2003年1月タイトル

 真冬,それもこんな寒い冬にキャンプに出かけるなんて正気の沙汰ではない,と自分でも思う。
でも,行ってしまったのだ。正月明け早々の週末に。
 毎月一回キャンプ宣言という構想を抱え,心は熱く燃えていたが,3月くらいに宣言して始めればいいやと思っていた。
もとより我が家ではクリスマス前から年明けにかけてインフルエンザが猛威をふるい,全員が次々と倒れてもいたし,
また誰かが寝込まないとも限らない。だが,全員元気なまま今年初の連休を明後日に迎えるところまできてしまったのだ。
 悪魔の声が小さくささやく。「勢いで買った高価〜いシュラフ,いつ使う気だ? 春になったら用はないんだよ〜ん!」
天気予報も連休中晴マークを示している。気温も高めだそうだ。1月10日朝,みゆな母に小さく呟いてみる。
「なんか連休どこにも行かないのもったいないよな〜。……いっちょキャンプ……行くか?」
猛烈な反駁が返ってくるかと思ったがそうでもなかった。「ま,当日決めてもいいし。」
別に決定もせず,そのまま出社したのだが,その後のっぴきならないことになろうとは……。

 夕方みゆな母からTEL。「あのさぁ,キャンプ本当に行く? 
 いえね,長女の学校の友達も連れて行くことになりそうなんだけどさ。」
 な,なにぃ? その子は正気か,その親は大丈夫か! キャンプだぞ,この真冬のまっさなかに
キャンプなんてどうかしてるぞ。凍死するかもしれないんだぞ! な,な,何考えてんだっ!?
 
と自分で言い出しておきながら逆ギレ状態。これは引き下がるわけにはいかなくなった。
い,いや引き下がる気は毛頭なかったんだよ。なかったんだけれども・・・

●1月12/13日
行き先:成田ゆめ牧場(千葉県成田市)
天気:ど快晴

 9時半頃練馬発。北池袋から首都高。京葉道路,東関東自動車道を通って成田IC下車。渋滞もなく,2時間かからず着いてしまった。一緒に行くことになった奇特な子は長女と同じクラスのSちゃん。「楽しみで,ゆうべはなかなか寝られなかった」との弁。 行きの車中
ジンギスカン屋野沢  まず,三里塚にあるジンギスカン屋に向かう。キャンプとは全然関係ないが,私が主宰するジンギスカンのHPに当地の「野沢羊肉店」のお店を賞賛する投稿があり,お店紹介の欄に載せる必要もあって現地取材の必要を感じていたところ,丁度いいって感じで1日目の昼食に設定したもの。本日の夕飯のメニューはホワイトシチューの予定なので焼肉もいいだろう。
 2時過ぎ,キャンプ場着。一面の芝生サイトに先客は一組。となりの広大なGサイトの中ほどに設営場所を決定。500m×500mほどのサイトを一家で貸し切りだ。ヒャッホー! と思わず叫びそうになるがぐっと堪える。 キャンプ場到着
テントサイト  テント・タープを設営。テーブル・チェアを出してセッティング。このあと正月に遊んだ凧を取り出して遊ぶ。フリスビー・バドミントン・なわとび・芝すべり。広い草原を子供らは走り回るが広すぎて端まで行けない。この開放感,やっぱりオフシーズンならではだろう。
 午後4時頃から夕飯の支度。焚き火台で火をおこし,シチューナベをかける。ナタで薪を割ったり,割った薪を火にくべたり,うちわで扇いで火を大きくしたり。子供たちはこういった作業が大好きだ。
火起こし
夕飯  夕方6時,苦労の甲斐あってついに夕飯。冬の日暮れはさすがに早くもう真っ暗だ。自分たちの手で作ったものを屋外で食べるのって例外なくおいしい。
 食後はキャンプ場内を探検ツアー。350張りものテントを張れるという場内はAからGサイトまであり,とても広い。宿泊できるトレーラーハウスが並んだ一角もあって,こちらでは4家族が利用中だった。つまりこの夜の利用客はテント泊が2家族,トレーラーハウス泊が4家族の計6家族。
 テント内に場所を移して談笑し,就寝準備にとりかかる。まず背中やお尻,足の裏などにホカロンを貼りまくり。思い切り重ね着をさせてシュラフにもぐり込ませる。12時まで起きてる! と頑張っていた小2女子二人も10時には沈没。大人も11時には就寝。健康的なのだ。 テント内

 大人は朝6時半起床。まわりの芝には霜柱が立っていて,車も表面がうっすらと氷結している。まずは火起こし。7時半頃,子供たちも起きてくる。朝のメニューはチーズとハムの入ったホットサンドと甘いホットミルク。暖かみが冷えた身体にしみこんでいく。 朝の食卓
キャンプ場の犬と  キャンプ場で飼われているアウトドア犬「キャン」。散歩させたいというと快く貸し出して(?)くれて,子供たちはキャンプ場内を奇声を上げつつ練り歩く。
 撤収前に記念撮影。風もなく,ホントーにキャンプ日和の二日間だった。夜はそれなりに冷え込んだけど,日中はぽかぽかと暖かく,ちょっと拍子抜けするくらいだ。 テントサイトをバックに
シュラフの上で  表に出したシュラフの上でじゃれる子供たち。背中やらお尻からホカロンが転がり出てくる。いやぁ,Sちゃんありがとう。キミのおかげでふんぎりがついて月一キャンプ初回を強行することができたよ!
 キャンプ場を後にして,目の前の「ゆめ牧場」へ。ここでは山羊や羊とのふれあいゾーン,乗馬コーナー,おもしろサイクルコーナーなどで楽しむことが出来る。しぼりたて牛乳から作ったというオリジナルソフトクリームを食べておみやげを買って出発! 帰りは成田市内のスーパー銭湯(てなんだ?)でお風呂に浸かり,ファミレスで夕飯をとって練馬着は夜8時半。Sちゃんを無事送り届けて帰宅。やっぱウチが一番だ〜〜・・・・・・? 成田ゆめ牧場入り口

キャンプ場詳細 住所:千葉県香取郡下総町名木730
TEL0476-96-1001 http://www.yumebokujo.com/
我が家料金(大人二人子供三人車一台) 5200円
(大人1人1400円,3歳〜小学生1人700円,車一台1000円)
薪一束500円
キャンプ場の感想  広大な芝のフリーサイト。つまり草原に直接車を乗り入れて,好きなところに好きなようにテントを張っていいという事。一応8×8mを目安にということだが,関東では珍しいタイプのキャンプ場だと思う。今回はオフシ−ズンだったことで非常にのびのびと使えて大満足だった。トイレや炊事場の諸設備は中レベル。コインシャワーはあるがお風呂はなし。隣接のゆめ牧場には優待料金で入場できる。

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