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20)オートサンダル
 From:ひよこ@ようやく日本 2001/03/26 15:22

帰ってきましたよーやっと。
ホント疲れました(人生に)。
さて、今回もまた子供カーが続きます。オートサンダルです。

イヤしかしこれも一体なんでしょ?デザインという次元では
ありませんよネー(今更何を云う)。
フロントばっかりなんでデカイのだろう?押し出しの為?
後ろからこいつが来て、過ぎ去っていったときに「ナンだ…?」
となることは必至ですね。

しかしどうにかならないのでしょうか、
この意味不明なホイール・アーチの切り方…。


From:どんぶらこ 2001/03/27 22:38

お帰りなさい!ひよこさんが海外に行かれている間に日本は中国に占領されて大変な事になっていたんですよ。大量のロボット兵器が送り込まれて、みんな笑っている間に・・・。
さて、サンダルですが、これって会社の名前だったのね。日本オートサンダル自動車(株)という名古屋の会社だそうです。
この頃は雨後の筍のように沢山の自動車メーカーが乱立して、5年くらいで廃業したそうな。だから、このオートサンダルも「ロードスターロリー」というクーペスタイルの写真しか残っていないのだそうな。同時期の「テルヤン」なんか写真に写ってる数だけ違うデザインですもんね。先のニッケイタローもそのひとつ。
だから、デザインというにはいささか・・。
「カタログで見る日本車なつかし物語」の中でご隠居が「性能も実用性も低いから需要が少ない、売れないから研究開発費がないし、設備投資が出来ない。だからいつまでたっても性能も実用性も向上せず、売れない・・・という悪循環」と説明されている。
確かにそんなデザインですよ。
この悪循環を断ち切るにはスバル360の登場まで待たなくてはならないのだと言う。
未来を知ってしまった神のようで、もどかしいですなぁ。


From:フレンチ君 2001/03/29 20:43

おっ。これすんごいですね<特にFホイールアーチ
なんとなく、お手製で<勿論そうか
1台1台全て違うホイールアーチだったり(笑)
おもいっきり、電ノコで裂いたようなデザインです(^^;

フロントとリアの比率もなかなか、今のデザインにない
新鮮なものでありますね。

逆に、今の時代なら、ブレークするかもしれない。


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21)オオタPH−1
 From:ひよこ 2001/03/29 08:54

> 未来を知ってしまった神のようで、もどかしいですなぁ。

まったくですね。もう少しです。もう少し我慢の日々が続きます…。
というわけで、オオタPH−1でございます。

おっ?ヴァンデンプラ・プリンセスでは誉め過ぎなので、
ロンドン・タクシー並みのお尻の下がり方。オオタとしてはようやく(?)
サイドのイメージ・ラインが前から後まで繋がりましたか?
これだったら当時のお父さんも「そろそろ買っても良いかな?(買えないけど)」
と思えたかもしれない?

実態を知らないので疑問符だらけになっちゃいましたね?

                         Homeを押して車を見てみる?→


From:どんぶらこ 2001/03/30 20:08

資料によりますと、ボディは外注で生産台数の割に車種が多く、先のオオタPFと外皮だけの違いだとか。でも、その分デザイナーは色々と手を変え品を変えできて、意欲的なデザイナーだという声もある。
このPH-1にも、サッシュドア、前面曲面ガラスなどの採用が見られる。
姉妹車にはモーリスマイナーの身体にビュイックのグリルなど多彩なデザインのチャレンジが見られる。
このボディにして、ホイールベースが短いんですよね。後輪の位置がもう少し後ろのほうがバランス良くないですか?当時の評判としてはダットサンよりもスタイリッシュなデザインとして好評だったとか。確かに数多いボディバリエーションの中にはきらりと光る部分もあることはあるんですけれどね。
ただし、この2年後56年にはオオタは自動車産業から撤退する。
自動車デザインのコメントしにくいのもここまでですよ。いよいよ次回はあの巨人が誕生します。


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22)トヨペットクラウン RS
 From:ひよこ 2001/04/02 13:58

どうもどうも、新年度あけましておめでとうございます。
今回は新年度最初にふさわしいビッグネームが偶然にも登場です。
トヨペットクラウンRSです。(RSと云っても、インタークーラーを装備して、
国産初の200psオーヴァー・カーとなったあのRSではないですよ。)

現在、世界でも有数の自動車メーカーであるトヨタですが、その理由は
もうこの時点でトヨタ・カラーを確立しているメーカー・コンセプトを
見れば、「成るべくして成った」であろうという事からも解りますね。
デザインの技術的な手法についてはプロのどんぶらこさんに任せるとしますが、
ある意味、トーシロの私が見ても同時代の他メーカーのデザインとは
一線を画していることが解るほどですね。このレヴェルまで到達すれば、
今この車をその辺で見ても、それほど違和感は無いと思います。

あえて云うとフロントグラスが2枚窓なのですが、これは良く解釈すれば
1枚窓では表現できない全体の流れの中の曲面的デザインの為にあえて
2枚にしたのかも?という感じでしょうか?詳しくは解りませんが…。

初めは鈍くさかったトヨペットですが、そのデザイン手法のベクトルを
変えることなく昇華させていったという意味では、やはり一歩先んじていたのか?
こうなってくると他メーカーもおちおちしていられないでしょう。
さて、1950年代後半、日本の自動車界にはどんな変革が訪れるのか…?

                              クリックして見てみる→


From:どんぶらこ 2001/04/02 16:53

新年度の幕開けに相応しいクラウンですか。
このあたりからようやく見慣れたクルマが出てきますね。
こうしたあたりのクルマのデザインについては、山海堂から出ている(た?)「トヨタのデザインとともに」森本眞佐男著あたりが詳しいので興味のある方はご購読下さい。(カーデザイン版プロジェクトX)
これによると、クラウンRS型は当時の主要需要であったタクシーの運転手にアンケートを取って一番人気だったキャデラックのデザインを元に何点か試作して、その良いとこ取りのデザインだそうな。
幸運だったのは、真似をしたキャデラック(それも写真だけ)が50年代に入ってテールフィンのデザインを採用し始めたので、結果として尻下がりの流線型のデザインと決別できることとなったわけで、同時期に先のオオタなどの少ロットメーカーのクルマも売られていたかと思うと大きな差に見えたでしょうね。
トヨタとしてはデザイン部署が独立していたわけではなく、ボディ設計グループ内の工芸係というところで全てのデザインをしていたのね。フロントウィンドウ2分割は参考にしたキャデラックの曲面ガラスのデザインを平面ガラスでやろうとした苦肉の策だそうな。リアウィンドウでは三分割。でも、一年後のデラックスRSD発売時には曲面ガラスになっていくのですが。
このあと、森本氏はアメリカのアートセンタースクールに留学(1958)するのだけれど、そこでシドミードと同期生になるのはもっと先の話。
ちなみに森本氏はこのRSに着手する前にトヨタの「BXトラック」をデザインしています。(BXにトラックが!)


From:フカ 2001/04/02 19:46

あー やっと見覚えのある車が出てきました (^^;)
観音開きのドアは後席の乗り降りがし易いんです。。
いや、まだ私は生まれてませんけどね>ひよこさん

なるほど、キャデラックを追随していくわけですか・・・
子供の頃、祖父がキャデラックでオヤジがトヨペットだったけど
まさかデザインの共通性があるとは夢にも思いませんでした



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23)ダットサン110
 From:ひよこ 2001/04/09 09:56

番外編3のDS、私が寝ぼけて余計なこと書きすぎましたか。
このHPのメイン・トピックのDSなのにレスがない…。(^^;;)
皆さん思いついたことで良いのでレス下さ〜い!
(例1:パースが変な車だ。例2:カッコイー。例3:生理的に好き。等々)
というわけで(何が「というわけ」だ)、ダットサン110です。

今の方達にとっては「ブルーバード」って云ったって 「あぁ、オヤジ車?」とか
「そんな車あったかなぁ?」なんて程度でしょうけど、20年ぐらい前までは
トヨタ・コロナとそのライバルの日産ブルーバードといえば日本を代表する
中堅ファミリーカーでした。そう、間違ってもコロナから派生したマークIIや
ホンダのオデッセイ(当時は無いって)ではありませんでした。
そんな60〜80年代の日本人の家庭を乗せて走ることになるブルーバードの
ルーツがこのダットサン110ですね。

しかぁし、いくら車格が違うとはいえ、同年のクラウンとは違ってブリキ細工の
趣でいっぱいですね。どっちかってゆーと先の「ニッケイタロー」系のなげやりさが
逆に素敵ともいえますね(あー、なんか先行者の解説風になってきた)。

まぁ、丈夫で廉価で、家族に喜ばれる大きさを持った実用車というコンセプトに
基づいて作られたので「デザイン」なんて二の次で良かったのでしょうけど、
もう少し夢のある形でも良かったのかなぁ?なんて思ったりもします。
いえ、DSみたいにとは云いませんよ。ダットサン・ブランドがデザインに
おいても日本の代表的メーカーになるにはもう一、二世代待たなければ
ならないようですね。

なんかこのダットサン・シリーズを思い起こしながらこの文を書いていたら、
「日産って結局、日本一になる器のメーカーではなかったんだな…」
と凄く感じています…。頑張れダットサン!(もう遅すぎるって…)

                                 クリックして見る


From:どんぶらこ 2001/04/11 21:46

他の話で折角のSNDHにレスがありません。
実はこのダットサン110、うちの主治医が持っていて、「カー探」の中で撮影に使わせてもらったんですよ。その後の113とかだと結構残っているそうですが、110は珍しいそうです。
NHKスペシャルの「自動車」で前半の見せ場がこの110のアメリカ輸出をめぐる攻防でしたね。え?見てない?「電子立国日本」より見応えあったのに。
資料によると、オースチンが1955年にモデルチェンジしたのを機に110を出したそうですね。これまでは職人のハンマー一丁の叩き出し芸術だったのが、やっと110からプレスマシンを使ったボディになったそうな。
デザイナーは当時日産自動車の造形課長だった佐藤章蔵さんで、この作品で毎日工業デザイン賞を受賞したというからオドロキ。同年のクラウンを抑えての受賞だから凄すぎる。そのクラウンもキャデラックを模倣した筈だったのに、かの地(アメリカ)ではフランスのシムカの真似だと流言されたそうだが、それに該当するシムカはなかったというからいい加減な話である。
この当時から日産はヨーローッパ、トヨタはアメリカナイズしていく訳ですね。


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24)オースチンA50(日産)
 From:ひよこ 2001/04/12 09:43

今や瀕死の危機に直面している日本経済そして日本の政治…いや、
戦後日本車デザイン変遷史(SNDH←いつの間にか略称まで!)。
先日のどんぶらこさんのレスがなければ今日は無かったかも?
ありがとうございます。あと一月もすれば皆さんおなじみの車が
目白押しで登場します。今が辛抱の時です。そう!当時の人たちが自ら
進んで欲しくなるような夢のあるデザインの日本車を心待ちにしていたように、
今はただ我慢の時かもしれませぬ。

そうです。これまた日本のオリジナルではありません。
ノックダウン生産車のオースチンA50です。

ダットサン110がデザインで賞をもらったとはビックリものでしたが、
妙にのっぺりした全体の雰囲気がプレス生産初期のものと知って納得しました。
その点、同時期に同じメーカーからこのようなそれまでの価値観で云うと
まともな車(A50)と110が作られていたというのは面白いものですね。

形は流石に良くまとまりを見せていますね。時代が時代なので幅が狭い
印象は拭い切れませんが、「デザイン」という観点でみればものすごく
まとまっているように感じます。やはり一日の長を感じますね。
ツートーンなのがアメ車っぽくて面白いですが…。
                             クリックして見てみよー!→


From:フカ 2001/04/14 09:52

この車は、私の記憶の中では相当数走ってました。
特に何故かお医者さま御用達って感じでした、当時はまだ道が狭かったから往診には大きな車は不便だし、小さくてもシックな印象があったんでしょうか・・・。
写真だと3トーンカラーのように見えますが、ルーフがクリームであずき色とグレーの塗り分けだったかなぁ・・でも紺色とグレーのツートンの方が圧倒的に多かったように思います。
だんだん平べったくなっていくアメ車と違って、こういうウエストラインの高い車は子供心にあんまり格好いいとは思わなかったけど、いま見るとそれなりに良くまとまっているような。。


From:どんぶらこ 2001/04/14 11:21

コンプリートノックダウン方式で日産が生産したオースチンでしたが、このA50はモデルチェンジした後期型で、その前はダルマオースチンと呼ばれたA40サマーセット。(少し前にコメントしにくかった例のクルマ)このA50型にもサブネームがあって、ケンブリッジ。このケンブリッジからやっとモノコックになった訳です。同じ英国でもいすゞのヒルマンミンクスはモノコックだったわけですから、日産も遅れを取ったわけですね。
ヒルマンミンクスのデザインにこのA50は似ているのですが、その元になるヒルマンミンクスは1953年型のスチュードベイカーに似せて作った(一説にはスチュードベイカーのレイモンド・ロウイの作だという話もある)ので、結果的にアメ車っぽくなってしまった訳ですね。
ツートーンの起源は自動車デザインの通説として、フェンダーの名残だとされています。つまり、この時期にフェンダーが消失してしまってボディサイドがフラットになってしまったわけですが、デザイナーの感性がこの変化について行けず、何かしらフェンダーのあった場所に装飾を施したくなる、そこで、平らになったボディにモールを走らせる訳ですが、そのモールに沿って塗り分けると、ツートーンが出来上がると言うわけです。アメ車などはそのモールが過度なグラフィックデザインとしてデザインされ。テールフィンなどのオーバーデコレイトに発展していくのです。
オースチンの話とそれましたが、この後日本車はかなり面白いクルマを世に送り出す時期に入って来ます。(乞うご期待)


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25)トヨペットマスターRR
 From:ひよこ 2001/04/16 09:57

はい、今週も始まりました戦後日本…、え〜い、SNDHでいいですね。(^^;;)
なんとか25回まで漕ぎ着けたわけですね。そろそろ古い記事をDB化(ダイムラー
・ベンツ化じゃぁないよ)しておかないと…。(まだやってなかったんかい!→ひよこ)
ではトヨペットマスターRRです。

正直云ってまだこの辺の車は僕が小学校に上がる頃でももう走っていませんでした。
やはり50年代の車は元々数が少ない上に、15年保つほどの耐久性は無かったのでしょうね?
旧車専門店でもこの類の車を見ることはまず無いと云って良いと思います。

さてデザインなのですが、上記のような理由で今までSNDHで採り上げた車で、
実際に走っているのを見た事があるものは実はそうそう無いので、
二次元の画像だけ見てフェアーな判断は本当は出来ないですよね。
皆さんの記憶にもあるような車ではなかったですから、今までレスが少なかったのも
仕方ないと思っています。ハイ。えー、前置きが長くなりました。
そういうわけで、この車もかなり適当な二次元画像を元にひとことふたこと…。

どんぶらこさんが前回「ツートーンはフェンダーの名残説」を教えて下さいました。
確かに当時のデザイナーが無くなったフェンダーの後をどう処理して良いのか
悩んでいる様子がこの車のサイドを見ても解るような気がします。

えらくのっぺりしているんですよね。横の印象を決めるウエスト・ラインや
ウィンドゥ・グラフィックも思いっきりが無く、迷いが線に顕れている
様に見えます。まだ前後オーヴァー・ハングにまで一直線でモールを入れる
とかそういう手法を見つけていないですし、もともと全高に対して幅が足りないので、
サイドに立体的な面の起伏をもってきて造形を造るという発想も無いようです。

顔はアメリカに起源を発するトヨタ顔で定着していますが、やっぱりまだまだ
どんくさくて、後世の人が「あの頃の車は格好良かったよなぁ」なんて
懐かしがるようなレヴェルには至っていないですよね(この車に限らず)。

日本車がノックダウン生産の車に、自社で作りながらもまだまだその
造りやデザインに圧倒されていた時代で、それを乗り越えたオリジナル・デザイン
を自ら創り出すにはもう少しの時間が必要なようですね。


From:どんぶらこ 2001/04/16 23:41

ボス!このマスターも調べてみたら、面白いいきさつのクルマですよ!
何故、クラウンと同じようなマスターを販売することになったかというと、クラウンのフロントサスがウィッシュボーン式の独立懸架であったのですが、戦前にシボレーのウィッシュボーンが日本国内の道路事情に合わず、フォードに破れた経過があったので、トヨタは保険としてリーフスプリングのマスターをクラウンと平行して販売することにしたのです。でも、車内の生産は手一杯だから、関東自動車にマスターの生産をさせたわけです。(関東自動車は今でもチェイサーなどの生産をやっているのではなかったかな?)ところが、当時の関東自動車の生産能力が低くて、クラウンのような微妙なラインの合わせができない。そこで仕方なく生産レベルの低さをカバーできるようなデザインを急遽起こしたと言うわけです。例えば、クラウンのフロントのライトの内側にボンネットフードの見切りが走っていますが、ここは見切りの左右でボディの面が連続しなくてはいけないデザインですよね。でも、技術がないとそれはできない。そこでマスターでは、それを止めて見切り線で面を不連続な谷にしてしまっているわけです。
これは菅原留意という人ののデザインだそうで、前述の森本眞佐男氏に言わせると「意欲的なデザインで、戦後日本の乗用車の傑作のひとつといえる。」と言っていますから、日本には傑作車が1000台くらいあったかもしれませんね。(そのうちのひとつ)
イラストでは分かりませんが、クラウンと違って生産技術の低さから、すべて平面ガラスがはめ込まれ、縁のラインの取り方の妙で、曲面ガラスのように見せているあたりが泣かせます。
正直な話、工業製品としてクルマを考えた場合、こうした生産性とデザインのバランスという点ではやむを得ないデザインだったのかも知れませんが、それは作る側の論法で、受け取る側には通用しない言い訳ではなかったかと。
最近これに似た話を聞いたのですが、FIATプントなどの縦長のテールランプは、リアウィンドウのラインと合わせる要素が無く、生産性が低くても生産が可能なようにデザインされているのだと、新ヴィータの窓とラインを合わせたテールランプをデザインした児玉英雄さんが言っていました。


From:フカ 2001/04/17 01:03

> 何故、クラウンと同じようなマスターを販売することになったかというと
> ・・保険としてリーフスプリングのマスターをクラウンと平行して・・・

なるほど謎が解けました。さらに私の記憶だともう少し後の年代にクラウンベースのワゴン車があって「トヨペット・マスターライン」って名付けられてましたが(格好いいネーミングでしょ?)もしかしたら関東自動車で生産されていたのかも・・・。


From:ひよこ 2001/04/17 12:01

> ボス!このマスターも調べてみたら、面白いいきさつのクルマですよ!

「おうハチ、なんでぇ一体、その面白いイサキってぇのは?うめぇのかい?」
…って、ノリがなんだか懐かしい日本車を紹介した本みたいになってきましたね。(^^;;)

> トヨタは保険としてリーフスプリングのマスターをクラウンと平行して販売することにしたのです。

なるほどねぇ、そういえばプリンスのタクシーは高級なドディオンアクスルの
リアサスだったため日本の凸凹道には耐えられず、耐久性が低いと云われて
人気がなかったと徳大寺氏の本で読みましたよ。

> (関東自動車は今でもチェイサーなどの生産をやっているのではなかったかな?)

関東自動車って独立した会社があった(ある)のですか?
どこにあるんでしょうね?

> これは菅原留意という人ののデザインだそうで、前述の森本眞佐男氏に言わせると「意欲的なデザインで、戦後日本の乗用車の傑作のひとつといえる。」と言っていますから、日本には傑作車が1000台くらいあったかもしれませんね。(そのうちのひとつ)

むぅ、確かに…。(^^;;)

なるほど確かに大きさをあまり変えずに廉価版を用意したのだ、
といわれればクラウンに対して妙に素っ気ないデザインも納得がいきます。
流石トヨタ、もうコストのことを考えて車を作ってる。


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26)フライング・フェザー
 From:ひよこ 2001/04/19 09:19

ハイ!皆様ご協力ありがとうございます。SNDHの時間で〜す。
本日のお題はフライング・フェザー。またオモシロ系?ってカンジーッ?

この車はこういうオモシロ系(作ってた人達はそういう意図ではなかったので
怒られるかしら?)の存在としては有名ですよね。でもやっぱり見たこと無いなぁ…。
飛ぶ羽が如く、時代の風に乗ってフワァーっと現れ、フワァーっと消えて行ったのでしょう。
実際400kgという軽量な造りでは45年の月日を生きながらえることは困難でしょう。

さてデザインですが、お顔の処理が前面の蓋をグリルに見立てれば、
なんかオースティン・ミニのデザイン手法をいただいてるって感じですよねぇ。
ボンネットの前に向かっての軽い絞りと前端でクキッと落ちる感じとか。
フェンダーのフレアはクーパーを通り越してERAターボってぐらいですねぇ。

待てよ?ミニって59年の登場でしたっけ?ってゆーことはミニがフライング・フェザー
を真似したのか。そうだったのか!(そうなわけないって!←おなじみの一人ツッコミ)

でも、一瞬そう感じさせるほど(普通感じないって)、お顔の出来はなかなか
良いのですが、プロポーションが良くなかったですかねぇ。キャビン以降が
デザインと云うにはあまりにも悲しい状態。コレは仕方ないと思いますが、
板ガラスを載っけて、リア・ホイール・アーチは鉄板を分度器とハサミで切って、
小さい車ですから少しは開放感を出すために屋根を開けて…と。

この車が向こうの方から現れたときの「おっ?」というイメージも
すれ違いざまに「あらら…」となってしまう。良い例えではありませんが、
「胸のない細川ふみえ」が突然通勤電車に乗ってきたって感じでしょうか?(???)


From:どんぶらこ 2001/04/19 23:35

私、勘違いしていました。このクルマ、日産のミスターKこと、片山さんが作ったのかと思っていましたが(NHKのドキュメンタリーで片山さんがこのフライングフェザーを運転している映像が強い印象にあって)
日産の下請けメーカーで作ったけれど日産のクルマじゃないのね。
技術者の富谷龍一氏のアイデアなんですと。「最大の仕事を最小の消費で」がコンセプトだったといいますから、これは発想の段階でもうクルマじゃないですね。
そのための2座、オープン、19インチの(細い)ワイヤーホイール。最初のモデルにはドアすらなかったとのこと。400kgというのは最終モデルのデータで、最初の車重は250kgだったといいますから相当ですね。軽くするためのボディはデザインの介入する余地がなかったみたいで。でも、デザインの要素としては悪くないのでは?
やや内側にセットされたヘッドライトの稜線がショルダーラインとしてまっすぐ延びて、縦に配置されたテールランプの稜線につながる。テールランプはRRということもあって、エンジンフードを避けた結果がテールフィンのような縦長のランプになって、リアビューの特色にはなっていると思いますよ。ただし、軽量化優先のために、装飾性は全くなく、お寒いかぎりのまとまりですが。
ひよこさんのオースチンミニというのは良く見過ぎ。
皆さんは知らないかも知れませんが、「丸出だめ夫」に出てくるボロットの顔にそっくりだと昔から思っていたもので。


From:ひよこ 2001/04/20 00:16

> 最初の車重は250kgだったといいますから相当ですね。

ほへぇー、1.6倍にもなってしまったんですか。
100km/hで走ってると思ったら100mphだった
みたいなほどの変化ですね。

> ひよこさんのオースチンミニというのは良く見過ぎ。

そうですかぁ?僕ならオースティン風のグリルを
付けちゃうだろうなぁ。フェンダーがERAターボなのも笑える。(^^;;)

そして「細川ふみえ」のくだりは我ながら当を得てると思ったのですが…。


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27)スズライトSSセダン
 From:ひよこ 2001/04/23 09:52

さて週の仕事始めの眠い朝、皆様いかがおすごしでしょうか?
毎週月曜と木曜はあなたの審美眼の友(?)、SNDHの時間です。
今朝のメニューはスズライトSSセダンです。

私、これは割と好きですね。窓から顔を出して手を挙げている女性が
なんだか楽しそうで良いですね。
いや、そういうことは関係無しにしても、このSNDHを始めてから
初めて純国産(ですよね?)のデザインで「これなら今乗ってもいいかな?」
と思えるデザインの車を見たような気がします。

まぁ、後ろから見た図がありませんが、この画で見る限りキャビンやフロント部との
バランスがなかなか良いように見えます。幅が狭いのは80年代まで続きますので、
もう日本車の黄金比として考え方を変えるしかないと思いますが、
全体に対してのホイールの大きさもデザイン的に見れば好きですね。
ジャガーの15インチ+70タイアがカッコイイのとどこか通ずるものがあります。
(また誉めすぎと云われそう…(^^;;))

もう一つ、前から後までデザイン手法の統一感があるのもスマートに見せてる
一因の様な気がします。80年代の適当に折った折り紙みたいな軽自動車に
乗るのだったら、私はこちらの方が遙かにお洒落だと思います。


From:どんぶらこ 2001/04/23 22:50

SNDHの時間だというのに会社のルーターが故障で全く外界と音信不通になってしまって。仕方ないので自宅からです。
> 私、窓から顔を出して手を挙げている女性が好きですね。
資料によると当時の国民的アイドル桑野みゆきではないかと思います。
<私も知らないが資料にそうある。
このクルマ、異様に小さいのですよ。全幅なんか1.3m以下!全高よりも狭い。全長だって3.0m以下。フロンテクーペのベースにパブリカの高さがあったのね。
> 初めて純国産
スズキはこのクルマの開発のために西ドイツのロイト300というクルマを参考にしているとのこと。オリジナルを知らないでいけませんが、ボディのデザインも似ているという。
タイヤが大きいのがひよこさんお気に入りのようですが、この16インチタイヤは当時日本で最も小さいタイヤで先のダットサンと同じタイヤだそうな。最盛期には月産20台〜30台が生産された大ヒットで、スバル360の登場まで軽自動車としてはトップセールスだったとのこと。ただし、写真のSSセダンは極希で、その多くが横開きのリアハッチを付けた3ドア(ライトバン)が主力商品だったといいます。
さて、ウンチクはともかく、このデザインが美しいかどうか。
そうですね。これまでにあまりにすごいデザインばかり見慣れてしまった審美眼にはとても美しく見えますね。
でも、本当に美しいのか?
板金の寄せ集めみたいな当時のクルマからすればひどくまともなデザインと、フラッシュサイドの収まりなど外ヒンジを覗けば近頃の(スズキのKeiをベースにした)レトロカーだと言われても納得する出来映えです。(特にライトバンは似ている!)
日本の小さな寸法に、海外の大きなクルマのデザインをそのまま縮小コピーするものだから、一番つじつまが合わなくなるのがグリーンハウスのウィンドウスクリーンの天地幅です。大きなボディに小さな(低い)キャビンを乗せたバランスで、小さなクルマを作るものだから、窓は異様に小さいですね。
こうした軽自動車のバランスを崩したのが、SUZUKIアルトです。
小さなボディに大きなウィンドウというそれまでなかったバランスを作り出します。
そしてワゴンR。スズキは時代のターニングポイントに必ず顔を出しますね。
それらのご先祖様のスズライトにいやはや脱帽です。


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28)オオタPK−1
 From:ひよこ 2001/04/26 09:14

おはようございます。SNDHの時間です。今朝も生放送でお送りしております。
お宅にいらっしゃらない方、ちゃんとヴィデオ録画していますか?
ちなみに日本ではビデオのことをVTR(Video Tape Recorder)と云いますが、
海外ではVCR(Video Casette Recorder)と云うのがほとんどですね。
以上のような理由で今朝はオオタPK−1です。
(※番組に対するご意見苦情等はどうぞご遠慮なくどんぶらこHPまでお寄せ下さい。)

前回のスズライトがこの時代にしてチョップド・ルーフ(^^;;)を採用した、
意欲的なデザインで私は日本車のデザインにも明るい兆しを見たのですが、
オオタさん、これではちょっとこの先メーカーとしてやっていけないのでは
ありませんか?もうちょっと頑張って欲しかったなぁ。(ブラック?)

改めて論じる事も無いと思いますが、フロントの立体感とヴォリュームに対して
サイドが貧相ですよね。モールが前から後まで一本通ったのは進歩ですが、
ホイール・アーチがまだなげやりなんでしょうか?
まだホイールをフェンダーの中に納めるという独立フェンダー時代の
感覚が強く残っている為なのでしょうね。これはこの車に限った事では
ないのですが。しかし、これも16インチなんですか?随分と小さく見えますねぇ。

                       オオタ・ホームページへ(おいおい!)→


From:どんぶらこ 2001/04/26 21:36

> おはようございます。SNDHの時間です。
ひよこさん、寝てないんですか?突っ込めないくらいハイに見えますが・・・。
で、オオタ最後のモデルとなるPK-1。
実はこの写真、手元の資料によるとPK-2になっているのですが。
これらは京都の相互タクシーの発注に応じて生産されたモデルで、それ以外には供給されなかったそうです。PK-3は56年の東京ショーの出品されたショウモデルで、これが最後のオオタとなったのです。
その後はくろがね3輪トラックで有名な日本内燃機関に合併されるのね。
オオタはプリンスに一番近いところにいたメーカーで、プリンスの前身”たま”の電気自動車のボディを譲り受けてオオタPCとして販売していたこともあるというから、時代に翻弄されたメーカーだったのね。
このPK-2もボルボアマゾンか、ダイハツのコンパーノ・ベルリーナと言ったら良く言い過ぎか?
時代は量産メーカーに偏って行くのを止められないでいたのですね。
まだまだ、面白いメーカーが出てきますよ。


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29)ヒルマン・ミンクスPH100(いすゞ)
 From:ひよこ 2001/05/01 12:16

こんにちは、SNDHです。今週はGWの絡みで一日遅いスケジュールと
なっております(要は昨日書くのを忘れた)、そういうわけで次回は
可能であれば4日、でも7日になる可能性が高いです。(^^;;)
さて本日はヒルマン・ミンクスでございます。

そんなわけで、本日のSNDH、誰か見てますか?こんにちはー?
私はこの車の回が来るのを待っていました。ノックダウンとは云え、
格好いいなぁと思える初めての日本車が出てきたからです。
それまでも「これならまぁいいかな?」という車はありましたが、
このミンクスは「カッコイー」と思いました。

まぁ、確かに流石に今乗ったらちょっと古くさいですが、全体のプロポーションが
日本車離れしていて(当たり前なのですが)実に色っぽいです。
一生縁がないであろう西洋人女性と付き合えたかの様な嬉しさ(?)でしょうか?
(また誉めすぎ)きっと屋根が低めなのがスズライトと同様に貧乏くさくなくしている
一つの要因なのでしょう。これも実物を見てみたいものです。


From:どんぶらこ 2001/05/01 12:37

GWだというのに、ご苦労様です。連休中日は女性社員の方が積極的に休むので、社内はむさくるしい係数が上昇します。その上、役所からの電話も結構多い。折り返し電話すると、外に出ているとか。(ほんまかいな)
そんなわけで、ひよこさん、舞い上がってしまってリンクがありません。
代わりに―≫Homeをクリック!
確かに抑揚のあるボディで、美しいですよね。多分にアメ車の影響を受けていると思います。
<ひよこさん怒る?
こうしたデザインの流れからすると、当時のDSの出現もうなづける時代背景ですね。
でも、この伸びやかなボディに対して、寸法をご確認ください!
なんと小さいことか。
このボディ寸法でキャビンの小さいプロポーション。
本当に体の大きな西洋人が乗れたのか?
全長5m、全幅2mくらいないと苦しくはないですか?


From:ひよこ 2001/05/01 13:41

> そんなわけで、ひよこさん、舞い上がってしまってリンクがありません。
> 代わりに―≫Homeをクリック!

し、しまったぁぁーっっ!!
お手数おかけいたします。m(_ _;)m

> 確かに抑揚のあるボディで、美しいですよね。多分にアメ車の影響を受けていると思います。
> <ひよこさん怒る?

だから私アメ車、嫌いじゃないですって!
私もアメ車っぽいよなぁと思っていましたよ。

> でも、この伸びやかなボディに対して、寸法をご確認ください!
> なんと小さいことか。

確かに。チョップド・ルーフが流行っていたのでしょうか?(^^;;)

> 全長5m、全幅2mくらいないと苦しくはないですか?

それぐらいあったらホントにカッコイーでしょうね。


From:フカ 2001/05/01 16:48

> 私はこの車の回が来るのを待っていました。ノックダウンとは云え、
> 格好いいなぁと思える初めての日本車が出てきたからです。

同感ですね・・ただ、私の記憶の中だともうちょっとずんぐりしていたような印象です。白いルーフに水色のボディー、シートは確か西陣織かなんかでお洒落な感じがしたなぁ。。それから、もしかしたらマイナー・チェンジがあったのかも知れませんが、アメ車っぽくテールフィンがついてたような。。。思い違いか??


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