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[2004.11.03]
最近、アップルのアンケート調査に協力せよという内容のメールが来ることが多い。
大抵は「『アップルコールセンター』をご利用いただいたお客様のメールアドレスをもとに、無作為に抽出させていただきご連絡を差し上げております。」てなことを書いてくるが、宝くじもこれぐらい当たるとうれしいと思う。
主には、「ピックアップ&デリバリー修理サービスについて」とか「アップルコールセンターについて」とか、要するに購入後のユーザとの接点となる部門に関するものだが、Webページの設計が悪く、詳細については記述しにくいものが多々ある。設問の注釈には「なるべく詳細に」と書いてある割には3行程度のスペースしか無かったりする。もちろん、こんな時は、「TextEdit」でしこたま長文を書いてコピペしてやるのだが、スクロールバーも無いので確認がしづらい。
また、設問の内容も何が聞きたいのが良くわからんものもある。
最近行われた、「Apple Notebook Survey」では「PowerBook G4」の内蔵光学ドライブに関するもので、「光学ドライブを使った目的は何ですか?」というのがあった。
一般的には、システムやアプリのインストール、音楽用CDからのリッピング、DVDビデオでの映画鑑賞などが思い当たるところであろうし、予想できる範囲だと考えるだろう。
しかし、解答欄は候補選択のためのチェックボックスではなく、光学ドライブの利用法に関してよほど奇抜なアイデアを引き出そうとする意図があるのか、テキストボックスになっていたりする。
当方としては、真っ当な使用法しか思いつかないのでとりあえず皮肉たっぷりに、
トラブった時、サービスセンター電話すると意味もないのに必ず「念のために付属のCDで起動してみてはいかがでしょうか?」という提案に対応するためだよ。と答えておいた。
どうせ非公開のアンケートなど、何を書いても闇から闇へ葬られるだけだということはわかっているが、日ごろのうっぷんバラシについつい力が入ってしまう。そう考えるとくやしいので、今年になってから回答した一部を紹介する。
多少タイミングを外したものもあるが、モノのついでということで...。
◎アップルコールセンターの対応について
****************************************
ご利用いただきました「ピックアップ&デリバリー修理」サービスについて、
アップルがどのようにすることで、より良いサービスにつながるとお考えでしょうか?
ご意見、ご要望をお寄せください。
(お願い:10行程度でご記入ください。)←10行やそこらで済む問題ではあるまい。
****************************************1.担当者によって、対応の差異が大きい。
話がスムーズに進む場合は15分程度で済むが、ヘタな担当に当たると「iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム」に該当するような、しょうもない手続きに1時間以上かかることがしょっちゅうだ。
もっとひどいのは、わかりきった修理に対する概算見積金額を聞き出すのに53分という記録だってある。この間担当者が3度替わり、7回保留になった。
また、新規修理申し込みで案内のとおりに番号を押したにもかかわらず、こちらはテクニカルサポートで修理受付窓口ではないと言い張るバカに遭遇したこともある。どちらも同じ経路でしかユーザにはアクセスする手だてが無いのだから、担当が違うという内部事情をユーザに押し付けるなと言いたい。
担当者の平均技術レベルだけでなく、接客などの一般常識に対するレベルを格段に向上させないと、ユーザとの対面無しに電話によるサポートでユーザを満足させることなど到底無理だな。
2.「US Keyboard」について
iBook BTO 製品に対して、「JIS Keyboard」で購入したものに対しては「US Keyboard」の部品供給が行われないのは、いかなる理由によるものか?
在宅自己交換修理において、故障した部品の返却を必要としないのなら部品の販売となんら変わらないはずなのに、サービスセンターの担当者は「部品の販売は行っていない」の一点張りである。
本来故障であれば、保証期間内の部品交換は無料であるはずだ。だが、保証期間内であってもあえて有償でお願いするのだから、補修パーツの追加購入である。それが「JIS Keyboard」で購入したユーザには「US Keyboard」は売ってやらない、「JIS Keyboard」を買えというのだ。
以前行われていた「US Keyboard」交換サービスも公式発表がないまま、いつの間にか終了している現在、製品として一般販売店での店頭販売が出来ないのであれば、在宅自己交換修理サービスの一環として「US Keyboard」の供給されて然るべきであろう。
また、署名運動にまで発展して騒ぎが大きくなったときだけ、その場凌ぎの対応でお茶を濁し、ほとぼりが冷めるとすぐにやめてしまうような不誠実な態度には大変憤りを感じる。早急に善処していただきたい。
3.最初に電話口に応対した担当者が、最後の集荷手続まで一貫して担当するべきである。
民放のおバカなバラエティ番組じゃあるまいし、「わたくしデコカワはこれで失礼します。それではボコヤマさん、おねがいしま〜す」はないもんだ。おまえらユーザをバカにしとんのか?
概算の修理金額を確認するだけでたっぷり1時間も電話口に貼付けられることが異常でないと思っているのなら、より良いサービスなどは実現不可能である。
◎iBook G4/800MHz について
製品の基本仕様に対する要望
1.標準搭載メモリ=512MB←[M9846/48]より実現 (^o^)/~
2.AirMacEx + BlueTooth標準搭載(マザーボード直付)←[M9623J/A]より一部実現、
[M9846/48]より完全に実現 (^o^)/~
3.高解像度液晶画面(1152 x 768)& SuperDrive + 80GB HD←[M9846/48]より一部実現
4.バッテリーは外れなくても良いから、HDが簡単に交換出来るようにしてもらいたい。(もちろんセキュリティに配慮した構造で)
現状の12インチのスペックはあまりにも「PowerBook 12」に配慮しすぎている。店頭販売機種の仕様が、簡単に交換できない30GBHDというのはあまりにも苦しく、CPUの最高性能を望むとブサイクな14インチしかないというのはあんまりだ。
それでさえより高解像度なら我慢もするが、同解像度でただデカイだけの製品はいらない。基板直付128MBに加えてたった一つしかないメモリスロットに128MB(←ゴミ)をつけて256MB標準でゴザイというのはまやかしである。iBookを押さえつけるのではなく、PowerBookにはその価格なりの性能を与えるべきであり、より健全な製品ラインナップがユーザの購買欲をそそるものと考える。
追伸:意見を書けというがこの欄はあまりにも狭い。←Web 上のアンケート画面のことだよ
◎PowerBook G4/1.25GHz 15inch-FW800 について
【液晶画面の品質改善】
起動時やデスクトップ画面に単一色を選択したとき、液晶画面に数ヶ所「発疹」のような斑点が現れる。まるで塗装が剥げたようで、まことに汚らしい。やっと、対応が始まったらしい。
「15 インチ PowerBook G4 ディスプレイリペアエクステンションプログラム」
液晶画面の開く角度も、ヒンジを工夫するなりして(真っ平らになる必要はないが)出来ればもう少し欲しい。
【バッテリー容量の改善】
以前使用していた、PowerBook G4/800 15inch-DVI と比較して使用可能時間が改善されていない。内部の省電力化が進んでいるはずなのに、これはどういうことか?まさか、重量軽減のためにバッテリー容量が削減されたのではあるまいか?【DVI ポートの小型化】
PowerBook 12 DVI のような、より小型のDVI ポートが望ましい。もうすこし簡単に脱着が可能なポートでないと、頻繁に外部ディスプレイを利用する気にはなれない。たとえアダプターが必要であっても、その短いケーブルが緩衝材として機能するため本体基盤に無理な力が加わらないというメリットのほうが大きい。【内蔵スピーカの音質改善】
絶対的な音質で、PowerBook 12 DVI に完全に負けている。
左右のスピーカの再生音が均等でない。(右側は、シャラシャラした音しか出ない)。
ヴォーカルは常に左側からしか聞こえず、バランスを右にいっぱい振っても効果無し。
第3スピーカの設置場所が災いして、音像定位が悪い。センタースピーカはやはりセンターにないと塩梅が悪かろうというもの。PowerBook G4/800 15inch-DVI と比較した場合、1メートル以上離れて聞くと、総合的な音質劣化は認められないが、これではキーボードに手が届かない。(まさか、そのためにワイヤレスキーボードを開発した訳ではないと思うが...)
【num lock のインジケータが見にくい】
"num lock"の透過照明は明るいところでは、全く役に立たない。
キーキャップ直下でなく(デザインの妨げにならぬような)別の場所に設置できないものか?【Air Mac の受信感度が悪い】
改善されたとはいえ、まだ受信感度が悪いと思う。
いっそ、外部アンテナポートでも新設して"PowerMac G5" のような簡易アンテナを同梱してはいかがだろうか?いざというときだけ使用する暫定的なものでかまわないが、出来れば携帯に便利なように折畳式が良いだろう。(PowerMac G5の竹とんぼではチト困る)
【キーボード】
BTO 仕様でUS KB を使用しているが、キートップのフォントは以前のようなイタリック書体のほうが美しく見えると思う。刻印の位置もキートップのど真ん中よりは、多少オフセットした場所にあったほうが見た目も良い。ファンクションキーは、これだけPowerBook専用の特種キーに占有されては実用にならない。ソフトウェアに頼らずワンタッチで操作できる利便性はありがたいが、フルキーボードとの互換性もある程度は確保してもらいたい。
これも、デザインの妨げにならぬような別のキー(ボタン)の新設を検討してはくれまいか?
【処理能力/バージョンアップなど】
PowerBook G4/1GHz 15inch-DVI と比較して、さほど早くない。クロックやバス速度の上昇、2次キャッシュの増加やDDRメモリの採用など、加えてビデオカードの改良を考えると、なんでもっと早くないのか疑問に思う。やっぱり、3次キャッシュなどをケチるとロクなことは無いということか?
せめて、ユーザレベルで簡単に内蔵ハードディスクを換装できるデザインは出来ないものかと思う。たとえば、バッテリーを交換するような形でハードディスクの入替えが出来れば、製品寿命も延びると思う。
ま、あまり長く使用されてもおもしろくないという気持ちも理解できるが...。
以上、技術的に困難な問題も多くあるかもしれないが、単なるアイデアレベルで実現できる要素もあるように思う。
◎Mac OS X および付属アプリケーションについて
・ご不満な点について
1.遅い!
G5/1.8GHzをもってしても、2GB以上のメモリを実装しても、ただひたすら遅い。2.Finderの出来が悪い。表示オプションのウィンドウがうっとうしい。
もっと、簡単に変更できるようなインターフェイスに変更して欲しい。
ツールバーの中に埋め込んでしまえばスッキリするのに...。
(Tigerでも大きく変わっていないようなので残念)3.工場出荷時のアイコンなどの表示設定にはもうすこし工夫があってもいいんぢゃないの?
これでは初めて使う人は「本当にMac OS がつかいやすいの?」と疑問を抱くと思う。慣れたユーザは、どんな環境でも自分でカスタマイズするから最初から自由度が高いほうを好むが、初心者にはある程度制限があってもガイドラインや最低限のルールをもったインターフェイスのほうが混乱が少ないと思う。
4.アイコン表示でのアイコン同士の距離をもう少し詰めるなり、ユーザで設定できるようにして欲しい。
Jaguar < Panther でまた広がったちまった。
いっそファイル名無しのアイコンのみ表示というのがあってもいい。(ドックのようにポインタを持っていったときだけファイル名がでるとか...)
5.メールとアドレスブックはヒドイ!あんなものなら"CyberDog"のほうがはるかにマシ。
既読メールの一覧をつねに見せられるインターフェイスはやめて欲しい。
なんでFinderのリスト表示のように出来ないのか?
アドレスブックのインターフェイスもPalmOS以下!!
バージョンアップの度に期待するが、いったいどこが改良されたのかわからない。6.ノートパッドとスクラップブックを復活して欲しい。
なんなら絵が貼れるメモ用紙でもいい。(Stickiesはうっとおしいからいやぢゃ)
7.まだまだ不満はいっぱいあるが、こんなチンケなエリアではこれ以上書く気がしない。
・非常によい点、便利になった点
1.OS が落ちない。(アプリは別ね♪)
2.Finder 上でグラフィックデータのプレビューができるのが便利(死ぬほど遅いけど)
3.コピーが速い。
小さいファイルだと移動したのかとまちがえるぐらい速い。
少量のコピーの時はもう少し速度を落としてもいいから移動ぢゃないよというグラフの表示が欲しい気もする。4.iApplication がだんだん充実してきたのがよい。とくに"iTunes" と "Safari"。
だけど"AppleWorks"はOS X 用とは思えないヒドイ出来。
"Claris Impact" のほうがはるかに良い。
"PixelNhance" はなかなか良かったが残念。(合掌)"GraphicConverter" のバンドルは評価できるが、どうせなら日本では日本語版をつけて欲しい。
そろそろ出来の悪い"OmniGraffle & OmniOutliner" バンドルで誤魔化すのはやめて本気で "MacDraw X & MacPaint X" を開発しても良い時期ではなかろうか?
あれ?非常によい点、便利になった点を書くつもりだったのに、またまた苦言になっちまったぜい。
頻繁にアンケート調査をする割にはあまり改善されない会社だと思う。
....ということで、ヒトツよろしく。m(_^_)m
Hexagon / Okayama, Japan
(2004年 11月某日)