股旅2007/04/28-30
旅といえるかどうか。確かに移動距離は長いが、行き先も目的も決まってて、初めてじゃないし。前回
車で一時間。湖西線30分。そこから先は近鉄特急なんて使用。もったいない!(電車内で喫煙できる、という、今時珍しい贅沢を満喫)バスで30分。トータル7時間の大移動なり。前回の参加はミゼットで自走したから、座席指定で悠々往復は8年ぶりなり。宿に2泊もしたし。(でも60年の由緒ある宿
。畳に布団。トイレは男女共同。)海岸の風景美/目標物となるシンボル、灯台/漁師町の路地裏/坂と石垣など、絵になる様々な風景が徒歩圏内にある、ということで昔から絵を描きに来てる個人や団体が多く、最近は「絵かきの町」
として町おこしをしている。そのおかげで、観光案内所に画材屋(筆者地元より豪華な品揃え)もでき、そこのフリースポットでネット接続が可能になったのはありがたいのだが、一番目立つ、周囲から見渡される岬の先端を、芝生で平らにし、「絵かきの像」なんぞ立てているらしい。その休憩所も含め、まことに絵にするのに邪魔。噂で嫌になったので、実際に取材には行かなかった。路地裏に商店街もあり、その風景も楽しかったのだが、ほぼ崩壊した。食料は数店つぶれ、魚屋以外では6時に閉まる万屋が一軒残るのみ。懇親会の飲み物を自動販売機で調達したなど、前代未聞。初めて来た十数年前は、服屋もまんじゅう屋も複数あり、レコード店まであったのに。(しかし、残った駄菓子屋兼玩具店で、レアトミカゲット!)初日は天候をみてからゆっくり出たこともあり、散歩で終了。明日描く位置で、先輩と談笑していたら、国営放送のロケハンきたる(焦「新日本紀行 ふたたび
」。全国放送かつ、再放送率の高い番組である。主役は伊賀上野で、地元では詠めない海の俳句を詠むため、波切までやってきた、というシチュ。この町が「絵かきの町」であるというシーンが欲しかったようだ。探した末、ここの数人発見。ハイビジョンカメラ、初めて見たぜ。ま、私は絵筆を握っていなかったので、カットでしょう。この連休、うちら以外の絵かき団体を見かけなかった。土産物屋含め、三重県南部が全体的に沈下してる現状を感じる。飯は相変わらずうまい。全国で数少ない、うちの地元と同等(かそれ以上)の海の幸を食わせる地域である。帰りも特急なり。大阪辺りでもらえる初任給など聞くと泣けてくるが、それでも月給持ち。10年前よりカネはある。福田平八郎展
に寄ってみよう。面白かった。ちゃんと技術に裏付けられた抽象表現。波の絵なんか、多くのフォロワーがおる。「雨」の実物、初めて鑑賞。歴史の本に載ってた絵なのだが、印象には残ってた。素晴らしい。鮎だけに絞って、延々と画風の変遷をたどる一室もあり。楽しんでるなぁ、このじいさん。
Posted: 月 - 4月 30, 2007 at 01:00 PM