「飛び地」じゃないよ
「平成の大合併」でいままで慣れ親しんできた地名が変わり、非常な違和感を感じている。
一週間ほど前から越後の実家に帰省しているのだが、車で出かけるたびに違和感を感じていることがある。子どもの頃から馴染んできた市町村名が大幅に変わってしまったのがそれだ。
いままでは日本海から長野県境にかけて、上越市、新井市、中郷村、妙高村、妙高高原町と並んでいたのだが、中郷村は上越市に吸収され、新井市と妙高村・妙高高原町が合併して「妙高市」ができた。新しいものだけに「妙高市」という地名には違和感があるが、それ以上に変なのは、新井市と中郷村が、隣りの市や町ではなく、おたがいに飛び越え合った市や町と合併していることだ。厳密にいうと、誰も住んでいない山の中でかつての市町村境がつながっているので、飛び地になってはいないらしいが、日常生活感覚的には明らかに「飛び地」だ。
お隣の長野県へ行っても地名の変更はいたるところにある。霊峰「戸隠山」をいただき、蕎麦や忍者屋敷で有名な戸隠村が、なんと県庁所在地の長野市に編入された。日本で二番目に高い山「北岳」の半分が静岡市に所属しているというのは有名な話だが、「戸隠が長野市」というのには、感覚的に受け入れられない違和感を覚える。
全国通津浦々おなじように「なんか変だな」と感じている人が多いらしく、平成の大合併記念『新日本地図』というのが、あちこちの出版社から出ているようだ。これを買って新地名を覚えろということらしい。いっそのこと、関東甲信越を全部合併して、「首都県」にでもしたらどうか?
Posted: 土
- 11月 19, 2005 at 11:35 午前