ホカホカの旅茶碗焼けた



畑でダラダラしていたら、いつの間にか秋。
畑は芽が出るたびにイノシシが耕してくれるので困ったものです。
さて、一年も前に電動ロクロを新規購入した時に作って、素焼きのまんまほったらかしの旅茶碗です。
(詳しくは→ピカピカロクロで旅茶碗
重い腰を上げ、ほこりを払って、やっとのことで焼きました。
土は、常滑の田土と山土を混ぜたもの。
何点か写真をアップしたので見てみて下さい。
旅茶碗の写真

今回、旅茶碗を焼いた窯は、小満月窯
小回りがきいて便利なので最近一番使用頻度が高い窯です。
写真は、今回試した引き出し茶碗の様子。
窯の扉に茶碗を引き出す小窓をつけて釉が溶けたら引き出します。
茶の湯華々しき頃の戦国の世に、熱いうちに引き出し急冷すると鉄っけの有る灰釉が黒くなる技法が発見され、「引き出し黒」という見事な茶碗が世に誕生したらしい。

・・・深く聞かないで下さい。
ネットで拾い集めた浅い知識の寄せ集めです。
「焼いてる途中で窯から引き出す」なんていうのを一度やってみたくてやってみたんですが、
・・・おもしろかった。
極熱の最中、やっているという行為に酔える。
さらに草木も眠る深い夜、かなりハイテンションになります。
・・・のわりに出てきたモノがつまらなかった。
引き出されてしまった旅茶碗より、窯に置き去りにされた旅茶碗の方が旅を全うできたような顔をしていました。
引き出し旅茶碗は、まだまだ最初の一歩を踏み出したところですね。

Posted: 2006-09-22 at 14:46