History will teach us nothing.
スティングの曲に、『History
will teach us
nothing.』というのがあるが、英米人以上に歴史から何も学ばない日本人は、今回も多数が投票をせずに、「この国のゆくえ」をおカミに委ねるのであろう。
お盆の期間中すこし時間があったので、久しぶりに届いたばかりの『週刊金曜日』を読んだ。まるまる一冊が「敗戦60年特集 『この国のゆくえ』」と題した特集号で、読み応えがあった。
この特集を読んで思ったのは、結局われわれは、明治維新から第二次世界大戦の敗戦にいたるまでに「大日本帝国」が進めてきた対外侵略政策の結果もたらされた負の結果を学習も反省もしていない、ということだ。広島・長崎の原爆や、東京・神戸などの大都会で空襲の被害にあった人たちを除けば、我々が親の世代(現在70歳代)から聞かされた「戦時体験」は、学校の授業がなくなり工場で働かされたとか食料不足でいつもカボチャを食べていたというような、"銃後"の生活逼迫についてであったが、沖縄やヨーロッパのように地上戦に市民が巻き込まれる悲惨な戦時体験の話は聞いたことがない。
じつはこうした生半可な「戦時体験」が生んだ被害者意識が、侵略戦争の反省を中途半端で終わらせた原因のひとつではないのか。そして今このクニは、アメリカ帝国の属国として、帝国とともに滅亡の道を歩んでいる。「郵政民営化」という"どうでもいい"問題で解散した衆議院の選挙が、なんと「9.11」にあるそうだが、思考停止しているこのクニの民が、ブッシュの"ペット"小泉にNOを突きつけるのかどうか?
スティングの曲に、『History
will teach us
nothing.』というのがあるが、英米人以上に歴史から何も学ばない日本人は、今回も多数が投票をせずに、「この国のゆくえ」をおカミに委ねるのであろう。
Posted: 火 - 8月 16, 2005 at 10:28 午前