Today 7月14日
日本の呼称を「ニッポン」に統一することを閣議決定
(1970年)
と言っても、忠実に守っているのはNHKくらいで、結局は強制することもできず、有耶無耶のまま今日に至っているようだ。
NHKは、番組名にやたらと「ニッポン人の○○」「ニッポンの○○」「おはよう、ニッポン」など、「ニッポン」の定着と、国威発揚に熱心だ。
日本の呼称を、歴史の中で振り返ってみても、決定的な根拠はどちらもないようだ。
だが、「ニッポン、チャチャチャ!」という応援がそうであるように、「ニホン」という発音よりも、「ニッポン」と発音するほうが「威勢がいい」。
どうやら、その程度の理由が、この閣議決定の根拠だったのではないか。
紙幣に印刷してあるように、「日本銀行」は割と早くから「ニッポン銀行」という発音を採用していたらしい。
しかし、井上ひさし氏が日本銀行に電話してみると、「はい、こちらニホン銀行です」という応答が返ってきたという笑い話もある。
要するに、どちらでも、どうでも、いいことなのだ。
どちらでも、どうでもいいことを、無理矢理どちらかに決めてしまおうという意図には、良からぬ下心があるのかもしれない。
政府広報機関NHKが、やたらと「ニッポン」を番組名につけるのも、ナショナリズムの高揚が意図されているのだろう。
もうすぐオリンピックが開催されるが、しばらく前まで日本選手の胸に書かれていたのは「Japan」だったような気がする。
なせ日本が「Japan」なのか、誰かつけたのかよくは分からない。
元の皇帝に使えたマルコ=ポーロが『東方見聞録』の中で、「黄金の国=ジパング」と呼んだのが初めらしいが、それも日(ジッ)本(パン)という中国読みからきているらしいから、これもいい加減といえば言える。
いつ頃からかオリンピック選手の胸には「Nippon」と書かれるようになったようだが、この呼び方も「nip
on」という発音と同じなのでマズイのではないか、という意見もあるらしい。「nip」というのは、「身体の一部を咬む」とか「挟む」というような意味があり、(あの工具のニッパーと同じ)、「nip
on」は「愛咬する」というような意味になるのだそうだ。
「Nip
on、チャチャチャ!」となると、一体どういうことになるのだろうか。
Posted: 水 - 7月 14, 2004 at 07:15 åflå„