レズビアン、国会に一撃!尾辻かな子さんを応援したい。ぜひとも国会議員になってもらいたい。
今度の参院選(7/29[日]投票日)ほど、色んな意味で世間が、そしておれが関心を持って迎える選挙は無いだろうと思う。
社保庁の年金問題。まるで安いギャグの様に次々と沸いてくる与党自民党・閣僚の不祥事や失言。相変わらず客寄せパンダ見え見えのタレント議員達や妖怪大図鑑さながらの泡沫候補達・・・。 ま、これらは「あ〜あ、しょうがねーなー」と苦笑いするしかないことであるが、日本に帰化した在日韓国人2世候補や薬害エイズの被害者として初めて立候補した人たち、いわゆる「社会的弱者」当事者の候補も何人かいる。 中でも最も注目しているのが、同性愛者(レズビアン)であることを公表し、大阪府議から国政の場へ活動を広げるために立候補した尾辻かな子さんのことだ。 彼女の立候補は、そのインパクトあるポスターや「レズビアン」「同性愛」という一般にはまだまだ刺激的な言葉の露出も相まって、良くも悪くも様々なところで話題になっている。mixiなどでもゲイ、ノンケ含めて、応援、支持、疑問、否定、冷やかしなど色々な意見を持った日記やコメントが多く書かれた。おおよそ世の中全般の意見も似たようなものだろうと思う。 ストレートの人たち(同性愛じゃない人たち)からすると「なんで性の趣味を看板に掲げて立候補する必要があるの?」「政治と関係ないんじゃないの?」という素朴な疑問が湧いたようだが、それが大いに関係があると思う。 ●同性愛をはじめとするセクシャル・マイノリティの存在を社会にアピールするということ レズビアンというと、ノンケ向けエロやポルノのイメージが未だに多いと思われるなか、(もし当選すれば)「国会議員でありレズビアン/同性愛者である」という、イロモノじゃない「マジメな存在」としてのアピールになるだろう。 また、彼女が当選することによって、それだけ多くのセクシャル・マイノリティ達が投票をしたことが社会に見えてくる事になると思う。(もちろん、セクシャル・マイノリティだからといって誰もが彼女に投票するとは限らないのだが、彼女を応援し支持している人が多いのも事実なハズ) ●その当事者の一人として、彼らの声を代表して国政の場へ届けることのできる初の存在になり得るということ これもストレートの人たちからすると「同性愛なんて、好きでやっている人たちがなんで『権利』とか主張してるか分からない」と思うみたいだ。まず同性愛とかセクシャリティってのは好きでやっているワケではないし(そういう部分もあるけど)、社会の偏見や差別を受けてしまう場面、十分に権利を受けられない面ってのはまだまだある。それを改善するためには国の法律を変えたりするような大きな力が必要だと思う。 たとえば、同性同士のカップルが公的保障を十分に受けられない現状を解決するための同性婚制度、あるいはパートナーシップ制度実現に向けてのはたらきなど。 そういったことは、当事者の中から産まれてくる声が一番切実にモノを言うハズだから、その一人である彼女に国会議員になって貰いたいと思うのだ。 ●「セクシャル」に限らないその他の「マイノリティ(社会的な少数者・弱者)」の味方になってくれ得るだろうということ 彼女のwebサイトやチラシにはこんな事が書かれている。 「マイノリティが暮らしやすい=誰もが暮らしやすい」 歴代の首相や大臣を務めていた人を祖父や父に持つエエトコのボンボンや、政治家になって金に欲に目が眩んでしまったオジサン達には、弱い庶民の切実な悩みなんか想像もつかないのかもしれない。まだまだセクシャル・マイノリティに対して風当たりの強い世の中で、最も大っぴらに正々堂々とカミングアウトし、国政にチャレンジしようとしている彼女ならきっと弱い者の味方になって仕事をしてくれると思う。 ゲイの中には、彼女の選挙にまつわるパフォーマンスやら出馬自体への批判的意見も多いのを知っている。 mixiでのブルさんの熱い的確な日記(長いけど必読!)にもあったけれど、自分の内なるゲイフォビアを持っていたり、「身内に頼んでばかりいるみたい」と思えてイヤだなと感じていたり、リブ的なマジメな運動に冷ややかだったり、こっそりゲイライフを楽しんでるんだからゲイのことを殊更大っぴらにして欲しくないと思っていたり、様々だと思う。 でも、そこで彼女の足を引っ張ることはどうか?と思うのだ。賛成出来ないなら、選挙で別の候補に投票すれば良いだけの話だ。 まして無関心でいるのは良くない。 ドラマ「女王の教室」で、主人公である鬼女教師:阿久津真矢も言っていた。 「悪い政治家や金持ち達は、あなた達にずっと『バカ』でいて欲しいの。いい加減目覚めなさい!」・・・みたいなことを。 この「バカ」ってのは「無関心」ってことも含まれはずだ。最近の情勢は「イヤでも目覚めておかないと後でトンデモナイ目に遭う」という感じだもの、選挙で投票というささやかな意思表示の権利をせっかく貰ってるんだからそれを捨ててはいけない。 また一方で、彼女が民主党の公認候補だということに抵抗感を持つ人もいる。 自民党があんなグダグダな状況にあって民主党が今度の選挙有利だと言われているが、じゃ民主党が政権とったら素晴らしいことになるかというと、おれもそうは思わない。(第一、参議院で優勢になったからっつってすぐ政権交代するワケ無いし) 特に支持政党なんて無いおれだが、(もしこの選挙で自民が惨敗するならば)ここは一つ自民党にはアタマ冷やして反省してもらって民意をスナオに受け止める機会にしてもらいたいと思ってる。 尾辻さんが民主党から立候補した理由は色々あるだろうけど、おれは民主党というよりも尾辻さん本人に票を投じたいと思う。 比例代表・非拘束名簿式(得票数の多い人が当選) だから、政党名ではなくて彼女の候補者名をフルネームで書けばいいんだ。全国のどこからでも。 (尾辻さんという候補はもう1人いるから注意。なんと元厚労相で日本遺族会をバックに持つ偉い人らしい。「おつじ」ってだけ書くと、この人と得票が半分こされるようなので、逆に好都合なのかも知れないが・・・。) いろいろごちゃごちゃ書いてしまったが、とにかくおれは尾辻さんを応援したい。ぜひとも国会議員になってもらいたい。 ■これから先の、ゲイと社会との繋がりのことを考えると、彼女なら何かやってくれるに違いないと思うから ■大阪府議の実績を引っさげて、国会議員に初めてチャレンジしようとしている新人だから ■実際に会って握手して、「一緒に頑張りましょう」と言ってくれた彼女の人柄、雰囲気に惹かれたから ■これまで政治なんて無縁だったゲイ、オカマの皆さんがこぞって惚れ込んでいる人だから 「政治の事をよく知りもしないクセに何甘っちょろいこと言ってんだ」と思う人もいるだろう。でも、こんなささやかな理由だってイイじゃないか。 政治の事なんかよく知りもしない人たちが大勢いる。そんな中の一人であるおれでさえ、今度の選挙は関心があるのだ。 余談だが、今回の候補者達の中から、自分の意見に合った人たちをちょっと教えてくれるサイトがあったので紹介しておく。 http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/etc/ Posted: 土 - 7 月 28, 2007 at 01:27 午前 |
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