| VOCA展'97 搬入にあたって
中根 秀夫
1996年12月
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1996年12月5日 窪田様 拝啓 大変お世話になっております。今回の展覧会を最高のものにするためにいくつかの点についてお願いしたいと思います。 1 展示の変更点について 先日FAX しましたように、上野の森の展示スペースをふまえて作品構成を大幅に見直しました。前回お渡しした試案からの変更点は、 2 スポンサーのクレジットについてこれも先日お願いしましたが、富士ゼロックスART BY XEROX から作品制作の協力を得ているので、もし可能であれば自分のページ内にクレジットをいれて欲しいと思っております。去年、一昨年の図録を見ましたが、スポンサー等の記載は無かったようなので、きちんとご相談した方が良いと思いました。これは、作品の最終形態がコピーだからというだけでなく、テーマ自体が複製をに扱っていますので、社会的役割として複製を扱う企業の協力を得ていることを明らかにしたほうが、作品に対してのコンセプトも明確になると考えるからです。 3 写真撮影について写真撮影には、是非立合いたいと思っています。ご連絡下さい。また12月末の展示風景の撮影時は、実際に設置したいと思います。その際は、両面テープを使わずに借り止めでもつと思います。 4 設置、撤収について設置、撤収の日時をお知らせ下さい。それぞれ3時間ぐらいはかかると思います。テープの剥がし剤も試してみました。上手く剥がれそうです。 5 図録について図録のことでもあれこれ言って恐縮ですが、整然と直線に並んだ様子を見せたいので写真のレイアウトを1ページに収めるようにお願いします。床と天井を含めた構図で写真を撮れば、バランスとして小さくは見えないのではと思います。いずれにしても一つ一つのディテールは見えないので、全体写真の下に、各組から1点づつ計3枚、それぞれのシリーズの見本として写真を入れたいと思います。また、一つ一つが、ラミネートしてあり写真がとりにくいかも知れませんので、(実際にはカメラマンの方がどのように判断されるか解りませんが)イメージのもとになる写真(Lサイズのプリント)を念のためお渡しします。それをもとに写真で押さえたほうが良いかも知れません。ただ、その場合、色合いに関しては、写真とカラーコピーとでは色の出方が違いますので、色稿の時、実際の作品(カラーコピー)に色が近くなるように確認していただけたらと思います。大幅なずれさえなければ良いと思いますが、必要でしたら私が確認します。図録プランについては、あくまでも参考です。全体のレイアウトと折り合いが付くよう、最終的にはデザイナーさんにお任せします。 6 作品資料について作品資料として3枚づつ(作品について、作品展示見取り図、参考:コピーのオリジナル性について)審査時に選考委員、実行委員の方々にお渡し下さい。厳密に言えば壁に設置した状態でお見せするのが一番ですが、何故このような作品形態をとるのかが伝わるよう、概念図としてお渡しできればと思いました。このプレゼンテーションは、自分の作品の一部だと思って下さい。 以上わがままを書き連ねましたが、展覧会の制約等あるのも理解しております。3月の展示までまだまだご苦労をかけると思いますが、よろしくお願いします。 敬具 中根秀夫 |
| 実はこの後からホームページの製作を始め、窪田さんには大変お世話になった。ホームページ掲載については、実行委員会にかけられることとなった。特に問題となったのは、梅津氏と事務局とのやり取りについてだと思う。このことによって一度葬り去られかけた問題を実行委員会に再提示することができたのは、大きな収穫だったと思う。 |
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