 |
 |
 |
|
 |
2001年全国大会祝賀会での 宗家ご挨拶 |
 |
 |
以下は、2001年10月8日に行われた竹友社全国大会の、終演後に行われた祝賀会での、宗家川瀬順輔先生の御挨拶です。 ********************************************************************************************
本日の全国大会では朝早くから、御遠方の方々始め多数の竹友の皆様に御参加いただき、無事予定通り終了することが出来ました。ありがとうございました。 お客さんも後半からますますたくさんおいでになり、皆様静かに聴いてくださいました。演奏する方もそのお客さまの気がひしひしと感じられました。これもひとえに皆様のパワーのおかげだと思っております。
さて、先ほど斉藤さんのお話にもあった竹友会の会報ですが、これは青木さん、黒沢さん、重松さん、田那村さんなど、戦後の食事も満足に出来なかった時分から二代目の元で稽古していた方々が、30年前に結束して、戦前にあった竹友誌を再び発行しようと、手探りで始めたものです。その後少しずつメンバーが入れ代わり、今年からは齋藤さんを中心にして発行しておりますが、みなさんボランティアでやって頂いており、深く感謝しております。 また近年はIT革命と言うことで、私もよくわからないのですが、あとで御紹介しますIT委員の御努力のおかげで、10月2日にホームページが開設されました。従来竹友誌だけでは紙面に限りがあるため、地方の方々のニュースがなかなか活字にならず、困っておりましたが、このように便利な世の中になったおかげで、多くの竹友のみなさんの活躍を、より広くお知らせできるようになったのは、大変喜ばしいことです。 竹友社がこのようにみなさんの力で支えられていることは、とてもありがたいといつも感謝しております。
21世紀になって日本の国も、自分の国の芸や文化が大切だと言うことにやっと気がついたようで、今年の秋には芸術基本法が成立する予定でした。これはアメリカのテロによって流れてしまいましたが、来年の春に改めて制定されることになっています。現在自民党から共産党まで超党派の88人の音楽議員の方々が一丸となってその法律を通すために頑張っているところです。この法律が成立すれば、改めて日本の文化に予算がつくと言うことで、来年から少しは日本の文化も恵まれていくのではないかと思います。小学校、中学校の音楽教育にも来年から邦楽器が取り入れられることになっており、ここにきてようやく日本の文化のすばらしさを世界にアピールしよう、日本人もそれを再認識しようと言う雰囲気が強くなって来ました。 古いものから新しいものを見出すとともに、尺八の中身、本質を失うことなく、尺八の芸を追求するのが竹友社の理念であり、私の役目だと思います。そして、これは皆様のお力によってさらに広がっていくのだと思っています 今日は皆様、お腹も空いておりますのに、大分長い時間お話してしまい、申し訳ございません。挨拶はこの位にして、またゆっくり食事をしながら皆様と歓談したいと思います。 どうもありがとうございました。
|
 |
 |
 |
|
 |
|
 |