暖かい冬の冬支度、そして保存食のゆくえ


梨の木の剪定をして、切った枝を薪にしました。
梨の枝は、サクサックっと軽く、何となく甘い匂いがして、梨の実を思い出します。
軒先に積んだ半日の仕事の証が、きれいだったのでアップしてみました。

 今年の冬が、いくら暖かいとは言え、薪ストーブの薪の用意は欠かせません。
薪ストーブは快いけれど、結構な大仕事です。
ゆえに、剪定した柿や梅・コナラ・梨の小枝も無駄には出来ません。
実は、ほとんどイガタがやっているので、あんまり自慢できませんが。
 この日は朝から、すでに忘れさられていた保存食品に出会ってしまいました。
海苔を探しにていた下の息子が保存食用の一斗缶の中で、まず見つけたものは、干し椎茸がシットリ湿り気をおびて、綿状に変化したもの。
何かがうごめいています。
よく見ると、お米に付くちいさい蛾の幼虫(白い芋虫)であることが判明。
その数も、尋常でないことおびただしく、さらによく見ると、缶の外にもはみ出しているではありませんか。
さて缶の中は・・・
干し椎茸⇨そのまま新聞紙に包んで、薪ストーブに放り込む。
昆布⇨多少虫がいるもののストーブの上に並べて殺虫。
棒の寒天⇨被害なし、製造年H6「まだ新しいじゃん・・・?うへー、今年は16年だったけ?」ゴミ箱へ。
茹でて干したタケノコの保存食⇨作ったことさえ忘れていた保存食品とは、これです。
春先に作ったんだっけ、開けてみると虫の被害はないもののウッスラと白いカビがはびこっています。
しかし、このカビは大丈夫なカビです。
たぶん味噌に繁殖する麹菌の一種に、違い有りません。
この手の菌は、体にいいんです。たぶん(その辺のことは前のエントリ−「21世紀の救世お助けおじさん登場」 で)
この夏に神戸の中華街で買った腐にゅう(豆腐が発酵してチーズみたいになったもの)は、やっぱりこの手の菌で、未だに我が家の食卓をにぎわせてくれています。
さて、この干したタケノコですが、難点は、あんまり旨そうでない、臭いがあやしい、ちょっと心配などなど。
とりあえず、このタケノコを水で戻して、キンピラにしてみました。
もの悲しいような、ひなびた、でも捨てがたい、味わい深く、これは結構いけるかも。
そういえば、中国・雲南では、お茶を栽培している少数民族には、何年も寝かしてある古茶があるそうで、昔の田舎の農家の厠の枯れ草がひなびたような、そんな味がするんだとか。(村田喜代子著「雲南の妻」から)
保存食には、ポカリと一瞬、魂が抜けて行くような、そんな薬効効果もありそうです。
 

Posted: 2004-12-20 at 00:27