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開院して5年を迎えます   Header Photo

     

    2002年3月1日に開院したファミリーメンタルクリニックも早5年目を迎えました。

    開設当初の目的はいくつかありました。

    ○心療内科・精神科クリニックの前線の役割 

    今でも電話での相談が後を絶ちません。 子どもからお年寄りまで、中には脳神経外科や神経内科、整形外科を先に受診した方がよいでしょうと勧めることもあります。

    ○近隣のクリニックや病院との連携

    どうしても精神病院との連携には抵抗を持つ方もいます。医療関係者でも。

    当初は時間もあり中頭病院病棟への往診も行っていました。現在は近くの医院から患者さんの紹介が少なくありません。

    ○児童精神医学

    沖縄県内では児童の診察を行う精神科医が少ないので、精神病院で待っているのでなく市中で児童を診るクリニックを意識しました。

    おかげさまで、少しは県内での知名度も上がり、毎日受診相談の電話が入ります。NPO法人「ぺあ・さぽーと」理事でもあり、発達障害の診察依頼が多くなっています。

     

    さて現状です。

    (5年前の開設時には)5年後には近くに心療内科が増えてくるので、我々は子ども中心の臨床を行えるだろうと期待していました。

    5年を待たずに昨年の夏からは、勝手ながら新患(初めて診察を受ける患者さん)は原則として子ども、大人は紹介状がある方のみとさせていただいています。

    といっても、相談の電話が入っても教育相談が中心なのか、児童相談所で対応するべきケースではないか、他の医療機関で治療中であれば、まずそこの主治医と相談するように説明しています。また医療が必要でも緊急を要するように思われる場合は、救急病院を紹介しています。

    更に、ご家族の方の心配は分かりますが、子どもと言っても、いや子どもだからこそ問題の本質が分かっていて、受診に消極的な場合はご本人にどの程度受診する意志があるか確認した後、再度電話をもらうようにと説明しています。

    昨年2006年1年間で新患で20歳未満の割合は30%を超えています。

    後半からは半数以上となっています。

    特別支援教育の診断書が必要で受診の方も少なくありません。

    注意欠陥多動性障害(AD/HD)のお子さんをお持ちの親御さんのために ペアレント・トレーニングも開催しています。

    まだ回数は少ないですが、年に一度は教職員を中心に児童精神医学入門講座を開催しています。

    年に1回公開講座を外部講師をお招きし続けています。

    また年に数回、あちこちで主に児童精神医学の講義や講演を行っています。

     

    児童精神医学を中心に診療を続けていくつもりです。

    今後もよろしくお願いします。

     

 


最終更新日 : 2007年7月3日