
ヒト化プロセスとは、幼児の運動発達のことをいいます。
腰痛や肩こりといった症状に苦しむヒトたちのことを、人体整膜法:FOAでは、ヒトのサル化現象であるとします。
つまり、重力下におけるヒトの運動障害=ヒトのサル化現象とするのです。
これを簡単にいうと、直立2足歩行の適応障害です。
とするなら、直立2足歩行の再獲得のためには、ヒトがどのようにして直立2足歩行を獲得していったのかを解明して、もう一度その過程を経過させればよいことになります。
ここで問題になってくるのは、
「ヒトが4足歩行から2足歩行を獲得していった過程を知ることができるのか。」
ということです。
これを知るには、
「ヒトがどのようにしてヒトになったのか。」
わかればよいことになります。
脊椎動物の進化の道筋を探れば、この答えが見つかるのです。

反復説とは、エルンスト・ハインリッヒ・フィリップ・アウグスト・ヘッケル(Ernst Heinrich Philipp August Haeckel)が唱えた「個体発生は系統発生を繰り返す」というものです。
すべての脊椎動物は、受精から誕生までの間で、その個体が進化してきた道のりをもう一度繰り返すのです。
ですから、減数分裂によって精子と卵子に分かれて、35億年前の先カンブリアの生命誕生にまでさかのぼって、その歴史を再体験するのです。
つまり、脊椎動物の進化の道筋を知りたければ、その発生をよく観察すればよいことになります。
このヘッケルの反復説を実験によって裏付けた研究者がいます。
西原克成医学博士です。
西原克成医学博士が「実験進化学」という科学的手法を用いて、サメを陸生動物に変化させることに成功させることで、このヘッケルの反復説の正しさを証明して見せたのです。
ヘッケルの反復説が正しいと証明されると、ヒトの進化の道のりを探ることは、それほど難しくはなくなります。
ヒトの発生とその運動発達を、受精から順番に追っていけばよいだけです。
ここで、もう一つ問題が出てきました。
ヒトの運動発達は、果たして個々人で違いがあるのかという問題です。
ボバース法とは、1940年代 ロンドンのボバース夫妻(神経学者の夫と理学療法士の妻)によって考案されたリハビリテーションの考え方(概念)で、姿勢や運動の障害を神経生理学的に分析し、また、ヒトが新生児から1歳前後までに示す姿勢や運動、感覚や認知の発達過程を元に発達学的考察を取り入れた先進的なリハビリテーション治療の概念および方法です。
ボバース法の画期的な点は、ヒトの新生児から1歳前後まで(誕生から2足歩行の完了まで)の運動出現順位と発達を細かく調査し、運動発達学という学問を完成させたことにあります。
運動発達学が登場するまで、ヒトの4足歩行から2足歩行に至る過程=赤ちゃんの運動発達が、まるで解明されていませんでした。
運動発達学は、「人種や性別をこえて、すべてのヒト=赤ちゃんは同じ運動発達をする」ということを解明したのです。
これこそ、ヒトが4足歩行から2足歩行に進化した進化の道筋なのです。
この進化の道筋を、FOAでは、「ヒト化プロセス」と呼びます。
腰痛や肩こりなどの不定愁訴が出てきた場合、もっともその制限を受けるのが、「立って・座って・歩く」というヒトとしての基本的な運動能力です。
ですから、このような症状は、ヒトの運動能力機能障害と見なすことができます。
つまり、2足歩行に適応できない適応障害が生じていると推測できるのです。
この運動能力機能障害・2足歩行適応障害のことを、FOAでは、「ヒトのサル化現象」と呼びます。
では、ヒトのサル化現象を解消させるためにはどのようなことを行えばよいのか。
これは、赤ちゃんが教えてくれるのです。
赤ちゃんの運動発達は、ヒトが4足歩行から2足歩行に進化した道のりを正確にたどっているとしたら、この運動発達を、腰痛や肩こりといった症状に苦しむ人たちに施してあげると、立てない・座ってられない・歩けないといった症状消失するのです。
FOAは、この考え方にのっとって矯正をして、多大な成果を収めています。
FOAのヒト化プロセスは、腰痛や肩こりといった症状で苦しむ人たちに施すのですが、当然、そのような症状で苦しんでいる人たちは、大きく身体を動かされたりするとかなりの苦痛を生むと考えられますが、ヒト化プロセスの場合、「こんなにからだって伸びた曲がるのね」と思うほど動かしても、動かされている当人は、まるで痛みを感じないばかりか、ものすごく心地よくなってしまい、体の芯から力が抜けていきます。
これは、ヒト化プロセスこそ、赤ちゃんの運動発達だからです。
2足歩行に進化適応するための、最も優れた技法こそFOAです。
ヒトとしての究極の身体を手に入れる、この世界でたった一つの技術=人体整膜法:FOA(Facial Orthotic Approach)なのです。
「伸びて縮んでお星様をつかもう。」by 嫌われ松子
もし、お星様をつかみたくなったら、人体整膜法:FOAを受けてください。