Delphi 6 リリース!

 2年ぶりのバージョンアップとなる Delphi の最新版 "Delphi 6" がついにリリースされました。今回の目玉は CLX による Windows / Linux のクロスプラットフォーム開発、SOAPを用いたWebサービス開発などですが、それら以外にもたくさんの機能追加があるようです。今回は Delphi 6 Professional 版をレポートしてみたいと思います。


 さて、さっそく佐川さんが届けてくれたダンボール箱の中身を見ると、中にはいつもの白い箱ではなく通常の店頭パッケージの箱が入っていました。なんとなくラッキーな気分。マニュアルはクイックスタートと言語ガイド、開発者ガイドの3冊が入っていました。これらは Kylix 同様カラーの表紙になっています。あと、CD が2枚と VCL と CLX のクラス階層ポスターが2枚入っていました。
Delphi 6 セットアップ

 Delphi 6 のセットアップは MSI (Microsoft Installer) サービスを使ったセットアップになりました。MSI を使うと多くの場合セットアップ後のリブートが不要になるそうですが私の環境ではセットアップ前とセットアップ後の2回もリブートを強いられました、、。セットアップは無事終わったのですが今までに比べると非常に時間がかかったような気がします。みなさんのところはどうだったでしょう?さて、セットアップが終了し、いざ Delphi 6 を起動しようとメニューをたどると "使用許諾コードの取得" と言う項目があるのに気付きました。この使用許諾コードを取得しないとどうなるのかわかりませんがとりあえずオンラインで取得することにしました。使用許諾コード取得にはインストールキー、インストール番号、メールアドレスなどが必要になります。使用許諾コードはインターネット経由以外にもファックスや郵便でも取得が可能のようです。


次に Delphi 6 の新しいコンポーネントを使ってみます。

ValueListEditor
[ Additional ] TValueListEditor コンポーネントは TCustomDrawGrid から派生した TStrings の Name = Value を表現するコンポーネントです。雰囲気としては Delphi のオブジェクトインスペクタのような感じです。 見出しの 「キー」 「値」 は TitleCaptions プロパティ (TStrings型) で編集可能です。リストの内容は Strings プロパティ (TStrings型) で編集可能です。 また、値をドロップダウン形式にするには以下のように実行時に設定します (多分)。以下の例では "Action" と言う名前の行がドロップダウンに設定されます。ItemPropsプロパティを使うとほかにも入力マスクを設定したり、入力可能な文字数を設定したり出来ます。
 
■ ValueListEditorのある項目をドロップダウンに設定する例
procedure TForm1.FormCreate(Sender: TObject);
begin
  ValueListEditor1.ItemProps['Action'].PickList.Add('Add');
  ValueListEditor1.ItemProps['Action'].PickList.Add('Edit');
  ValueListEditor1.ItemProps['Action'].PickList.Add('Delete');
end;

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