役割
虫の役割、僕の役割
今頃の季節、家の庭には毛虫がたくさんいる。花や草の葉にも、玄関先や階段にも。あちらこちらに万遍なく居る。これらは間違いなく蝶になる。蝶になれば今より随分ましな姿になり、目を楽しませてくれる。メタモルフォーゼだ。美しいものは醜悪なものからも生まれでてくる。毛虫がそんなに醜悪だとは思えないが、一般的には嫌われものだ。皆、種の保存の原理で生きている。なぜ種を保存しなければならないのか、今は考えないが、この大前提は崩せない。種は保存すべきものと決められている。だから虫たちは、毎年毎年キチッと同じことを繰り返す。そこに人間は、異なるパターンを持ち込んだ。そのせいで、地球は壊れ始めた。人間だけが同じことをしない生物だ。そのうち地球は滅んでしまう。これは地球を再生する手順なのかもしれない。人類はそういう役割を負わされている種なのかもしれない。などと先読みまでしたくなる。他の生物に比べ、格段の差を持つその生存力。調和を持って共存できる他の生物に比べ、その力を持ち過ぎた。その生存力が地球を壊している。動物や虫や植物達は考えなくても、自然の中で調和を保ちながら生きて行ける。人間は考えられるのに、調和を乱して生きている。これはきっと考える方向が間違っているんだと子供だって思えることだ。そう言っている自分も化石燃料燃やして毎日生きている。だから僕も地球を壊すために生まれてきた。地球を再生するためには誰かが一度ぶっ壊さないと再生できない。人類はそういう役割を負って進化してきた。ゴールも間もなくです。なんて、冗談っぽくも言えなくなってきているのが哀しい。
Posted: 火 - 5月 5, 2009 at 05:21 åflå„