gabaya Clay Work Studio/窯について

窯イメージ

お世話になっている窯

窯は4基あります。
上の写真の順に

1、gabaya満月窯 ・・・登り窯。
2、元満月窯・・・1立方mのガス窯。
3、小満月窯・・・0・3立方mのガス窯。
4、海老満月窯・・・ドラム缶で造ったラク窯。

gabaya満月窯 3連の登り窯


gabaya登り窯満月窯満月窯満月窯前景

満月窯は、イガタが造った登り窯です。なんせ、杉の木を切り出して窯小屋の柱から作り出たしろものです。

煙突をつっくていた途中で脚立から落っこちて尾てい骨が欠けたりなんてこともありました。
2000年に完成してまだ3回しか焚いていませんが、窯焚きには、いろんな人たちが集まって来て楽いものです。林業地なので薪にも困ることはありません。
最初のあぶりを入れて5日間位の窯焚きです。詰めにさしかかって来ると疲れと寝不足でナチュラルハイなトランス状態に移行していくっていうのも結構な醍醐味です。
 この窯の初お披露目として小田原の「うつわ菜の花」での「gabaya満月窯展」の時に「満月窯の周縁」というものを書いたので載せておきます。

「あれは2000年7月16日、イガタが3年かけて造った登り窯の火入れの晩のことでした。
おりしも満月、絶妙なタイミングでありました。前世紀最後の月食の始まりと共にマーボ(太鼓たたき、かつての隣人)の太鼓が鳴り出しました。
月食満月そして谷間にこだます太鼓の響き、蛍や光苔まで躍りだす光り輝く夜でした。
 11月初窯。なんと窯出しのすんだ白昼の空っぽの窯の中にソフトボール大の満月がいたのです。
あれは日差しを遮っているトタンなんかにまあるい穴が開いていて、日の光で窯の中に満月が映し出されたのかもしれません。実際にはそんなトタンは窯の前にはなかったんだけれど、それくらいしか説明のしようがないぐらいの不思議です。(証拠写真有り)
なんの関係もないけれど液晶の中に烏賊のギラギラが詰まっていて、こんなにいっぱいの色とか形が映ることを思えば世の中に不思議なこと、ありえないことなど何もないんじゃないかとも思う今日この頃です。
 3回目の窯は2002年の1月。5日間の窯焚きは嵐があり、雪が舞い、晴れ間に満月。衛星のように窯周辺にモーとマー(息子達)、人生を熱く語る発熱体質のおじさん達、わかい人達のエネルギー、そして満月に見守られながらの窯焚きでした。
まあそんなこんなで、つきない窯にまつわる満月話です。」

満月窯窯にいた満月
とってもりっぱな窯なのですが、なんとも大きすぎて頻繁に焚けないのが難です。
近いうちに、みんなで焚こうななんて言っているのですが・・・。
(写真はクリックで拡大)


GIF_col_PhotoCinema.gif満月窯2002LinkIcon
2002年に焚いた時のフォトシネマです。


元満月窯 1立方mのガス窯

ガス窯ガス窯、元満月窯
シャトル窯なので出し入れが、らくちんな窯です。

常滑から、ここに引っ越してきたときに最初に入れた元々ある窯なので、元満月窯と名付けました。
気ままに焼き物している身には、1立方mは、”ちょっと大きいかな”と思っています。
同じものが大量に出来るたちではないので、半分ぐらいの容量の窯が2基あったほうが、いつも新鮮に、さらにお手軽に、窯のローテーションができたのかもしれません。

この写真は、素焼きが終わって窯を開けたところです。手前にレールがあってゴロゴロと引き出します。
窯の中に、棚を組むタイプと違って、腰痛持ちには優しい窯です。
バーナー10本、ブタンガス使用。
素焼きから、本焼きまで、メインの窯です。(写真はクリックで拡大)




小満月窯 0.3立方mガス窯


小型のガス窯小型のガス窯、小満月窯イガタが2ヶ月ぐらいかけて造った窯です。
0.3立方mぐらいの広さ、ガスバーナー4本で、到焔式。
これくらいの窯があると小回りがきいて便利です。
イガタ白磁写真イガタの白磁
それより何より、こういう窯が造れるやつが近くにいることが便利です。
今では、上の1立方mガス窯より焚く回数も多く、素焼きだったら次の日に、本焼きでも無理をすれば1日半で窯が出ます。
そんなこんなで、すっかりメイン・キルンになってしまっています。
(写真はクリックで拡大)

海老満月窯 ラク窯

ラク窯海老満月窯ラク窯作品を引き出す
ドラム缶の輪切りの楽焼き窯です。
シーソーでアップダウンするハットキルン、ガスバーナー2本、ラクの特徴は、とにかく結果が早いこと。
調子が出てくると、だいたい1時間半ぐらいのサイクルで窯が出ます。
いつもそうですが、1日目は助走(ならし)で、調子が出るのが2日目です。
ラクだから楽なんて思われてしまいそうですが、これが楽ではないんです。
調子が出るまでの長い道のり、勝負の早さから来るイライラと我慢と絶望の時期があってこその、2日目の安泰なんです。
なんだか何言ってんだかわかりませんが・・・
まあ、”ラクは楽にあらず”ってことです。
そして肝心なのは、燻しです。
なんせ1000℃以上のモノを引き出すわけですから、かなり危険を伴います。
終日、窯を回していると足もよれてきますが、そんな疲労と危険の隣り合わせの中に、ナチュラルハイ的な達成感・充実感が潜んでいるんですよね、きっと。(写真はクリックで拡大)

col_Photo.gifraku2004LinkIcon
2004年にイバタが焚いたラク窯のフォトアルバムです。

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