Exhibitions
現代美術製作所
富士ゼロックスART BY XEROX 主催
![]() |
| 子供の情景 青焼コピー、ラミネート 紙、アクリル 木製の台、椅子 |
|
「子供」とは近代以降の「制度」が作り出した概念である。現実の大人の世界から「子供」を切り離し、抽象的な概念に押し込める事、これが教育という「制度」にほかならない。「子供」とは、大人の作った「制度」の中にのみ存在する美しく彩られた虚像であり、大人が「子供らしい」という言葉の中に押し込める欺瞞である。 大人の世界が透けて見える年代に達したときの「あの」気持ちは、自分たちが、大人の作り出した空虚な世界に住む存在にすぎないと、初めて気づくことに由来する。他人を傷つけることも、自分を傷つけることも、自分という虚像を壊して、自分が自分であるという身体的感覚を取り戻そうとする行為なのである。 80年代以降、「子供たちの混乱」を境に推し進められた「ゆとりの教育」が、結局、実を結ばなかったのは、私たちが、教育についてその内容ばかりを議論の対象にし、「制度」そのものに疑いの目を向けることを怠ったからである。 追記1 追記2
寿限無展は、富士ゼロックスの ART BY XEROX の企画する「複製」をテーマとした展覧会 |
Exhibitionsの目次へ戻る
ご意見ご感想は こちら よりおねがいします。
Home | Diary | Exhibitions | Text | Books Project | Art in the UK