検閲


ルールを守るのは大事。でも、やり方に問題を感じずにはいられない。

えー、おれことひろぱげはmixi 内で8つのコミュニティを作り管理人をやっております。
(「mixiってなんやねん?」という人はこここここちらこちら を参照されたし)

クラシックの作曲家のコミュ4つ(ルトスワフスキ、リゲティ、アダムズ、ブリテン)。芸能人のコミュ1つ(井ノ原快彦)。アダルトコミュ2つ(夢精研究所、オナホール友の会)。ゲイオンリー1つ(十条 for ゲイ)。

この内、ゲイオンリーのコミュにて、開設当初にナニゲナク書いていたコミュ説明文中のとある文言に対しmixi事務局から以下のようなお達しがありました。

ひろぱげ様

mixi運営事務局です。
本日はご連絡差し上げたいことがございます。

この度、ひろぱげ様が管理されているコミュニティに関してご連絡がございます。

十条(for ゲイ)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=105111

事務局にて拝見させていただきましたところ、説明文に下記文言があり
コミュニティの利用意図としては不適切であると判断せざるを
得ません。

『セフレ募集』

mixiでは性交相手の募集は禁止いたしております。
■mixi禁止行為
http://mixi.jp/rules.pl#n2

誠に申し訳ございませんが、該当の文言につきましては削除させていただきました。
今後はこのような掲載はご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
ただ、コミュニティの内容(トピック等)では特に違反行為等は確認されず
ひろぱげ様におかれましても性交相手を募集する場になさる意図はないであろうと
推測されますので、現状はこのような対応とさせていただきました。

今後、同内容の説明文掲載もしくはトピックにて性交相手を募集するような
掲載が見受けられた場合は、コミュニティ自体を削除させていただく
可能性もございますので、十分にご配慮いただいたうえでご利用をお願い
申し上げます。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。


要は、「mixiでは性交の相手を募集するような文言は御法度であり、該当する場合は予告無く削除する。今後再びそれらを見つけた場合はコミュごと削除も辞さない。そこんとこヨロシク。」というわけである。
こういうmixi事務局の態度*については以前から色々言われていて、おれも知っていたのだが、実際に当事者になったのは初めて。
*(以前、ゲイ関連のコミュニティや個人の日記あるいはプロフィールやメンバー間のメッセージの内容中の「著しい裸の露出」や「規約違反に該当する文言」に対して事務局が検閲・言論統制・削除したとかしないとかいう騒ぎがあった。これは「ドッチもドッチ」感があったのだが、mixi事務局のゲシュタポのような態度に多くの人々が不信感を抱いたのだった。)

以下、正直な感想。

●たった15人弱のコミュニティの説明文にまで目を通し、削除し、管理人にメールするなんてご苦労センバンなことです。
●できれば、有無を言わさぬ強制削除ではなく、一旦管理人に委ねて欲しかった。勧告を受けての修正・削除はヤブサカでないのだから。
●こういう対応が「はぁ・・・全部見られて検閲されてるんだ。感じ悪ぅ。」という印象を生んでしまうのは残念なことである。
●健全な秩序維持の為には仕方の無いことだと思うが、個人的には性交の相手を募集することが何故イケナイのだろうか?という疑問がある。

mixiは今や参加者200万人を越す巨大な社会そのものである。
ありとあらゆる人たちが集まり、様々な話題を交換している。当然、悪意のあるものやイカガワシイものや、不届きなものも含まれてくるので、ある程度の統制や管理は必要だと思う。実際、参加者の多いコミュニティでは荒らしや不快な論争が頻発し管理人が苦労している場合も多いようだ。
mixi内のコミュニティにおいては管理人の権限は絶大である。しかしそれをより上の次元で統括している「事務局」という存在があるのだ。

この件は結構重要な部分を含んでいる。
これはゲイだからノンケだからというコトよりも、単に言葉尻ばっかりを気にしていることと、それさえ消せばいいと思ってることに問題を感じる。「セフレ募集」って書いてあったのが何故イケナイのかは置いと いて、「文句あるなら全部消すよ」という事務局の態度がイヤなのだ。今回は事後連絡であっても教えてくれているだけまだマシで、ひょっとして日記やコミュニティの文章が気付かれないウチに削除されたり修正されたりしてる可能性を疑っちゃうような行為なのだ。
これらがそもそも、SNSの根幹を揺るがすような行為で、ネット上にモノ書いて載せておく、そしてそれを取りまとめて管理してくサービスっていう意味を全く分かってないんじゃないかと思って気がかりなのだ。
人間の大事な営みを消去するってんだったら、そもそもSNSなんてやんなきゃいいのに。

この世の中では、一見完全に自由に見えても、何かしらの権限を持った組織が目を光らせ、場合によっては何かの手段を行使して秩序を保とうとしている、ということが今回の件で分かった。それはとても重要なことなのだが、一歩方向やバランスを間違えると恐ろしい事態を招く。権限を持つ者はそのことを肝に銘じていなければイケナイのだと思ったのだ。

株式会社イー・マーキュリー (mixi運営会社、近々「株式会社ミクシィ」に社名変更するらしい)

[かつての騒動に関する記事たち]
bjニュース/ミクシィ事務局による検閲と削除が話題に(改訂)
不機嫌な日常:2005年08月
【嘘か】mixiがユーザのメッセージを検閲…
mixiはメールを盗み見ている、という人への反論を書いてみた::したらば元社長日記

Posted: 土 - 1 月 28, 2006 at 03:52 午後              


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