Architecture in Portugal       ポルトガルの建築と街  

 Elevador e Praça da Batalha

2004( Elevado) | 2002(Pr. da Batalha改修)

Architect | Adalberto Dias

05-06-2006更新

 

 広場Praça da Batalha,協会(左)や映画館(右)、カフェ等が並ぶ  

Douro川の北岸の広場Ribeiraと丘の上にある広場Praça da Batalha、繁華街Santa Catarina通りを繋ぐ一連の計画。Elevador(またはFunicular)という乗り物の建設と、通りと広場の改修が行われた。

川岸から丘の上までの経路に沿って紹介する。

Douro川の北岸、D.Luis一世橋の袂から急斜面を形を変えながら登ってゆく奇妙な乗り物がある。車輪と胴体の間に斜面の勾配に合わせて変形する蛇腹のような部分があり、客車の床を水平に保っている。既存の建物に増築を施してできた下の駅を出ると岩の露出した急斜面を上がる。斜面が緩やかになったかと思うと、トンネルに入り、いくらか進むと上の駅に到着する。上の駅は地中につくられている。白い端正なデザイン。

駅から地上に出ると廃線になった市電の線路と架線に沿って歩道が整備されている。この線路に沿って歩いて行くと広場Praça da Batalhaにいたる。 市電の遺構は駅と広場を視覚的に繋ぐ道しるべになっている。

広場には教会や映画館、カフェや商店などが並び、人々で賑わっている。広場は不整形で映画館のところで折れ曲がっているが、細切れになること無く、一体感と広がりを感じる。一体的に施された舗装や車止めに加えて、ここでも廃線になった市電の線路と架線が広場を一繋がりのものに見せる要素となっている。

広場は北側で多くの商店が並ぶSanta Catarina通りに 繋がっている。

 
  下の駅。左が増築、右が既存建物 I下の駅内部
   
    増築部分が乗り場/崖を登るElevador/下の駅と線路を上から見る
 
車両   トンネル 上の駅
 
上の駅の出入り口   Praça da Batalhaへの道 Praça da Batalha

追記

1891年から1893年までほぼ同じ場所にケーブルカーがあった。大きな事故があり運行休止になってしまい、そのまま廃線になってしまった。今回の計画によって100年越しでケーブルカーが復活した。

 

 
    Praça da Batalha Sanata Catarina通り
     

 

アクセス

Elevador(またはFunicular)乗り場(下の駅)はD.Luis一世橋(一階)のたもと。

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