レカロSR取り付け

純正シートレールを改造してレカロSRを取り付ける方法です。ブリンプの正規レールや、ブリッドのレール&レカロアダプターを使用すると、かなり座面が上がってしまいますが、この方法だとほぼ純正並まで下げることができます。
(角度調整ダイヤルの軸がサイドシルにかくれるくらいまで下がります)
RSマッハのスーパーローポジシートレールは純正と同程度の高さなので、もしかすると同等くらいまで下げられるかもしれませんね。(情報求む〜)
でもこのマッハのレール、ガタが結構あるという話も聞くので、純正レールを使うメリットはまだある・・・のでは無いかと思います。(^^;)
なお、この取り付け方法はMARTINIさん(まるさん)の方法を元に、私なりにアレンジしたものです。m(_"_)m
●制作方法
シートレールアダプタの作成や純正シートレールの加工で、工具が無いとか自信が無い場合は、近所の鉄工屋さんに頼むなどしてみてください。
必要な物
・レカロSR (当たり前(^^;))
・純正シートレール(運転席側)
シートベルトバックルを取付けているステーを削り落とすので、車検時等に純正シートレールに戻す予定がある場合は、少なくとも左側だけでも購入しておく必要があります。
・シートベルトバックル
私は日産ダットサントラックの助手席側(86842-2S410)を購入しています。その他、http://www.beat-sonic.com/r_in.htmを参考にしてください。
・ボルト、ナット、ワッシャ
シートレールとアダプタの固定用です。
M6×20mmボルト6個、M6ナット2個、M6平ワッシャ8個、M6スプリングワッシャ6個
ボルトはできれば、ホームセンターなどに普通に売っているのではなく、強度区分8.8などの強度の高いボルトをおすすめします。 |

|
|
●シートレールアダプタの作成
厚さ5mmの鉄板を上図の様にカット&穴あけしたものを2枚作成します。鉄板は錆止めのためシャシーブラックなどで塗装します。もう少し幅をとれば3mm厚でも十分だと思います。 |
 |
●純正シートレールの加工
1.
純正シートレールのシートベルトバックルを取り付けているステーを取り外します。
ステーを留めているリベット2つをサンダーで削り取ってステーをはずします。残ったリベットも削って、レール上を平らにならします。写真の上が加工前、下が加工後です。
2.
レールの前側のボルト穴から236mmのところに、9mmの穴をあけます。(矢印部)
写真には片方のレールしか写していませんが、左右とも同じ場所に穴あけします。
レール内を傷つけない様、レールを一番後ろまで下げた状態で穴あけしましょう。
|
 |
3.
シートベルトバックルをシートレールと共締めするのですが、そのままだとレール後端がじゃまになります。そこで、邪魔になる部分をサンダーで切り落とします。(着色部)
切り落とした断面が尖っているとシートベルトが当たって傷つくかもしれないので、角を丸く仕上げておいてください
4.
削った部分にシャシーブラックを吹いておきます。ちなみに私はシートレール後端を削り落としたところがシートベルトを痛めそうに思ったので、この後保護のため布テープを貼っています。
※バックルを削り落とさないで良い方法を考えた方がいいかもしれません。(後述)
|
 |
●シート取付け
1.
内装に干渉するので、左右のおむすび型の背もたれ角度調整ダイヤルを外します。
|
 |
2.
アダプタを介して加工した純正シートレールを取付けます。
・シートレールとアダプタをシートに共締め・・・
ボルト→Sワッシャ→平ワッシャ→シートレール→アダプタ→シート
・アダプタをシートレールに取り付け・・・
ナット→Sワッシャ→平ワッシャ→シートレール→アダプタ→平ワッシャ→ボルト
(シート側からボルトを入れます)
・アダプタをシートに取り付け・・・
ボルト→Sワッシャ→平ワッシャ→アダプタ→シート
|
 |
3.
シートを車体に取付けます。シートレール左後ろ側のボルトは、シートベルトバックルと共締めします。
ただし、ボルトのかかりが少なくなるため、もう少し長いボルトを探した方がいいと思います。
私はシビックかなにかのを購入し、サンダーで削って長さを調節して取付けています。
|
 |
●サイドシルの内装と干渉する問題の解決
このままだと、シート位置がかなり前でないかぎり、背もたれ角度調整ダイアルがついていた軸とサイドシルの内装が干渉してしまいます。
そこで、図のように干渉部分を切り取ります。
なお、背もたれ調節は、軸にレンチをかけて行います。(^^;)
|
 |
●シートベルトのボルトと干渉する問題の解決
さらにシートを後ろに下げようとすると、今度はシートベルトをサイドシル側に留めているボルトの頭と、シートが干渉してしまいます。
そこで私はシートベルトのボルトを後ろ側に移設しています。
フロアに穴あけして、外側からワッシャ+ナットでボルトを留めます。
穴あけ箇所は、後ろ端の板厚のあるところを選びましょう。また、フロア切り口には塗料を塗り、外側に出るナットやボルトの頭はシーラーで覆って防錆します。
自分で加工するのが不安な場合、競技車両を作ったりしているようなショップに頼めば可能です。
元のボルトが有った位置のカーペットの穴は、そのままにしておくとシートがひっかかってしまうので、布を張るなりして穴を埋めましょう。
(私は銀色の布テープを貼っています)
|
 |
●シートベルトバックルの取り付け方法について
純正シートではシートベルトバックルがシート左側についているため、左側レールのみ、上下が事故の衝撃ではずれないような構造になっています。
上では、これが邪魔なので切り取ってしまいましたが、できれば残したままバックルを取り付けられる様に考えた方が良かったかもしれませんね。
(バックルは床面に直接取り付けられているので、問題無いとは思ってるのですが)
後ろ側のアダプタを、シートベルトバックルを取り付けるステー付きにするとか・・・
ちなみに左の写真の様に、レールのはずれ防止を削り落とさずに、M8×25mmのボルトを使って、純正のバックルをレカロ本体に取り付ける方法もあります。
・・・が、ボルトが少々細いのと、ボルトの端の方しかネジ山がかからないこと、この部分の強度が不明、なことから、上述の方法をおすすめします。
|
 |
●社外品のシートレールについて(おまけ)
社外品のシートレールで、レールの上側にこのような純正のキャッチをつけるステーが付いてる品をみかけますが、これって事故時の安全性は大丈夫なのでしょうかね?
純正の場合、上述の様にシートベルトキャッチがつく側は、レール上下が外れない様な構造になってますが、逆側は事故時に人を支えられる強度はありません。
実際に居合わせた事故でのことですが、後席の人がぶつかった衝撃で、助手席のベルトキャッチの無いほうのシートレールが外れてました。
純正のような外れ防止の構造になっていない社外品シートレールのベルトキャッチは、ただの飾りでしかないように思えてならないのですが・・・
|
上記加工を行ったシートレールは「車検非対応」となります。この意味をよくご理解の上使用してください。
また、このページを参考にして起こったいかなる不具合,損害,事故等、一切当方責任を負いませんので、あくまで「自己責任」にてお願いいたします。(お約束ですね(^^;))
