オナホール革命〜「GOOD DESIGN」とは何か?


TENGAの新作オナホール「FLIP HOLE」を頌えて




みなさんはこの写真の器具を何だとお思いになるだろうか?

男性用コスメ器具?
透析などの医療器具?
ゲームのコントローラー?
SF映画の小道具?
現代アートの作品?

いや、どれも違う。
これはなんと男性用オナホール。
つまり、ちんこを出し入れして気持ちよくなる為の道具なのだ!

従来の「大人のおもちゃ」のイメージを払拭し、革新的でスタイリッシュなデザインコンセプトのオナカップを次々と世に送り出し、芸能人にも多くのファンを持つアダルトグッズメーカー「TENGA」が満を持して発売したオナホールがこの「FLIP HOLE」

一昨日新宿の某バーで、某マイミク氏のこの商品に対する絶賛コメントを耳にし、「これは買うべし!」と新宿界隈のアダルトショップを7~8店ハシゴしたものの軒並み品切れ。
今年3月の販売開始以来、人気を博していたようであるが、今日たまたま待望の再入荷があったので、早速仕事帰りに購入してみた。


まず、この商品のどこがそんなにすごいのか?
それは次の2点であるとおれは感じた。

まず1点目は、TENGAならではのクールなデザイン。
冒頭でも挙げたとおり、到底オナホールには見えないそのカッコイイ意匠。パッケージからして男の子の「カッコイイもの好き」な心をくすぐって止まない。





さらに肝心の内部は、「宇宙刑事●●」ばりのメカニカルな造形で、かつ、H.R.ギーガーの作品を彷彿とさせる有機体と機械が融合したような形で、一見クールな中にエロさを秘め、その一つ一つがちんこを気持ちよくさせる為に専念して設計されている。





しかも、その軟体の中身をプラスチックの硬質な筐体が被い、安定感と持ちやすさを実現していることも見逃すことが出来ない所だ。



2点目は、(これこそがまさに画期的と言わねばならないのだが、)本体が真っ二つに分かれるというその作りである。
名前のとおり「FLIP(裏返しになる)」ことで、洗浄・乾燥を容易にしたのだ!

使い捨てでない、材質に凝ったオナホールの使用に於いて、何が一番悩ましいかと言えば「使用後の手入れ」なのである。
柔らかく水分を多く含み、しかも「穴」という密閉された状態のものは、ちんこを出し入れした後そのまま放置しておけば細菌やカビの温床となることは間違いない。男性の最もデリケートな部分を受け入れるものが、そのように不潔であって良いハズがない。なのに、筒状の長細い穴の洗浄・乾燥というのは思いの外困難なのである。
(これまでも、貫通型のホールであれば無理矢理裏返しにしての洗浄はなんとか出来たのであるが、乾燥となると置き場所に困るのが常であった。)

しかし、これを一気に簡単に解決したのが「FLIP HOLE」であった。
本体を二つに割り、中を洗浄した後は、専用のスタンドに立てかけて干す事が出来るのだ!(このスタンド、オナホとしての使用中には二つに分かれる本体を繋ぎ止めるスライドアームとして機能する)






さて、実際の使用感についてであるが、その構造上の欠点である「緩さ」は否めなかった。以前使っていたゲルトーマという素材の「閻魔2」というオナホに比べると若干気持ちよさでは劣る気がする。
しかし、むしろそれを補って余りある独特の肉厚感が楽しめる。
入り口付近の「SHIELD FLAP」は適度な邪魔者として刺激を与えてくれるし、その奥にある複数の小さなボールの様な感触は他では味わったことのないものだった。
さらに、これまでのオナホの最大の難点であった「持ちにくさ」が、このホールでは安定した重量と、外側の筐体のおかげで全く問題無い。

「オナホール」というのは、概して、続けて使っていくうちに「こなれて」きて、ちんこに「馴染んで」くるものなので、今後さらに使用感が良くなると思う。

6000円という価格は、一見高いようにも思えるが、適切な使用によれば50回は使えるということなので、1回あたり120円と考えればそれほど高くもない。ゲイバーに6000円でボトルを入れたとしても、50回も飲みに行けないだろうし。



さて、この「TENGA」というメーカーは、エンジニア出身の一人の男によって作られたのだそうだ。
ある日、何気なく手に取った従来のオナホールの雑さに苛立ち、物づくりのスピリットと快感への探求心が結びついた結果、あれだけのヒット商品が生まれたのである。
そこには、「デザインにこだわる」という、これまでのアダルトグッズには欠けていた重要な姿勢もあった。



先日たまたまF1マシンの展覧会を見てきて、そのキュレーターの話を聞く機会があった。
「速いマシンというのは、だいたいにおいてデザインも美しいものだ」

美しければ速いというのではなく、「速さ」という「機能」を追究するということが則ち「外観」の「美」という結果を生むというのだ。

良いデザインというのは、「機能」と「美しさ・カッコヨさ」のバランスが取れていて、しかもそのどちらにも妥協が無いものを言うのだと思う。
それをまさに具現化した一級の品がこの「FLIP HOLE」なのだと。

→TENGA社長が語る「FLIP HOLE」開発秘話


ちなみに、TENGAのオナカップシリーズは、2006年の「グッドデザイン賞」にノミネートされたものの、「エログッズである」という理由で除外されたのだそうだ。何たる不見識!

Posted: 金 - 4 月 25, 2008 at 04:00 午前              


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