「宮廷女官 チャングムの誓い」


冬ソナや大奥なんて目じゃないよ!韓国で空前の高視聴率で人気を博した宮廷大河時代劇。オモロイ!!!

空前の「韓流」ブームに沸く日本。テレビドラマ「冬のソナタ」のヒットがキッカケなんだろうけど、その波は巷の主婦をもどっぷり飲み込んでいるようだ。
(ウチの近所の喫茶店でも常連のオバハンらしき二人が「天国の階段」だの「サランヘ」だのと韓国ドラマの話で持ちきり。傍にいたおっさんが「『パ(ク)』とか『ペ』とか『ピ』とかってなんなんだよ!次は『プ』かよ!」と言ってた。バカ受け!)

しかし、そんなチャラチャラした韓流ブームを吹っ飛ばしてしまう強力な面白さを持ったドラマが今NHK-BSで放送中である。本国:韓国では最高視聴率50ウン%を出したという国民的ドラマ「大長今」(日本語タイトルは「宮廷女官 チャングムの誓い」)がそれだ。







李朝時代の朝鮮。実在の人物チャングムが主人公。
王の護衛官だった男と宮廷の女官だった女は、さまざまな陰謀の犠牲になりそれぞれ王宮を追われた。運命的に出会った二人にはいつしかチャングムという好奇心旺盛な女の子が生まれる。田舎の村で身分を隠して幸せに暮らしていた一家に、ある時悲劇が。それは幼いチャングムの良かれと思ってやったある行動がキッカケだった。
父親は捕らえられ、母は敵の矢に倒れる。悲嘆に暮れるチャングムに母が言う。「お母さんは宮廷の女官で王様の料理を作る場所(スラッカン)に居たが、陰謀に巻き込まれ志半ばで逃げ出さざるを得なかった。お前は、宮廷に上がって女官になっておくれ。そして、スラッカン最高の女官(チェゴサングン)になって、いわれ無き罪で宮廷を追われた母の無念を晴らしておくれ・・・。」
チャングムは母の遺言にしたがって、王宮に上がった。持ち前の智慧と好奇心、そして幸運とでメキメキと力を付け認められていくチャングム。しかし、とんでもないトラブルや敵も数多い。
はたして、チャングムは母の無念を晴らせるのか?そしてスラッカンのチェゴサングンになれるのか??

いやはや。何が面白いって、朝鮮王宮の様子と衣装そして宮廷料理に彩られた華の部分もさることながら、陰謀渦巻く官僚や女官の世界、ドロドロした人間模様、敵と味方、師弟愛、そして、偶然出会った武官との淡い恋。要するに、時代劇の面白さテンコモリなのである。
とりあえず、身分ごとに色とりどりのチマチョゴリや武官、官僚達の衣装を見ているだけでも楽しい。そして、大奥も真っ青の女たちのドラマ。これが、オカマが喜びそうな欲望剥きだしの心のキャットファイトみたいな下品なものではなく、濃すぎず薄すぎず、丁度ハラハラドキドキさせられるのだ。(毎回の後半にトンデモナイ大波乱が起こり、非常にイイトコロで次回に続く。そんでもって、前回の難問はウソみたいにあっけなく解決して前半終わり。後半にまた大波乱。というジェットコースター構成なのである。)

もう一つ、注目すべきはキャラクター設定だろう。ある程度実話に基づいてはいるものの、エンターテインメントとして成立させるため、実に魅力的な人物設定を張り巡らせてある。
チャングムのライバル(恋敵でもある)で料理の天才クミョン。ちょっとオバカでもいざとなると頼りになる味方ヨンセン。やさしくも厳しい恩師ハン尚宮(サングン)。その敵でクミョンの親戚チェ尚宮。頑固で中立で正義感強いが故に権力者から疎まれるチョン最高尚宮(チェゴサングン)(この人の名言「人の口に入る『食べ物』が、どんな理由があるにせよ、何かの手段に利用されてはならぬと思っている」は忘れられません)
そして、陰ながらチャングムを支えるイケメン武官ミン・ジョンホ。などなど、役者揃いだ。




ちなみに、前半は「料理人編」で、後半は「主治医編」になるらしい。
個人的には、このミン・ジョンホ役のチ・ジニ 見たさだったのに、すっかりドラマ自体にハマってしまっている。10月から木曜の夜は「大奥」でも「黒革の手帳」でもなく「大長今」だった。そしてこのドラマ、正月を越してなおも続くのである。なんたって50話近くある超大河ものなのだから!

ちなみに、前半は「料理人編」で、後半は「主治医編」になるらしい。


→宮廷女官 チャングムの誓い(NHK公式サイト)
http://www3.nhk.or.jp/kaigai/chikai/

→大長今/宮廷女官 チャングムの誓い(ファンによる充実のサイト)
http://lya-movie.hp.infoseek.co.jp/daejanggum.htm

→チャングムの誓い|アニョンポン(あらすじなど書いてあるブログ)
http://chisapon.ameblo.jp/category-362d14c185cf7bed13d5b974b7593def.html

Posted: 木 - 1 月 6, 2005 at 12:28 午前              


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