東京だよ!オッカサン。


キョウビのオッカサンというものは・・・

先週半ば、田舎の母親:F子とそのお友達のFさんが上京してきた。
主な目的は、劇団四季の「キャッツ」を観劇することらしいのだが、せっかくだから「他に行きたいところはないか?」と事前に訊いてみたところ・・・

「今話題の秋葉原のメイド喫茶 というものに行ってみたい」
と言ってきた。

(゚Д゚ )ハァ?

還暦目前の田舎のオバハン2人がメイド喫茶に行ってなにするの?
「おかえりなさいませ。ご主人さま」って言ってもらいたいの?
(ちなみに、女の人の場合は「おかえりなさいませ。お嬢様」となるらしい)
オムライスにケチャップでお絵かきしてもらいたいの?
ま、まさか、自分がメイドの格好したいワケじゃないだろうね??!!

あいかわらずF子は面白い。

他に行きたい所は
「お前が住んでるマンションの外観が見たい」「六本木ヒルズのイルミネーションを見たい」「汐留ラーメンってものを食べてみたい」

ちょっと面白そうなので、ビデオカメラ抱えてご同行つかまつりたいくらいだ。

「東京だよ、おっ母さん」
キョウビのおっ母さんは、もはや二重橋やら浅草には興味がないのであった。


そして上京当日。
朝、北陸の田舎を発った母F子であったが、あいにくとその日の北陸は大雪!電車が動く気配が全くないとのことで、一旦家に帰ってしまい「今日もう行くのやめるわ」と弱気なF子を、せっかく取ってあげたチケットが無駄になるので這ってでも来いと叱咤。電車は止めて、飛行機を予約してあげ、なんとか昼過ぎには東京に到着できた。

予定をちょっと短縮して、おれの住んでる街を散策→品川駅のコインロッカーで荷物をあずけ、おれの仕事終わりに合わせて会社のビルの最上階で食事をした。
母の友達であるFさんは、おれの同級生のお母さんでもある。彼もまた33にもなって未婚で、二人の母は同じ傷を舐め合うようにして日々ウォーキングなどしているらしい。
田舎に住んでいて、30過ぎの未婚の息子が居るということは想像以上に周囲から攻撃されるようだ。「誰か紹介してあげようか?」だの、「親がちゃんと言わないからじゃないの?」だの。バカらしい話だ。

「悪いけど、そろそろそういうシガラミからは解放されてください。」
「あなた方も、そういう攻撃をかわす術を身につけてください。」
「ま、とりあえずほっといてください。」

和やかに食事を済ませ、二人をタクシーに乗せ見送った。「六本木ヒルズ経由で品川のホテルまで」。こうすれば夜景が見れる。

二人は翌日無事に田舎に帰った。


「東京だよ、おっ母さん」
記念の写真もデジカメである。

Posted: 日 - 12 月 18, 2005 at 11:30 午後              


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