kayak '09_5

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更新日 2009-10-13 | 作成日 2008-01-17

ウッドストリップ・カヤックを作る(その5 上面FRP〜コクピット)

今回は上面のFRP作業とコクピットの前半をやっていきます。

5回目です。夏の間にフネはだいたい完成しましたが、こっちの編集が間に合ってません。9月って忙しいし、夏の疲れが出てくるし、なんだか長いし...。うーんがんばって乗り越えましょう!

CA3A0008_2_2.JPG前回FRP作業が終わった底面です。FRPが完全に硬化したら、軽くサンディイングしておきます。はみ出しているガラスクロスはカッターナイフで切り落とし、ストリップの断面を整えておきます。この断面は後で型を抜く際、2枚におろす事になるので、きれいに仕上げ、マスキングテープなどで養生しておきます。フネを型ごとひっくり返して、上面を貼っていきます。型枠とフネの底面が開いている場合は釘などで仮止めします。
 上面はあらかじめ決めておいたデザインにあわせて貼っていきます。今回は心材(白太)と辺材(赤太)の違いがあまりはっきりしなかったので、苦労した割にはうまく柄が出ませんでした。昨年の方がうまく使い分けができてます。(昨年の材は国内産の杉材、今年は北米産レッドシダー)

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上面は常に目に触れる部分なので、底面以上に丁寧に貼っていきます。特にコクピット部分は歪みも大きく貼りにくいので少し手間です。

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上は昨年のストリップの貼り方、下は今年のストリップの貼り方です。やはり昨年の方が模様がきれいに出てますね。

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CA3A0029_2.JPG貼り終わったら、あらかじめ用意したコクピットの型紙を貼り、コクピット部分を開けます。#8,#9,#10のフォームが邪魔になりますが、フォームごと切り落とします。型枠を外してからコクピットを開ける方法もありますが、樹脂の収縮による歪みと、貼り合わせまでに時間がかかりすぎると変形する可能性があるので、コクピット製作はできるだけ型枠がある状態で仕上げた方がよいと思います。(仕事の段取りにもよりますが)底面と同じようにステップルを抜いていき、FRPで固めます。FRP作業は底面をマスカーで養生してから行います。上面は、裏側でクロスを重ねて貼るため、1枚で仕上げます。

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はみ出した部分を切り取った後、コクピットの立ち上げを貼っていきます。6センチほどにカットしたストリップをコクピットの周囲に貼り合わせていきます。ストリップはストライプ柄にするため、同じ大きさのマホガニ材とヒノキ材をホームセンターで購入し、貼っています。
 コクピットは造作が目に付く部分なので、丁寧に仕上げたいと思うのですが、この作業に入る頃は例年8月のお盆明け。仕事が忙しくなったり、休みが思うように取れなかったり、作業の段取りがうまく組めなかったりで、進まない作業にいらいらする事が多いです。

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立ち上げ部分を4センチほど残してカットし、FRPで固めます。型枠がある状態でコクピットのガンネル部分を仕上げてしまいたかったのですが、後の段取りを考えてここで型枠を外すことにしました。

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上面と下面の接合部にのこぎりを入れ、慎重にカットしていきます。カットしたら、型枠を取り除きます。

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2枚におろしたカヤック。

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底面の内側をグラインダーで研磨し、FRPで固めます。フネの中央部分が型枠より開いてしまいました。変形しないように型枠にあわせた幅の捨て木を用意し、仮り止めをした上で樹脂作業を方がよいかもしれません。バウとスタンはタルクを混ぜて粘度を調整した樹脂で補強して固めます。

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並行してガンネルの立ち上げを作ります。余ったストリップを一晩川の水に付けて、柔らかくした後、立ち上げにあわせて曲げながら貼っていきます。大量の万力で固定し、3日ほど乾燥させます。曲面がタイトな上、上下方向への曲げも必要なので、作業は困難を極めます。
(*この作業はものすごい手間がかかる作業なので、来年からは型にあわせたベニヤを積層する方法でやっていこうと思います。)

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何とか完成しました。前半分がストライプになっています。最終的にはこんな風になります。(写真は昨年のものです。

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ガンネルは乗り降りや搬送に荷重がかかる部分なので、強度が必要となります。立ち上げ部分の樹脂は2,3層重ねて塗っておきます。
上部の裏側もグラインダーで研磨し、樹脂で固めます。コクピット周辺は2層以上重ねて貼ります。

今回はここまでです。