8月も今日で終わり

 8月も今日で終わりです。夏の終わりは寂しい。冬に向かうにつれ、だんだんまわりも自分も閉じていくような気がします。自身はネクラなくせに、開放的な気分が好きな自分です。
 今日はまず、地元の美術団体である白甕社の展覧会を見に行く予定。娘の油彩作品が今回は賞を頂きました。ぼくは昔、入選はしたけれども、賞なんてとてもじゃないが手が届かなかったので、素直にうれしい。
 それから「六月の会」の昼食会があって、そのあと仕事で仙台へ。このところ日曜に仕事が入るので、疲れが積み木のようにたまってきます。どうにかして一度、この疲れをチャラにしないと。

 今朝方母の夢を見ました。古い実家の居間で洗濯物を畳んでいる母です。でも母は、ぼくが話しかけても曖昧な返事しかしません。妙な様子の母です。
 それから母はこたつに坐りました。ぼくが前に座って両手を取ると、温かな手のぬくもり。いつものおだやかな表情でいたのですが、ところが見る間に母は若返り、終いには子供のような表情になってしまったのです。ぼくが「やめてくれ」というと、母は立ち上がり、戸を開けて隣の部屋に去っていきました。「しょうがねなだ(しょうがないんだよ)」と呟きながら。くっきりと脳裏に映じているのは、今は空き家になってしまった実家の、茶色のふちのガラス戸です。
 目が覚めてから、ぼくの見た夢の意味を考えました。家族の、わけても亡くなった母の思い出が詰まった家を空き家にした事への悔いが、寂しげな母の姿となって夢に現れたのかもしれない。ぼくはぼく自身に、「しょうがない」と言い聞かせているのでしょう。
 喪うものの多い、50代の日々です。

横手に一泊

 年に数回、横手に泊まる機会があります。同僚と一緒なので、夜はどうしても飲み会に。ところが今まで、おいしいお店を見つけられずにいました。
 ところが昨夜、ある人の紹介で横手駅にほど近い「里乃や」さんという料理屋さんに行ってみると、これがまたおいしいんですね。一つ一つの料理に工夫があり、ぼくたちには発見があります。見慣れた料理も、はじめての料理も、どちらも旨い。満足しました。
 昨日は予定した仕事が早めに終わったこともあって、前から行きたいと思っていたふるさと村の中にある秋田県立近代美術館に立ち寄っています。近代日本洋画の企画展は残念ながら終了。でもそのかわり、同館所蔵・小田野直武の「不忍池図」(いわゆる秋田蘭画ですね)を見ることができました。平福百穂もさすがのクールさで、やはりレベルが高い。
 入館無料の所蔵品展に感謝しつつ、次に石坂洋次郎文学記念館に向かったオジさん一行。しかしこちらは既に閉館時間を過ぎていて入館できず。次の機会に、という事で。
 

肌寒い朝

 涼しいというより、肌寒ささえ感じさせる朝。いつものように愛犬を連れて近所を散歩していると、路上に数匹、アブラゼミの姿が見えます。近づくとあるものは弱々しく飛び立ち、またあるものは1メートルほど羽を震わせて飛んだもののまた落ち、そのまま動きません。夏の終わりを命の終わりとするものもあるのです。

大山上池

kamiike

 昨日蜂に刺されてしまって。吹浦での話。同行した義弟は4カ所も刺され、ぼくは1カ所。すぐに病院に駆け込みましたが、おかげで山荘に一泊の予定は急遽変更となり、自宅に戻りました。
 さて、今日。大山・上池では蓮の花がまさに見頃。愛犬を連れて散歩がてら観てきました。湖面を埋め尽くしていますよね。ぼくの旧式のカメラではさして望遠も利かず、よく見えないかもしれませんが、上の写真がそれです。
 わずか三日間のお盆休みも終わり、明日からはまた仕事。間欠的に出張も入り、せわしない数週間が始まります。短い時間でも、今日の散歩は良い気分転換になったようです。

「六月の会」会報

 「茨木のり子 六月の会」の会報第六号を六月の会HPにアップしました。PDF版です。6月に開催した「六月に詩う」の様子がよくわかる、楽しい内容になっています。ぜひご覧ください。

全員集合

 祭典に紛争。世情騒然たる今日、小市民ChezTakahashiのささやかな楽しみは家族の全員集合。赤川花火大会当日に合わせ、長井に嫁いだ長女、富山の大学に通う長男が帰省し、折よく新築なった弟邸に集ってベランダから打ち上げ花火を遠く鑑賞しながらの一夜を楽しむという趣向。ビールがおいしいだろうなぁ。戦火追われる人々の姿が時に脳裏をよぎるけれど、この一杯を許してくれ──と。
 さて、今日もお昼は仕事です。意味不明の。出社前に図書館に立ち寄り、『星に降る雪/修道院』を返却しよう。