Architecture in Portugal       ポルトガルの建築と街  

 Monesteiro de Alcobaça

 1178年〜18世紀

 修道院、世界遺産

19-06-2006更新
 
城跡から修道院を見下ろす 
   
正面   細い通りから見える修道院/教会内部/教会の翼廊に安置されたD.PedroとD.Inêsの棺
 
D. Inês de Castroの棺   D.Pedroの棺、ゴシック様式の装飾  

 

兄弟な勢力を誇ったシトー派の修道院。

1153年に初代国王Afonso Henriquesによって設立され、レコンキスタに協力したことへの報酬としてBernard率いるシトー会に寄贈された。これはポルトガルのキリスト教国としての建国をローマ教皇に認めさせるための画策でもあった。建設は1178年に始まり18世紀まで続けられた。修道士が住み始めたのは1222年〜1223年頃であった。

正面中央にある教会は12世紀から13世紀にかけて建てられた。ゴシック様式のアーチが高い天井を支えている。翼廊には国王D.Pedroとその妻D. Inês de Castroの棺が向かい合うように安置されている。これらの棺は14世紀に作られたもので、完成度の高い彫刻である。18世紀に現在のばしょに安置された。教会正面のバロック様式の鐘楼は18世紀に完成した。設立当時は質素さを旨としたシトー会であったが18世紀になると富が集積され、建築も豪華になっていった。

回廊は国王D. Dinisの命で14世紀に造られた。シトー派の建築の中でも最大級のものである。食堂は13世紀のもので壁をくりぬいたような説教壇のが特徴的。僧侶の肥満をチェックする細い戸口も同じ壁面に設けられている。

厨房は修道会が反映を極めていた18世紀に改修された。白タイルが一面に施された背の高い空間が高窓からの光で柔らかく輝いている。厨房中央の大きな煙突が高さを更に強調値ているようである。水場には川から水が引かれている。

 

参考文献

Trindade,Maria Augusta,Guia MONESTEIRO DE ALCOBAÇA (Lisboa:IPPAR) (日本語版有り,2000年)

 

 
  回廊1階 僧達の広間
 
  食堂の説教壇 2階にある広間
   
    中庭/回廊2階/マヌエル様式の柱
   
厨房の天井   厨房の水場、川の水が引き込まれている/巨大な煙突/煙突と調理台、高窓からの光が美しい

 

   

 

アクセス

リスボンのSete RiosバスターミナルからAlcobaçaまでバス利用。

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