/05/07 10:12

GWも終わり、あとは「のほほん会」とボーナスしか楽しみが
無くなってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょう?
連休明けはSNDHで一息つきましょう。(まだ仕事始まったばかりだって)
今朝は「のほほん会」でも訪れる予定のプリンス、それもスカイラインの登場です!
なんてタイムリーなんでしょ?ところで、前回のヒルマンミンクス、
私の親父が乗っていたそうです。当時はみんなあんなサイズで、とりわけ
小さいわけではなかったと云うことです。一応追補と云うことで…。

さて、日本の名車というと必ず出てくるのがスカイラインです。
プリンスで生まれた、名前だけではなく独立した車種として
現在まで連綿と続くこのセダンの系譜はここから始まったのです。
…とはいっても、現在のガンダム系の車版モビルスーツみたいな
不可解なポジションのスポーティー・カー(?)から見ると、
この初代は当たり前ですがそういったイメージは微塵もありませんね。
勿論、テール・フィンなんか着けちゃって洒落っ気はたっぷりあるのですが、
後ろに付かれたら車線を譲りたくなる(速いからではなく、こんなのと
心中したくないからと云う思い)様な現行のスカイラインとはまるで違う
キャラクターですね。

全体の成り立ちは、私も大好きな(強調)アメ車の影響大というより
そのもののデザイン手法で、例によって主に足りなかったのは車幅と
もう少しの全長というところですね。しかし、ヒルマンミンクスの様な
スマートな車が増えてきたためか、日本車のデザインもイイ線行くように
なってきましたね。プリンスはそういう意味で日本のメーカーの中では
一歩先を走っていたような気がします。

ところで、60年代に入るとこの初代スカイラインもマイナーチェンジして、
顔ががらっと変わるのですが、これまたアメリカの潮流に従ったマイチェンで、
これはこれで結構似合っていて良いです。しかし63年のS50型と既に
そっくりな顔立ちになっているところが興味深いですね。
このタイプはいつものリンク先に画像が無かったので、
下記のURLに画像を置きました。「Home」とは別にコピペして見て下さい。
http://home.att.ne.jp/moon/hiyoco/sndh/pix/prince_sky2.jpg
(※注:オリジナル掲示板の時のリンク先から変わっています)

                      こっちがオリジナルですよん(クリック)→


From:フカ 2001/05/07 22:49

GW明けましておめでとうございます(^^) やっとプリンスの登場ですね
のほほん会で実車を見られるが楽しみです
いつもながらSNDHに関しては、デザイン的知識や洞察力も無い上に文献やデータも一切持ち合わせないために、子供の頃の記憶を辿って稚拙な感想を述べるばかりですが、この素敵なネーミングを含めてプリンスは当時に於いてとても先進的で洒落たイメージが鮮烈でした。確かにまんまアメ車と言われてしまえばそれまでですが、国産スモールサイズに旨く消化されたイメージがあります。私の不確かな記憶だとひよこさんの示された’コピペ’の前に4灯化されたもう少し格好良いモデルがあったように思いますが・・例によって勝手に美化された思い出かもわかりません。。
ところで、ミュージアムの名誉館長さんのご子息とは仕事仲間とゆうか親しくさせて貰っていて、当時の極秘?開発エピソードなんかも聞いちゃったりしてますので、ご興味のある方はオフ会のときオフレコで・・・(^^;;)


From:どんぶらこ 2001/05/21 22:04

だいぶ宿題がたまっていたもので、すみません。
ようやくクルマらしくなってきましたね。
ひよこさんの言われるように、このあたりのデザインはアメ車のコピーですね。
正確にはわかりませんが、フォードのフェアレーンという大衆車のデザインに似ていますね。写真のスカイラインは横真一文字にサイドラインが引かれていますが、これはデラックスモデルだけで、スタンダードではカモメの羽根のように途中でV字に屈曲しています。このラインもフェアレーンのものですから、参考資料の見過ぎなのでしょうね。年式によってデザインが変わってしまうのではっきりしたことは分かりませんが、55年ころのモデルに一番近いと思われます。
問題になっていた4灯のヘッドランプは、この発表当初にはなく、1960年2月にスカイラインと兄弟車のグロリアがマイナーチェンジして、我が国最初のデュアルランプだとされています。写真により微妙にデザインが変わっているのは、グロリアとスカイラインがあって、ともにデラックスとスタンダードモデルでデザインを変えていたからです。
このモデルで特筆すべきデザイン上のテクニックは、グリルを車幅一杯に広げ(サイドまで回り込ませ)ている点です。これは意図的にしたことではなく、大元のフェアレーンがそうなっていたため結果的にそうなってしまったのでしょうが、全幅の割に車幅を広く見せる効果があります。ボディサイドのグリルの縁まで幅に見えるからです。このテクニックは後のカリーナEDのテールデザインで完全復活します。私はこれを「ハイレグ効果」と呼んでいます。つまりハイレグは、水着の切れ上がりを大きくし、本来脚ではないお尻の側面まで脚が連続しているかのような錯覚を見せるデザインですが、車幅以上に幅があるかのように見せるデザイン手法なのです。
ちょっと長くなったのでこの辺で。


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31)トヨペット コロナST10
  From:ひよこ 2001/05/11 09:12

おはようございます。一日遅れのSNDHでございます。
昨日は仕事で店の手伝いをさせられて10時から夜の10時半まで、
しっかりと実働12時間働いてきました。なんでこれで残業手当無いの?
…などと愚痴ってる場合ではありませんでした。ほんとはプロジェクトXに
合わせてスバル360まで行きたかったのですが、トヨペット・コロナST10です。

ご存知これより四半世紀にわたって続くBC戦争が、ここから始まったわけですね。
トヨタのデザインもクラウン以降はようやくこなれてきましたね。
この車も全然格好良くはありませんが、合理的で華美でなくシンプルなのが
実にファミリーカー、ファミリーカーしております。サイドの「つるん感」が
モール無しのGSにどことなく似ていませんか?(また誉めすぎ?)

しかし、先日のプロジェクトX(クボジュンが出てるから見てるというフトドキな
友人がおりました)を見ていたら、まるでスバル360以前は純国産ファミリーカー
が無かったかのように制作された番組でしたが、実際にはダットサン210や
コロナがあったわけですよねぇ。価格もこの当時としてはイイ線いってると思います。

                                クリックして見てみよう→


From:どんぶらこ 2001/05/21 22:25

確かにコロナのデザインはプレーンですっきりとまとめられていますね。
今の目から見るともう少しバンパーを(一本半くらい)上に持ち上げても良かったかな?
このすっきりとしたデザインを実現できたのには秘密があって、トヨタの協力会社である関東自動車工業が開発した一体構造ボディが実用化されたためなんです。現在のモノコックへの過渡期に生まれた構造で、フレームをボディの中に取り込んだビルトインフレームというのだそうな。おかげで外板はすっきりしたわけですね。
でも、妙にドア部のあたりが物足りないと思いませんか?実はこれ、前後のドアとも先のトヨペットマスターのドアそのものなんです。>つまり流用品。
当時、ダットサン110型が小型タクシー需要で独占していたのをトヨタが黙ってみているわけに行かなくなって急遽小型タクシーをでっちあげたというわけなのです。
エンジンはトヨペットSA型用、足回りはクラウンからの流用、ドアはマスターからの流用となったわけです。
でもそれでこれだけまとまりのあるデザインが出来たのだから逆にすごいですよね。
デザインもトヨタ本社のではなくて関東自動車工業だそうな。


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32)フジキャビン
  From:ひよこ 2001/05/14 09:36

さぁさ皆さん、いよいよ今週末に迫ったどんぶら(XM)オフ「のほほん会」の
用意はできていますか?(おまえは用意したんか→ひよこ)緑の水たまりが
駐車場にできていませんか?不自然な変速ショックはありませんか?
なお、皆さん大人ですからお菓子は¥3,000(24Vも可)までとします。
但しソフトドリンク類も含みます(麦茶は除外)。で、フジキャビンです…。

見たことはありませんが、有名な車(と云うのにちょっと抵抗はあるけど)ですね。
これオリジナル・デザインですよね。何かの真似ではありませんよね?
設計上の必然から生まれたデザインとは云え、なかなかイカしてるじゃぁないですか。
確か真ん中に一つだけヘッドライトがついてるのですよね。今で云えばピザ屋の
デリヴァリー・バイク的なノリですね。雨が降っても濡れないバイク。
FRP(?)製150kgという軽量で、2人乗りというのもイカしてる!
これにBMWの水平対向450ccとか載せてみたいですねぇ…。(脱線)

この時代で前ヒンジ・ガルウィングですよ(笑)!M.ガンディーニもビックリです。
(まぁ、カウンタックと云うよりはトヨタ・セラのタイプですが…。)

先週のプロジェクトXはスバル360(SNDHでももうすぐ登場)の特集でしたが、
番組の中で予期せず「フライング・フェザー」の実物が出てきました。
でも、ひよこ的にはこのフジキャビンにこそ使いたい名前ですね。
「飛ぶ羽根」って感じがしませんか?

デザインのためのデザインではありませんが、結果的にはなかなか良い
「デザイン」だったのではないでしょうか?全体のツルン感がとても素敵です。
形としてもちゃんとまとまっていると思います。

                     改めて見てみましょ![Home]をクリック→


From:どんぶらこ 2001/05/21 22:43

うぅむ。これ、かっこいい?>ひよこさん。
このクルマの設計者はあのF/F(フライング・フェザー)(>プロジェクトXでスバル360の回に比較として出されたクルマ)を設計した冨谷龍一氏。
氏曰く「最大の仕事を最小の消費で」をさらに押し進め、FRPモノコックボディは130kg!エンジンは125cc!もはやこれは実験車両ですよ。
薄い鉄板じゃ持たないから曲面にしてあるわけでしょ。もはやデザインじゃないですよ。<ちょっと言い過ぎ。
で、このクルマ富士自動車というところで発売されたのでフジキャビンなわけですが、プリンスが初代スカイラインを発売した1957年はまだ社名が富士精密工業だったわけで、その関係会社というわけですね。同じ年に同じ会社からスカイラインとフジキャビンが発売されたのだから驚きですよね。(同じ会社かどうかは未確認)


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33)ダットサン210
  From:ひよこ 2001/05/17 09:38

昨日雨の中を妻が車を使ったそうで「ごめん…」て云ってました。
いや、実用車なのでそれは構わないのですが、明後日は「のほほん会」じゃん!
今日帰ったら洗うか?でもまた明日使ったりして?新車なので洗車機は塗装が
傷むだろうなぁ…。とにかく当日は晴れますように。なんか遠足前の気分だ。
あっ、どんぶらこさん、万一雨だったらXMでいらしてくださいよ。
それから大変でしょうけどお仕事頑張って下さい。SNDHなんてオフ会のあとに
まとめてレスでいいんですから…。ん?SNDH??そうだ、これSNDHだった!
というわけでオフ会前最後のSNDHはダットサン210です。

この、まぁ実質的にブルーバード(正式な命名は310から)なわけですが、
デザインはまだまだですねぇ。次回のSNDHでは遂に「あの車」が登場
するというのに!中身が優秀だとしても私なら前々回のコロナの方がまだいいなぁ、
勿論お金があったら間違いなくスカイラインを選ぶでしょうけど。
ホント、日産は60年代に入るまではデザイン全然ダメですねぇ。というより、
「車にデザインを施す」と云う感覚がなかったのかもしれません。
日本では歴史のあるメーカーなのに、逆に保守的で遅れていたのかもしれませんね。
外国製の真似でも良いからもうちょっとなんとかならなかったのかなぁ?

特に前後のバランスが非常に悪い(アメリカではもう羽根が生えてますよ!)のと
サイドのイメージに前から後までの統一感がないのがいけません。
まぁ、こういう事を云ったら「じゃぁ、デイムラー・リムジンなんてどうなる!」と
お叱りを受けそうですが…(^^;;)。イギリス指向だったのですかね(それにしても…)?
スミマセン、私にはこれ「オートサンダルのクローズド・ボディ」位にしか見えません。

なんか酷評になっちゃいましたが、日産好きだからこそなのです(一応フォロー)。

                          ダットサン210を見る(クリック)→


From:どんぶらこ 2001/05/21 23:17

このクルマ日産が初めてアメリカに輸出したクルマですよね。
サンフランシスコ港に2台到着して、当時の丸紅の社員が引き取りに行ったとき、初めて実物を目にし、気が遠くなりそうだったとTV番組で答えていました。
子犬の「チン」のようだとも。<確かに。
このあたりは、NHKスペシャル「自動車」がビデオになっているかと思います。
是非、クルマ好きなら見てみて下さい。現在慶応大学教授になられた(当時はNHKプロデューサー)相田洋氏の「電子立国ニッポン」のクルマ版です。
タクシーで大当たりした国内需要からすると、大きくはできなかったのでしょうね。


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34)スバル360
  From:ひよこ 2001/05/21 12:28

みなさん、あけましておめでとうございます。
週末はSNDH校外学習にご参加いただきありがとうございました。
プリンスミュージアムでスカイラインのレースでの活躍をR30型まで勉強できましたね。
やたらとBMW−M1を目の敵にしているようにも感じられましたが…。(^^;;)
SNDH的にはもうちょっとプリンスの車を見たかったというのがありますが、
まずは訪れることができたことをお膳立てして下さったSNDH名誉講師、
どんぶらこさんに感謝いたします。私、どんぶらこさんの著作にサインも
していただきまして感激です。そんなこんなで、遠足もとい校外学習明けの
SNDHはタイムリーにも日本車のマイルストーン、スバル360です。

つい先日のプロジェクトXで特集されたばかりですので、皆様の記憶にも
大分鮮明に甦ったのではないでしょうか?私の子供の頃はまだまだ沢山走って
おりました。もっともそれはほとんどが後期型で、本日リンクで見ていただく
画像の初期型(通称でべそ)とは特にフロントのイメージが大分違います。

実は子供の当時は、このデザインがあまり好きではありませんでした。
特にリアのテールランプが割と上の方に付いている感じが、野暮ったく思えて
なりませんでした。そのくせウェスト・ラインが逆に妙に低いところを流れていて
腰から上がでっかく見えるのも何となく好きではありませんでした。
初代シティが街に溢れだし、好きと同様、嫌いという人も飛躍的に増えた
あの感じと同種なのか、町中いたるところで見かけるのも、へそ曲がりとしては
気にくわなかった理由かもしれません。
でも、あの後ヒンジドアは好きでした。だから本当を云えばこのスバル360の
商用車版である初代サンバー(やはり後ヒンジ)の方がデザインとしては好きでした。

さて、このSNDHは改めて書くまでもなく「戦後日本車“デザイン”変遷史」
ですので、車が社会に果たした事実とは無関係なところであえて2,3云わせて
もらうと、 上記のようにちょっと未消化な部分があると思います。
実際は軽量化や強度確保などのためにやむを得ない部分が多かったわけで
仕方はないのですけど…。個人的にはウェストラインの抑揚を少し抑えて
若干上方に移し、リアの縦線中心のデザインからもう少し横方向のつながりを
意識したデザインにして欲しかったです。フラット・デッキの時代がもうまさに
そこまで来ていたので、ちょっと古くさく見えてしまうのです。
そうでなければFIAT500のようなプレーンなラインも良かったのではないかと
ついつい思ってしまいます。今見ると確かに十分カワイイのですが、
(友人がクボジュンが乗って出てくる番組の冒頭部を見て狂喜しておりました)
私的にも、また実際の設計においても「かわいい」を狙ったわけではないでしょうから
これはあくまで結果論ですよね。なにはともあれ優れたデザインだとは思いますが、
個人的にはもう一つしっくりこないのも事実です。

それでは数々の反論お待ちいたしております。(^^;;)

                                    クリックして見る→


From:どんぶらこ 2001/05/21 23:36

「戦後日本車“デザイン”変遷史」
そうですね。あまり知識自慢(資料自慢)してはいけませんね。
誰でも(初めてクルマを見たという人でも)発言ができるようにしなくてはいけませんでした。<反省。
スバル360はほぼ私と同じ年齢ですから古いですよね。
1954年に道路交通法が改正されて軽自動車の排気量が250ccから360ccに拡大されたのを受けての実用化ですね。<おいおい。
ボディサイドの抑揚のあるラインは確かに古くさく見えてしまうところですが、これをもし直線でひっぱたら、キャビン部が上手く収まらなかったのではないかとさえ思えてしまいます。
高校の頃「スバル」というあだ名の先生がおられて高校生の私には貧乏くさくて嫌だなとさえ思えたのですが、今私が2CVはいいなぁと思うのと何ら変わらないのかも知れませんね。ルノー4CVと比べても金属のモールを使わないデザインはかなり意図的に「マッス(かたまり)」として最初からデザインされていると思えます。
これを嫌がってプレーンなデザインに変更するとスバルR2のようにますます他のクルマに似てしまうのではないでしょうか。


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35)ミカサツーリング
  From:ひよこ 2001/05/24 10:01

今日からどんぶらこ先生が産休に入りますので今日は自習です。
SNDH…、わかるわけありませんよねぇ、当然それはわかっていましたので
ある程度の間隔をおいてSNDH(戦後日本車デザイン変遷史)と書いて
注意を促してきたつもりでした。えー、最近も2日前に記事番号1021にて
皆さんの参加を呼びかけております。ここは掲示板荒らしが一人おりますので、
このページの新規書き込み欄左下の|| Plain || を押してから「ブックマーク/お気に入り」
をつけると、上から投稿の新しい順番で表示されますから夜見の菓子…ではなくて
ヨミの餓死…うぁ、読み逃しが無くてお勧めです。
それでは今日も元気に行ってみましょう!ミカサツーリングです。

えーと、この車の出自がわからないのですが、市販車なのですか?
「ミカサ」って後にも先にも他の車を見ないのですが、どこかの前身なのか?
大きさはそこそこあるし第一4人乗りなので、オートサンダルの類とは違いそうです。

さて、本題のデザインに目を移しますと、どうでしょう?プロポーションは
なかなか良いのではないでしょうか?ダイハツ・コンパーノスパイダーより
私の目には格好良く映ります。いつも同じ事を書いて申し訳ありませんが、
もう少し幅があれば(或いはデッキの高さが抑えられれば)もっといいスタイルに
なるのでしょうね。日産のパイクカー、フィガロってこの辺からもってきてるのかしら?
決して格好良いと云う程ではないですが、4人乗りのコンヴァーチブルとしては
なかなか良くまとまっているデザインだと思います。

それにしてもこの頃からの日本車のデザインは急激に面白さと洗練度と
日本独自のオリジナル度が上がってきますね。SNDH、これからが本番です!

                        クリックするとミカサツーリングが見られます→


From:どんぶらこ 2001/05/27 23:19

このミカサ・ツーリング、良いクルマですよね。ちょっとここには書ききれない内容だったので、別にアップしました。Homeをクリックして見て下さい。(後半は以前参考にアップした資料)
スポーツカーとは言えないような腰高なデザインですが、これはライトバンがベースにあってのことなので、大目に見たとしても、まとまりのあるデザインですね。たぶん、英国のスポーツカーが参考資料にあってのデザインだとは思いますが。
それにしても、ひよこさんがこのクルマをお気に召すとは、シトロのDNAが息づいている証拠ですね。

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36)プリンスグロリア1900
  From:ひよこ 2001/05/28 10:29

おはようございます。SNDH(戦後日本車デザイン変遷史)の時間です。
前回のミカサツーリングにあのようなヒミツが隠されていたとは!
大変勉強になりました。しかも、別の角度から見てもなかなか良いプロポーションで、
ブランドが無くなってしまったのが実に惜しまれます。合掌…。(-人-)

さぁて、今回はいよいよ50年代の最期の年に入ってきました。
今回採り上げるのはプリンスグロリア1900、折しも先日の「のほほん会」で、
実物を見てきたばかりですね。いつもWeb上でしか見ていないこれらの日本製
クラッシックカーを間近で見る事はそうそう無いでしょうから、良い経験でした。

まぁ、デザインという意味では先のスカイラインと変わらない(一応補足しますと、
現在では違うクラスの車であるスカイラインとグロリアですが、グロリアの誕生は
スカイラインのボディに大きなエンジンを載せ、デラックスな装備を施した成り立ち
だったのです。クラウンとマジェスタのような関係だったのですね。)わけですが、
当然の如く各部モール等の豪華装備が施され、より一層のアメ車大好き路線を
爆走していますね。やはりこちらが本来の完成形デザインだったのではないでしょうか?

ところで、スカイラインの所でも触れましたが、このシリーズには3つの顔が
あるんですね。1つ目はこの2灯ヘッドライトのモデル、2つ目はこのデザインのまま
4灯のヘッドライトに換装したもの(フカさんが云われた通り)、そして3つ目は
フロント部がフラットデッキになって、ちょっとS50系(2代目スカイライン)の
イメージに近付いたモデルです。で、面白いもので、前がフラットデッキ・タイプに
なっただけでも凄く新しくなった様な気がしてしまいます。取って付けたような
イメージもあまりありません。2灯のタイプ1だと、アメ車そのものでスカイライン
/グロリアといわれてもピンと来ませんが、フラットデッキのタイプ3だと、
60年代の日本車のオリジナリティーの黎明期の雰囲気が大分出てきますね。

さぁ夜明け前です!(ですよね…???)

           クリックして見に行きます(プリ&スカ・ミュージアムではありません)→


From:どんぶらこ 2001/05/29 23:25

先日ナマグロ(近海物)を見てきたせいか、ひよこさんの解説にも力が入りますね。
確かにプリンスのデザインは高級感があって、時代の流れの中でも一歩リードしていますよね。(お手本がいいという話もありますが)
アメ車に似せてはありますが、寸法的な制約もあって、日本車独自の翻訳型スタイルにこなれていますね。
同じような成り立ちでもトヨタのクラウンRSなどはまだまだアメ車のくどさが残っていてプリンスと比べると見劣りしますね。
50年代最後の年になってようやく工業技術とデザインが上手く噛み合って来たのかもしれません。
グロリアとスカイラインの差異がいまひとつ不明のようでしたので、手元の資料をアップしておきます。                 Homeをクリック!−−−−≫
デュアルランプがグリルの中に収まったモデルは意外に新しくて、フラットデッキのグロリアと平行生産されていたモデルなのです。
ちなみに、私の見ている元ネタは二弦社から出版されていた「世界の自動車」の中の「35巻 戦後の日本車1」という本です。資料性のある本なので再販してくらないかなぁ。(以前確認したらダメだそうです)
このシリーズは古本屋で見つけたら即買いです。
ヤフオクで出ないかなぁ。
それと、グランプリ出版から出ていたその名もズバリ「自動車スタイル変遷図鑑」もいいですよ。全てイラストで起こしたモデルチェンジが一目で分かる図鑑です。
(1983年までしか載っていないけれど)
おっと、こちらのSNDHも資料性高いですよ!

 Home


From:ひよこ 2001/05/30 10:20

> 先日ナマグロ(近海物)を見てきたせいか、ひよこさんの解説にも力が入りますね。

いやぁ、トロも良いけどマグロはやっぱり赤身かなぁ?(寿司食いてぇ)

> アメ車に似せてはありますが、寸法的な制約もあって、日本車独自の翻訳型スタイルにこなれていますね。

資料拝見いたしました。いやぁー、まんまじゃぁないですか!→フェアレーン

> グロリアとスカイラインの差異がいまひとつ不明のようでしたので、手元の資料をアップしておきます。

おぉ!凄い!これが二弦社の本なのですか?
かなり詳細に載っていますねぇ。欲しい欲しい!

> このシリーズは古本屋で見つけたら即買いです。

一体全何巻なのですか?

ところで、上記ページの解説を拝見すると、私が先述した初代グロリア/
スカイライン・シリーズには3タイプあった…の記述ですが、
3タイプ目のフラットデッキがあったのはスカイラインだけだったのですね。
しかも、その3タイプ目は既にフェイズ2へと進化していた新型グロリアの
イメージを模してという事ですが、その顔をヒヨコはS50系スカイラインに
似ているとした…と云うことは、2代目グロリアと2代目スカイラインに
デザイン上の関連があるという事なわけですね。

おっとっと、先走りすぎました。(早弁早弁)
後の楽しみはとっておかなくっちゃ…。
(で、赤身マグロは皿の端によけておく)


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37)ダットサンスポーツカーS211
  From:ひよこ@先行者 2001/05/31 14:05

おはようございます。SNDHの時間です。皆様お元気ですかぁ?
(※ナイター中継延長のため、開始時間が変更となっております)
本日のお題も現在まで続くビッグネームのはじまりです。
ダットサンスポーツカーS211、北米名フェアレデーです。

いやぁ、私が小学生の頃はフェアレディーと云えばSRだろうがZだろうが憧れでした。
小学3年の時、同じ町にZがあったので舐めるようにしげしげと見つめておりましたら、
オーナーのお兄さんが「そんなに好きなの?ちょっと乗ってみる?」そう云ってキーを
渡してくれ…いやいや、その辺を一回りしてくれました。馬鹿で無遠慮な子供のヒヨコの
こと、きっと「やっぱりGノーズ付けなきゃ」とか「何で432にしなかったの?」とか
失礼な事を云ってしまったような気がしますが、お兄さんは「また乗りたくなったら
おいで」と云ってくれました。 当時でも帰ってその事を話したら怒られましたが、
とても良い想い出です。 いけね!デザインの話ではないどころかS211の話しでも無いや…。m(_ _)m

で、その憧れのフェアレディーの初代なのですが、カッコワルイですねぇ…。(^^;;)
ミカサツーリングの方がずっと良いです。全体的にボテッとしていてずんぐりした感じが
スポーティーという言葉のイメージとは大分かけ離れています。2トーンにしているので
なんとか「普通の車ではないんだぞ」と主張しておりますが、これが無かったら
重っ苦しいサイド・ヴューですよね。しかも似合ってるわけでもない。
それといくら当時の道路事情が…と云っても、スポーツカーの最低地上高では
ないですよね。

横から見たときにこの車のウェスト・ラインはウィンドー・シールドの付け根辺りで
一番高くなっていますが、当時ならボンネット先端辺りを一番高いイメージにして
後に向かってなだらかに下りて行くという方が綺麗でシャープに見えると思うのですが、
どうなんでしょう?もっとも今は逆で典型的なウェッジシェイプが多いですが。
(またまた余談なのですが、そのせいで最近の車は後半分のマスが大きくて、
リアホイールアーチの上端からウェストラインまでが妙に間延びして格好悪い車が
多いですよね。ま、コレもまたそのうち…。)

                                見てみて下さいとりあえず→


From:どんぶらこ 2001/05/31 20:42

> ダットサンスポーツカーS211、北米名フェアレデーです。
そうです。フェアレディではないんですよね。
私も知らなかったんですが、同じボディデザインなんですが、211と212があって、シャシーもエンジンも違うんだってね。
もともとこのクルマはダットサン1000の着せ替えだから、腰高なのは仕方ない。
日東化学製のFRPボディとは言え、34馬力しかないエンジンじゃ走らなかったでしょうね。
後に、212にモデルチェンジしたときは(とは言ってもボディは同じ)なんとダットサントラック1200のシャシーに変えられて、ボディもオールスチールになったんだそうな。
(そのため依然として腰高)
写真では分かりづらいですが、生産されたのは全て左ハンドルで、最初からアメリカ輸出しか考えていなかったわけです。4シーターとは言ってもアメリカ人には乗れなかったでしょうね。
デザインの基本自体は先日のミカサスポーツと同じような成り立ちだとは思うのですが、私が注目しているのは、ボディサイドのツートーンの塗り分けのデザインです。
アメリカ車などのモールディングは私的な見解ですが、アールヌーボーの影響を強く受けた曲線だと思うのですが、このダットサンスポーツのそれは、純和風の雲形定規などに見られる雲流型(?)のそれに近いような気がします。
正確には、浮世絵とアールヌーボーは非常に影響を与えあった関係なので、似ていないわけではありませんが、出来上がったものはちょっと違いますね。
こんなレベルのクルマしか作れない日産と合併させられたプリンスのデザイナーの気持ちを考えると、悲しいものがありますね。


From:ひよこ@先行者 2001/06/01 09:12

どうも。なんか私信状態ですね。(^^;;)

> 私も知らなかったんですが、同じボディデザインなんですが、211と212があって、シャシーもエンジンも違うんだってね。

2代目フェアレディもSP310,SP311,SR311と3種類ありますものね。
(まぁボディは同じですが)

> もともとこのクルマはダットサン1000の着せ替えだから、腰高なのは仕方ない。

そっか、そういう理由もあるわけですね。

> アメリカ車などのモールディングは私的な見解ですが、アールヌーボーの影響を強く受けた曲線だと思うのですが、このダットサンスポーツのそれは、純和風の雲形定規などに見られる雲流型(?)のそれに近いような気がします。

ふーむ、なるほど。確かに雲形定規(あれって日本の物なのですか?)です。
私は単に高さがありすぎて間延びしたサイドでバランスが取れるよう縦に
引き延ばしたからあぁなったのかと思いました。もしあの塗り分けが
ジャパネスクの感覚であるなら、カタログでしか見たこと無いけど
白と赤が国旗の色調だったような気もしてきました。そう考えると不思議に
あの塗り分けの形も広重風に見えてきました…。(^^;;)

> こんなレベルのクルマしか作れない日産と合併させられたプリンスのデザイナーの気持ちを考えると、悲しいものがありますね。

社内でも「ヤバイな…」という風潮はあったんでしょうね?
プリンスを吸収する頃にはピニンファリーナやゲルツといった海外の著名
デザイナーに積極的にデザインを依頼していますものね。


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38)ダットサンブルーバード310
  From:ひよこ 2001/06/04 10:11

ここのところ雨の日が多くて「梅雨なのか?」という雰囲気になってきたところ、
関東地方では今日は気持ちよく晴れているようです。旧車乗りの方々にとっては
暑いのも嬉しくはないでしょうけど、じとじとした雨よりは良いですよね。
さて、SNDH(戦後日本車デザイン変遷史)本日のお題はいよいよ50年代の最後、
ダットサンブルーバード310です。

50年代の最期と云うことは、云い換えれば戦後の日本車デザイン低迷期
(その前に好調期があったわけではないので正確な表現ではありませんが)の
終焉と云いたいところでもありますよね。まぁ、60年を境にガラッと変わる
わけではないのは、21世紀になっても日常生活が今までと何ら変わらないのと
同じですが。(イカンまた前置きが長くなってしまった…)

この車はそうしたある種の時代が終わろうとしている頃のデザインですね。
ブルーバードとしてもあまりセンスがあったとは思えない日産社内で
頑張ってデザインした最後のモデルという事になりますね。
決して格好良くはありませんが、210等から較べれば遙かにまともな
「見られる」デザインになっていると思います。平々凡々でトヨタ的とも云えますが、
いわゆるBC戦争で、ようやくコロナと同じ土俵に立ったというところでしょう。

サイドモールの位置や、ボディとグラスルームの比率のバランスなどとても均整が
とれていて誰が乗っても嫌味がない、裏を返せばこれといった特徴が無い印象です。
そういえば初期の日産ってどうもエキゾティック(無国籍)なイメージが強く、
この当時はむしろトヨタの方がひとくせあるデザインに感じます。

余談ですが、ブルーバードの「かきのたね(柿の種=新潟特産のピリッと辛い米菓)」
というと現代の人は次のモデルの410の事だと思っている人が多いようですが、
正式には(どこの正式?)この310を指すニックネームです。テールランプの形が
その米菓に似ていたためこう呼ばれるようになったものです。

                           残念ながらリアヴューは載っていません→


From:どんぶらこ 2001/06/04 12:14

このあたりから急に私の手持ちの資料が少なくなって行くので、個人的なやぶにらみの意見でご勘弁を。
当時のデザインセンスが大きな曲がり角に来ていることもあって、新しいデザインの新機軸が見つからないため、混迷していますね。この時代、新しい方向性を見い出すことができたデザイナーだけが新しいものを提案できたのでしょうね。(西洋のコピーであっても)
このブルーバードもサイドはフラットにして、前後にすっと通したモールディングが新しさを狙っています。でも、デザイナーのどこかで「何かしたい」という心がうずうずしてしまい、後輪フェンダーを下端で前後に引き延ばすなどの小技を使ってみたりしています。
柿の種は縦型のテールランプのことですが、これは当時絶頂期だったアメリカ車のテールフィン(垂直尾翼)に埋め込まれたランプを模倣したものと思われます。
このデザインは、セダンよりも、同時に発売された320ことライトバンやピックアップのほうがシャープに見えます。
このブルーバード310は日本初の「女性専用車」が設定されたモデルでもあります。
その名も「ブルーバード・ファンシーデラックス」。特別色で塗られたボディの中には化粧用ビューティランプ、化粧品入れ兼用サンバイザー、メモクリップ、吸盤付き小物入れ、陽焼け防止フロントガラス(!)、ハイヒールスタンド(?)、オルゴール付き方向指示器(!)、着替え用カーテン、ハンドバッグケース、などなど盛りだくさん。
女性どころか、お父さんもクルマを買えない時代にですよ!


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39)トヨペットコロナPT20
  From:ひよこ 2001/06/07 10:43

よいこのみなさぁ〜ん!SNDHの時間ですよぉぉぉ〜!
(ピンポンパンっていつ無くなったのだろう?番組の最後でオモチャくれるんだよなぁ…)
さぁさ、さぁさ、60年代に入りました!今これを読んでいる30代以上のあなた、
そろそろ実際にみたことがある車が登場しますので、どんどんご参加下さいね。
えっ?!違いますよ。このコーナーは別にヒヨコとどんぶらこさん専用の私信ではありませんよ。
今日のお題はまだ見たことがない車かも?トヨペットコロナPT20です。

ずんぐりむっくりの前型ST10に較べると随分とすっきりしたボディ・ラインですね。
昨今は良い陽気で、首都圏へ向かう電車の中にはボディ・ラインも露わな裸同然みたいな
オネエチャンたちが増えて、私は喜んでおります。(←コロナと何の関係が?ヲヤヂ)
つまり外から見えるボディ・ラインの美しさは大切だなぁと(苦しい)感じるわけです。

ホントにこの頃を境に各社とも急激にデザインがまともになってきましたね。
で、このコロナも前出のプリンス・スカイラインと同様にアメ車の影響、
特に例のフェアレーンな顔つきになりましたね。よくよく考えると、私が子供の頃は
「外車」と云えば往々にしてアメ車のことを指していました。土建関係のシャチョーさん
が乗ってたりした高級外車は、キャディだのマーキュリー・クーガーだの
リンカーン・コンチネンタルだのでしたね。BMWはおろかメルツェデスすらそうそう
見られるものではありませんでした。かように日本人の趣味&目標はまだまだ
ゴールデン‘50sの余韻が残るアメリカだったのですね。

話を戻しますと、制作技術が上がってきた(エンジン高を抑えるとか板金のプレス精度とか)
のでしょう、やたらに高さばかりを感じたバランスの悪さが大分少なくなってきました。
前時代のデザイナーが執拗に拘った独立フェンダーの名残ももはや見あたりません。
フラットデッキ(まだ完全ではありませんが)の新しいスタイルが「これからのデザイン」
なのだと認知されてきた様な気がします。残念ながらまだ「趣味性」までは語れませんが。

                               クリックしてコロナを見てみる→


From:フカ 2001/06/07 20:28

> ずんぐりむっくりの前型ST10に較べると随分とすっきりしたボディ・ラインですね。

確か「アロー・ライン」とか呼んでたような気がします。

> で、このコロナも前出のプリンス・スカイラインと同様にアメ車の影響、

このあいだミュージアムでナマ・プリンスを見たときは、まさにアメ車を国産車枠にスケールダウンした印象を新たにしましたが(ほんとバンパーグリルやウインカーレンズに至るまで)このコロナは子供の頃の記憶を(叔母が乗ってました)辿ってみた限り、あんましアメ車っぽい感じは無かったですけど・・・なにしろ直線的な洒落た雰囲気だけど腰高で(当時の国産車は例外なくそうでしたが)他のなににも似てない・・・しいて上げるとオペル・カピタンとか??


From:どんぶらこ 2001/07/02 21:00

もう本当に、宿題ばかり残ってしまって大変です。
ビール呑みたいのに!
さて、コロナでしたな。
フカさん、アローラインは次の160Aのほうですよ。あの、グリルが斜めに切り落とされた「豚の鼻」です。つまり、バンパー上部の面が上を向き、下側の面が下を向く。ボディサイドから見ると前後に走るプレスラインが前端で矢印(アローライン)になっていると言うわけです。ただし、これはデザイナーサイドからの名前ではなく、広告代理店が命名したものだそうですけれどね。
で、PT20のほうですが、このあたりではっきりショルダーラインが見えてきましたね。
前端と後端とを一直線で結ぶキャラクターラインの上に面の尾根(ハイライト)がすっと通しているのが見えます。それまでの、どこかに手を加えずにはいられないというデザイナーの性を克服しているように見えます。
細かな話ですけれど、このクルマのピラーはかなりデザイン的に苦労しているそうです。(見えないけれど)
先ずAピラー。前傾しながらルーフにつながるアメ車などで用いられた「ドッグレッグ」のデザインが(わずかですが)採用されています。大幅に採用されなかったのは、ガラスの生産技術が追いついていなかったからですね。これは後にセドリック(縦目)に先を越される。
次にBピラー。これはなんと前傾しているのだそうな。ドアの大きさに応じてBピラーを立ててしまうとリアドアのウィンドウの方が大きくなってしまうのだそうで、これをデザイン的に解消するために下端位置を後部にずらせてウィンドウを小さく見せ、スピード感を見せている。(デザイナーの弁)
でもやっぱりすっきりしていると思いますよ。


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