Family Tree大いなる家系樹の一端を担う一人のホモとして思う
こないだの日曜、妹(27)の結婚式に出るため実家に行って来た。
お相手はおれ(32)と同じ歳(学年は一個下)の青年。なんと、彼が教育実習生の時、高校一年だった妹が一目惚れし、10年の交際を経ての「ゴールイン」だったのだそうだ。セレモニーはホテル内のチャペルで行われた。父親に導かれヴァージンロードを歩く妹はキレイだった。(いつもは顔が真ん円でブサイクなのに。。。) みんなで賛美歌を歌って、新郎新婦が誓いの儀式を行っていく。新郎は緊張からか、万感の思いがこみ上げちゃったのか、笑いながら涙を流して宣誓した。なんとも「いいひと」って感じの好青年。サッカーやってたんだと。ちょっとカワイイ。 久々に会った家族や親戚。こないだ転けて大腿骨骨折したという祖父は、ウソのように元気に歩いていた。しばらくぶりで見た従兄弟たちはみんなデカくなっていて、いい男達だった。 披露宴は、お決まりの流れで進んでいったが、みんなのスピーチが長すぎて一時間押しで終わった。 祖父母&弟夫婦(3月に結婚したばかり)と家に帰ると、誰も鍵を持っていなくて(式場に残った両親が持っていた)、縁側の戸をこじ開けて中に入った。なんということだ。 弟夫婦が撮ったビデオとおれが撮った写真とを早速見てみる。イイ感じだ。弟夫婦の3月に行った式の様子もビデオや写真で見たりした。両親が帰ってきたので、乾杯した。これでまた家族が増えたことを実感し語り合う。 妹夫婦は翌日ハネムーンで米国へ。残った家族で、妹夫婦の新居アパートを偵察に行く。これまた偶然なことに、下の階にはおれの中学時代の友達夫婦が住んでいた。 その足で墓参りに。曾祖父の命日だそうだ。 翌日、母方の祖父を見舞って、弟夫婦の車で帰京。長時間ドライブ中、いろいろ話をする。「(おれに)彼女は居ないのか?」とか「以前会わせてくれた友達(実は彼氏くん)は元気か?」とか・・・・。複雑な気持ち。 家族って、やっぱりいいもんだなあと思う。少し離れて住んでいると、たまにこうして顔を合わせたとき余計そう思う。曾祖父母、祖父母、両親、弟夫婦、妹夫婦、母方の祖父母、叔父叔母、従兄弟達。そしておれ。大いなる家族の系図=Family Treeの一端に名を連ねていることを思う。 長男がまだ結婚していないというのは、田舎では結構不自然なことかもしれない。叔父からは「ま、好きにしたら?」と言われた。同じ長男の従兄弟からは「プレッシャーとかないですか?」と言われた。まぁ、好きにさせてもらうつもりだ。 結婚して子供作って里帰りなんかしたら、両親や兄弟や祖父母や親戚たちは喜ぶだろうし、自分も(ちょっとは)幸せかな・・・などと思わないでもない。そうやっておれもFamily Treeの枝を伸ばしていくことになるわけだ。ただ生憎、おれは立派な同性愛者である。ホモでも結婚し子供の居る人たちは沢山存在しているが、おれはそんな器用な人間ではないので、両立させるのは難しいと思う。 ありきたりの、ごく一般の、男性としての「幸せ」を敢えて捨てる人生。「覚悟」というほど大げさではないにしても、今の自分には「そんなのもイイとは思うけど、実際問題、このホモ生活は捨てきれない」という気持ちの方が断然大きい。つくづく因果なもんだなぁと思う。安定・調和・自然を願うおれと、刺激・享楽・人工を愛するおれが居るのだ。 田舎での数日間は、信じられないほど気持ちの良い、清々しい天気だった。梅雨のさなかだというのに、晴れ渡った空と緑の田んぼ。夜はカエルの鳴き声が響き、昼は心地よい風が廊下を渡る。うがいをしたときの、水道の水がウソのように美味しい。こんなところで18歳まで暮らしていたのかと思うと不思議な感覚だった。この田舎の空気が、澱んだホモ生活にまみれたおれの頭に、そんなマトモな考えをよぎらせたんだろう。きっと。 ![]() Posted: 金 - 6 月 18, 2004 at 03:33 午前 |
Quick Links
Calendar
Categories
Archives
XML/RSS Feed
PROFILE
HOME
GAY BLOG LINKS
「まさお曰く」まさお
「サイトウサイト blog」ブル 「ゲイの明るい変態日記」ひろ 「G-BLOG」wombat 「いとしきもの」ともぴ 「徒然なる日々」katu 「徒然なるはず?」katu 「boku」boku 「伏見憲明・公式サイト」伏見憲明 「OCAMA SOUL EXTASY」Junchan 「しげりの引っ越しあとさきGayLife」しげり 「黒い部屋」ゆ 「:: マチダタイムス ::」machida_syuji 「俺、ゲイなんだ。ゴメン。」tatakiya_akira 「知的連鎖」luxa 「STRIPEBLUE」ichi 「BE HAPPY BLOG」ヒロシ 「犬は吠えるがキャラバンは進む」高田シュウ GBr
ゲトラバ!
Comments by
アクセス解析
Statistics
Total entries in this blog:
Total entries in this category: Published On: 5 月 07, 2008 09:11 午後 |
|||||||||||||||