展覧会巡り日記 2001 in London / Art in the UK

2001年5月21日から27日まで、ロンドンでの展覧会メモです


hello!

21st May

 10ヶ月ぶりのロンドン。The London Groupの展覧会で渡英(作品は手持ち)。連休後のこの時期は前回の7月に比べ航空券の運賃がほぼ半額。でも飛行機で12時間の辛さは変わらない。ぐったりとしてイギリスに到着。空港からパディントン駅までヒースローエクスプレスで15分。便利になったものだ。ホテルは日本から予約して1泊8600円。この値段ではさすがにゆったりできない。駅のスーパーで サンドイッチとオレンジジュースを買う。すしのパックが売っていた。
 作品は無事のようだ。(この後恐ろしいことが起ころうとは...)

 

Tess Jaray

22nd May

 Woodlands Galleryに作品の搬入。顔見知りに会って少し安心。グリニッジの少し先Westcombe Parkはいわゆる郊外の住宅地。イギリスはちょうど花が美しい季節。
  今日は搬入だけなのでそのままロンドン市街に戻る。London Bridgeで乗り換え、Southwrkで降りPurdy Hicks Gallery(リンクを張っておくが4月から更新されていないようだ)へ。Tate Modernのすぐ裏。母校スレードのヘッドチューターTess Jarayの展覧会をみる。
 Tate Modernへ。去年は作品の質の高さに驚いて気がつかなかったが、残念ながら展示は余りよくない。何だかざわざわしたような感じ。それでも現代美術の美術館にこんなにもたくさんの人が来るのには驚く。映像作品など多少の展示の入れ替えがあり、日本の作家では柳幸典の「国旗」が。特別展で「モランディー」。(8月12日まで)イタリアの画家 Giorgio Morandi(1890-1964)の作品63展を展示。テーブルのは足に瓶を並べて描いているシリーズは印象的。風景も2点あり左3分の1ほどは壁面。壁越しにのぞく家並み。良い展覧会だった。

 

my Work

23rd May

 展示の手伝いをする。今回は展示空間をしっかり確保でき満足。おじさん達とカフェ(イギリスの)でベーコンサンドイッチを食べる。とてもイギリスっぽい。
 一度ホテルに戻ってから去年お世話になったMatthewの家へ。

 

at Hyde Park
24th May

 ハイドパークの近くBayswaterのホテルに移る。今週末はバンクホリデーで連休になるため込んでいる。荷物を預けさっそくハイドパークを散策。何という気持ち良さ。中ほどにあるSerpentine Galleryへ。フランス在住中国人の作家で前回のベネチアなどにも出品している「Chen Zhen」(6月3日まで)日本語ではどんな表記だった?)1955年上海生まれで文化大革命を体験している世代。イスに太鼓の皮を張った作品が有名。ここで彼の作品が見られるとは思わなかった。ちなみに次は6月20日からRachel Whiteread展。 もとフラットメイトのSunny(香港人)と 飲茶を食べる。
  Lisson GalleryDouglas Gordon / Francis Alリs をみる。Douglas Gordonはヒッチコック展など日本でもおなじみ。今回のテーマはスティーブンソンの「宝島」から。死の兆しである手のひらのホクロをポラロイドで撮り白い枠ごと引き伸ばして展示。同じく手をモチーフにしたビデオ作品も。
Francis Alリsはベルギー生まれでメキシコ在住の作家。アニメーションと、絵画、アイデアスケッチなどを展示。サーカスのようなジャズの音楽が流れるなか(小型の拡声器で画廊の外にも流れている。ちなみにビデオもガラス越しに見ることができる)、ひとりの男が公園を後ろ手に歩いている。前方から犬が来て、男を通り越したと思ったらしっぽにつまずいて倒れる(歓声と笑い)...。というような作品。何だか魅力的な作品。

 

at Selfridges

25th May

 イギリスにおける日本年が始ったが(皇太子も訪問中)、こちらではあまりニュースになっていない。セルフリッジというデパートでは大きなコギャルのポスターが...。
  すぐ近くにはAnthony D'offay。『Bill Viola』(7月21日まで)は良かった。1階はより絵画的なアプローチ"hall of image"。喜び、恐れ、怒り、悲しみの4つの人間の感情を、液晶画面に非常にゆっくりと再生する。液晶パネル厚さといい大きさといいまさに絵画のようだ。音はない。2階は一転してプロジェクターによる作品"Five angels for the Millennium"。水面に飛び込む映像を逆回ししたのか、つまり水中から水上に飛び上がるような動的な映像と音。


from Time Out review

 上の階のAnnely JudaではYuko Siraisi。イギリスでメジャーな日本人作家。 この時期はほとんど大きな展覧会はなく残念。ナショナルギャラリーのイタリア館も改修中。夏に向けてフェルメール展あるそうだ。
 White Cube2(派手なFlashによるサイトです)ではTracy Eminの大きな展覧会(5月26日まで)。ビデオ作品は、のぞき穴やひとりしか入れない小さな小屋で見せることで観客へのアプローチの仕方がより個人的になっている。例のパッチワークやドローイングなども。最終日が近いせいか、平日の4時にもかかわらずとても多くの人が来ていた。
  ここ地域から移動するのは結構面倒。やっとのことでSattch Galleryへ。選挙も近いからかNew Laborというタイトルの展覧会。

 

in the morning

26th May

 Tate BritainStanley Spencer(1891-1959)を見る(6月24日まで)。20世紀前半のイギリスを代表する具象画家。ロンドングループのメンバーでもあった。


at the private View

 さて、今日はオープニング。そして事件が...。

 

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 The London Group 2001の展示


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