スイーツ脳



スイーツ脳という言葉を今日覚えました。
要するに、女性誌に書いてあるような事に踊らされながらも気づかず、お菓子だのデザートをスイーツと言うから、みたいな。
スイーツ(笑)とかも言うらしい。


で、スイーツ脳をコ馬鹿にする人もあれば、スイーツ脳女のご相伴に与れないひがみだろという意見もある。
なんというか。
いわゆるスイーツ脳な人も現実にいるし、相手にされなくて批判にまわるタイプの人も現実にいる。
「そんなの本当にいるのか?」と思う人は、ちょっと池袋あたりを散策すれば充分でしょう。


現象としてのスイーツ脳を考えた場合…
何も、今に始まったことではありません。クリスマスとかバレンタインも構造は同じだし。
ただ、それらと違うのは「ライフスタイル」であるということ。日本語で言えば生き様。
結論から書くと、教科書を失って迷走しているF1(マーケティング、特にTV広告業界でいう20歳〜35歳女性)の姿が浮かび上がってくる訳です。


昭和の時代は…
幸福のモデル、教科書がはっきりしていました。つまり、なるべくいい学校に入って、なるべくいい会社あるいは官公庁に就職して、なるべく稼ぎそうな男を見つけて結婚して車を買って子供がふたりできて家を買って、子供をなるべくいい学校に入れて、そのうち子供が彼女を連れてきて…みたいな。
が、様々なものの自由化でその教科書が消えました。
最たるものが、雇用機会均等法でしょう。
結果、一部の才ある女性は社会に躍り出ました。
それ自体は良い事です。男女の関係なく、才能を埋もれさせておくのは社会的にもったいない。
でもそれはごく一部の話で、その他大勢の女性は困っているんだと思います。いきなり「男と同じだけ働け」になってしまったわけで。
お手本がなければ、どうすればいいかわからない。これも男女を問わずかもしれませんが。


幸福のあり方に、ほとんど誰も疑問を持たなかった時代はたかだか数十年前。
社会の進化に、まだ人間がついていけていないようにも見えます。


教科書を取り上げられたから新しい教科書を探した、その教科書に「スイーツ」と書いてあった…
そういうことなんだと思うんですが、どうでしょう。

Posted: 金 - 11 月 9, 2007 at 10:56 午後           | |


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