Trouble<トラブル編>

 私の実体験に基づいたトラブルの数々をお教えします。
 皆さんのお役にたてれば幸い・・・かと。
 大概その場は本当に大変だったり、焦ったりと困ってしまいますが、
 後になってみれば一番の思い出だったりするものです。
 No car at rent a car <レンタルしておいた車が無い!!!>
  Forgot to bring International Driving Permit <国際免許を忘れた!> 
 At gas station <給油・・・>
 Stuck at sand <タイヤが砂にはまった!!!>
 Remain key inside car <車内に鍵を忘れたら・・・>
 Snowy <雪が降ったら・・・> 
 Lost way <路に迷った!!!>
 illness <病気>
 insurance <保険の使い方>
 Inspection <検問>
  特別編
 Delay x3 <遅延、遅延又遅延・・・フライト関連3回連続遅延の完全ドキュメント>


No car at rent a car <レンタルしておいた車が無い>

例え1ヶ月以上前に日本でレンタカーを予約していた場合でも、希望の車がないことがあります。(私の場合、今まで2回経験しています。)この場合、レンタカー・カウンタの係りの人が車のない旨と他のグレードの車の空き状況からどれが良いか聞いてきます。私の経験では今のところ上のグレードの車しか借りたことはありません。当然この場合料金は予約した車のグレードと同一です。 

実例12人で借りる際に、「2ドアスポーティ」を予約していて「フルサイズ4WDバン」を薦められたことがあります。あまりに大きすぎるのでこの時は丁度交渉をしている時に返却された「フルサイズ4ドア」にしました。 

実例2この時も「2ドアスポーティ」を予約していて、その車がなかったのでミニバンを借りました。後で料金を調べたらミニバンの方が2倍くらいしてました。

これは乗り捨て(ワンウェイ)の場合に多い様です。上記2例の場合、駐車場には予約していた車がある場合がありましたが、あえて私の行き先の州の車を手配している様でした。(つまりアリゾナ州で借りてネバダ州に返す場合、ネバダ州ナンバーの車が当てがわれた。)


Forgot to bring International Driving Permit <国際免許を忘れた!>

今まで不思議とこれだけは忘れた事は無かったのに・・・。私は海外旅行の必需品と言えばもちろん「パスポート」、航空機の「エアチケット」、レンタカーを借りる為の「国際運転免許」そして「旅行保険」の4つだと思っています。

それにもかかわらず、やってしまいました。そう「国際運転免許」をうっかり忘れてしまったのです。当然予約はしてありましたので空港のレンタカーカウンタに行き、事情を話し借りれるのかどうか聞いてみると・・・

大丈夫でした。

これが全てのレンタカー会社に当てはまるのか、また同じレンタカー会社でも営業所によって異なるのかは分かりませんが、私のケースを以下に列記します。

レンタカー会社:AVIS(エイビス)
場所:SFO(サンフランシスコ空港)
予約内容:Intermediate(中型車)、5日間、同一場所返却
時期:2001年12月
注意:日本の運転免許証の提示を求められ、それがいつまで有効か聞かれました。

レンタカー会社としては、借りる側の「国際運転免許」の不携帯の為に、みすみす営業利益を失う事はしないのかなと思いつつも、逆にレンタルしている最中に何か事故でもあった場合は恐いなあと思いました。当然返却時は至って簡単に走行マイルをチェックして、無線端末のプリントアウト(領収書)を受け取って終わりで、「国際運転免許」の事には一切触れませんでした。(今まで聞かれた事は無いけどね。)

 


At gas station <給油・・・>

初めてアメリカで車を借りる時に日本人にとって一番の難関は給油です。基本的にセルフサービスであるため、当然自分で入れます。まずは料金の支払い方法でつまずきます。支払いには先払いと後払い、キャッシュ又はクレジットカードとありこれらのコンビネーションで少なくとも4通りの方法があります。

キャッシュの場合はレジに行ってお金を払います。(大抵のガススタはコンビニと一体になっていてレジはこのコンビニのレジになります。カードの場合は給油機にカードを通して払います。また、レジでカードで払うことも可能です。先払いの場合、給油したい分のガソリンの量(値段)を予めある程度把握しておきレジでキャッシュを支払い、給油後再度レジに行ってお金の調整をします。(予め支払った金額が多すぎる場合におつりをもらいに行く)また、支払金額分に達すれば給油は止まります。この際はレジに戻る必要はありません。キャッシュが無く先払いのガススタの場合は、お店の人に交渉しましょう。きっと大丈夫でしょう。

補足:先払い(Pay First)のスタンドで、キャッシュが無い場合はカードで支払います。基本的にはキャッシュの時と同様給油したい分を金額で伝えその分をカードで支払います。

なお、アメリカではガソリンの単位はガロンで、1ガロン=3.8リットルです。2000年9月時点で1ガロン=約1.50ドルでした。

 次に給油の方法が分かり辛いです。数あるガソリンスタンドで更に色々な給油機があり、その操作法も様々です。私が最初にトラブったのはアリゾナ州フェニックスで、操作が分からぬまま3軒のGSを梯子しました。(夕方の混んでいる時間帯に、給油したかどうか分からないまま、待っている車の列のプレッシャーに負け発車するとガスメータは"E"のままというのを繰返した。)最終的に3軒目で「自分は日本人で使い方が分からんので教えてくれ」とトラックの運ちゃんに聞き、分かりました。この時分からなかったのは、給油ハンドルを持ち上げた後にハンドルが掛かっていたレバーを持ち上げる操作が必要だったことで、これはどこにも記載がありませんでした。初めての時はガソリンがポンプを通る感覚も分からず、給油したつもりが結局出来ていなかったという訳でした。


Stuck at sand <タイヤが砂にはまった!!!>

これはユタ州のコーラルピンクサンドデューン(Coral Pink Sand Dunes)州立公園で経験しました。この場所はその名の通りピンク色の砂丘で、レイクパウエル(Lake Powell)からブライスキャニオン(Bryce Cayon)に行く途中、カナブ(Kanab)の先US89からはずれたところにありました。US89を走っている途中にたまたま発見した看板に惹かれ(当時サンドデューンがマイブームだった)向いました。40分くらい走り、予想以上に遠いと思った頃この場所にようやく着きました。

この時はミニバン(フォードのWind Star)に乗っていて、ピンク色の砂の珍しさに思わず鋪装された道路から数メートル脱線して砂の上に乗り入れてみました。ところが砂上の途中で車がハマってしまい、前にも後ろにも動けません。この時はハッキリいって焦りました。周りには誰一人おらず、車も通りません。同乗していた妻と交代で車を押すこと約10分、色々試しましたが砂が巻き上げられタイヤはどんどん深みにハマっていきます。

途方にくれたところで1台の車(それも人が沢山乗っていそうなバン)がやって来ました。中からは30代くらいの大人の男性3人と彼等の子供7人がゾロゾロ出て来て、早速車を押す手伝いをしてくれました。大人の男3人のパワーで今度はいとも簡単に砂から脱出、事なきを得ました。ここでの教訓は砂場には絶対車で乗り入れるなというところでしょうか。(なお、砂の上を走るにはタイヤの空気を緩めると良いようです。ただ空気を抜く事は出来たとしても後で入れ直すのは難しいですからね。あくまで御参考まで)

続き:この後、助けてくれた3ファミリーはそのまま車で公園入り口まで行き、私達も後を追って公園に入りました。彼等は週末に子供を連れて砂丘でそり滑りをするために来ていて、公園駐車場でまた顔を合わせた時に私達はThank youを繰り返し、お礼を言いました。さっきの子供達がはしゃぎながら砂丘に向かう中、一番小さい女の子(3・4歳くらい)が"Stuck,Stuck"と繰り替えしていました。どうやら大人達が私達の事を話していて砂にハマった(Stuckした)という言葉を覚えたようです。ちょっと恥ずかしかったけど同時に私もStuckという言葉を覚えました。

 

 


Remain key inside car <車内に鍵を忘れたら・・・>

その1いわゆる内鍵です。私の場合はホテルの駐車場で、夕方返って来た時に内鍵をしてしまいました。最初にホテルのフロントで事情を話し、助けを求めました。専用の道具(ステンレス製の定規に似た形で先が釣り針のように引っ掛けがついているもの)を持ったホテルマンが現れ、慣れた手付きで窓ガラスの隙間からこの道具で鍵を開けようと奮闘しましたが開かず、結局レンタカー屋に電話しスペアキーを持って来てもらうことになりました。1時間程後にレンタカー屋が来て鍵は開きました。ちなみに特に料金は請求されませんでした。(ホテルとレンタカー会社とそれぞれに多少のチップを渡した記憶はありますが。)この時はレンタルした場所から比較的近く、まだ良かったのですが数日走った後でしかも人気のない場所だったら大変だったと思います。みなさんも是非気をつけましょう。

鍵のトラブルその2:以前何かのガイドブックで、レンタカーの使用者だと悟られない様、鍵のキーホルダを元々付いているのから別の物に変えた方が良いと読んだことがありました。これは「レンタカーを借りている、つまり旅行者と分かり、盗難のターゲットとなりやすい」と言うような説明でした。私はこれに従い自宅の鍵の付いたホルダーに付け替えました。ところが車の返却時にその鍵をつけたまま返してしまい、日本に返ってから家に入れなかったという失敗があります。ちなみにレンタカーに元々付いていたキーホルダーはまだ家にあります。

 


Snowy <雪が降ったら・・・>

雪のグランドティトンその12000年9月末にイエローストーン国立公園(Yellow stone NP)に行った時の事、ゲートシティのジャクソンホール(Jackson Hole)空港は前日までに降った雪で一面真っ白でした。幸い道路は雪が解けていましたが、現地でも滅多にないという早い時期の雪のため、レンタカーカウンタでも混乱している様子でした。

レンタルした車はFFのコンパクト(1800cc位)で、タイヤはいわゆる全天候型のラジアルタイヤAll Season Radial:Radialの発音が「レイディオ」に聞こえ、何がラジオじゃ!と納得行かないまま3/4回聞き直してやっと分かった)で、季節外れの雪のせいかチェーンもなく不安が残った。目指すイエローストーンは更に北にあり天候は徐々に改善しているとはいえ、その時点では公園ゲートが封鎖しているとの事。公園ゲートは午後には開くという情報(その日の夜は公園内のロッジを予約してあり、どうしたら良いか電話で確認したところ、もうすぐゲートが開きチェーン又はスノータイヤを履いた車か、4WD車は入園出来るという情報を得た)をもとに取りあえず出発することに。ゲートには夕方につき、なんとかチェーン規制も解除され事なきを得た。

その21月末にグランドキャニオン国立公園(Grand Canyon NP)に行く計画を建てた時の事、雪が心配でアリゾナ州フェニックス(Phoenix AZ)の空港レンタカーに電話をかけスノータイヤ又はチェーンの装備に付いて聞いた。元々フェニックスは冬の間北部州の人々が寒さを凌ぎに来る(ウインターバードとかスノーバードという)くらい暖かいところ(冬でも日中は半そでで過ごせるくらい暑い)、レンタカー屋の女性は半ばバカにした口調で「チェーンなんかないわよ、この暑いフェニックスで必要ないでしょ!」との解答。グランドキャニオンに行くのに必要だろとか、どうすればチェーンが手に入るか(お店の有無やチェーンの価格)とか色々問い合わせたが、この時は結局計画を断念せざるを得なかった。

その33月末にサウスダコタ州のラピッドシティ及びその周辺に行った時の事(2002年)。Weather.comの天気予報では極寒(-20℃等)を予測しており、また日によっては雪も降っているとの事。現地のレンタカー屋に電話すると、「今年は例年になく寒い」とか・・・(ガイドブックでは最低気温0℃くらいだった!)。

レンタカー屋のお兄さんのアドバイスに従い4WD車をレンタルして、いざ現地に到着すると辺りは一面の雪でしかも吹雪いていた。しかし、不思議な事に路面には雪は無く、夜になってもそれ程凍結もしていなかった。翌日以降の全3日間は曇りこそすれ、晴天にも恵まれ日中は外気温が氷点下10℃未満(外気温は3V)であっても道路上は蜃気楼が見える始末。未舗装道路は逆に良い具合に凍っていて、砂誇りを巻き上げる事も無く快適に走れた。プレーリ−(草原)地域は障害物が少ない分、たとえ寒く吹雪きが吹き荒れても道路上に雪が積もる事は無く、路面凍結はあまり無いようだ。それでも4WDは安心感があって良かった。峠の日陰の雪が残っている場所でも多少のスリップはあったが難無くクリアできた。

 


Lost way <路に迷った!!!>

郊外編広大な大地をどこまでも続く1本道で果たして迷うことがあるのだろうか?と疑問に思うかも知れませんが、だからこそ迷った時が大変という逆説的な理解をして下さい。私の場合、グランドサークルのような、まさに大地を疾走するのを好むんですが、果てしなく続く1本道にそってたまに現れる小さな町で進路を変更する場合が、最も慎重になります。というもの、例え地図上に名のある町でもいざ着いてみると、家が数件と牧場だけの、モーテル、GSやファーストフード店すらない町(というか集落?)という場合があるからです。こういう町をそれと知らずに通り過ぎ、行けども行けども目的のターニングポイントがないなんて場合もあります。このような失敗を避けるため、ドライブプランの際に、行程中の主要な町の設定と各町間のおおよその距離を調べておき、車のメータの進行距離と照らし合わせて目的地を探すと良いと思います。

都市編アメリカの都市、特に西部の街は広大な土地の利点とその歴史が浅い分、道路の構成は素晴らしいです。普通の道路でも片側3車線、最高速度時速60マイル(時速60マイル=時速96キロメートル:1マイル=1.6キロメートル)というところも結構あります。なにより区画整備が碁盤の目状にされており、間違って通りを過ぎても比較的容易に路線変更が可能です。碁盤目状である分迷うとなかなか目的地に着かないという見方もありますが、私は結構なんとかなる物だと思います。

 


illness <病気>

ドライブ旅行とは直接関係ありませんが、海外を旅する際に気をつけたいのが病気です。私の場合、最もひどかったのは日本出発の日に機内で熱が出てしまったケースで、この時は扁桃腺が腫れ喉の奥に1円玉大の白い膿ができてずっと熱が下がらず苦労しました。折角のステーキも喉を通らず、ビールも飲めず、挙げ句の果てにマシュマロ&ホットチョコレートで飢えをしのぎ、毎食後に薬を飲んでなんとか耐えました。最終的に旅程最後にラスベガスに着いた際、医者に診てもらいうがい薬(日本では見たことも口にしたこともない強力な物ですぐに膿が退いた)と飲み薬をもらってようやく回復しました。

”海外の薬は良く効く”としばしば耳にします。アメリカの薬は体の大きいアメリカ人向けだから日本人は容量通りだと良く効くとか、日本では認可の降りていない激薬が使われているから効くとか言われますが、その真意は定かではありません。しかし結局はお医者さんの処方する薬が最も良く効くと思います。

 


insurance <保険の使い方>

上記で、医者に掛かったとお伝えしました。この時は保険を使ったので、費用は一切発生しませんでした。保険を使うには当然まず日本を発つ前に加入しておく必要があります。最近はクレジットカードに付属している場合もありますが、出発前に再度内容をよく確認しておいた方が良いでしょう。私は傷害保険、損害保険は使ったことがありませんので、病気等の疾病保険について説明します。

病気になったらまずは医者に連絡をするんですが、大都市の場合は保険会社の日本語の連絡先があり、電話で病気の内容、宿泊先等を伝えると医師の往診を手配してくれます。この場合はホテルで待つだけで良く、往診時に所定の診断書(diagnosis又はmedical certification)、請求書及び領収書(medical and hospital bills and receopt)をもらい帰国後保険会社に提出すれば良いです。自分から医者を訪ねたり、自分で医師の往診を手配した際も同様の書類をもらい、支払い(保険金額の上限に注意)は自分でして帰国後保険会社に支払いを請求すればOKです。

せっかく加入した保険ですから、有効活用し早く体調を回復したいものです。最初は手続きに戸惑うかも知れませんが、以外と簡単ですから是非トライしてみて下さい。(当然必要無く終わるのがベストですが。


Inspection <検問>

トラブルとは少し異なりますが、検問についていくつか述べてみようかと。検問といっても色々あるのでしょうが、アメリカ国内を走行中に出くわした経験についてです。

その1:国境の近くにて・・・移民を受け入れているアメリカ合衆国ではありますが、不法移民はやはり望ましくない様です。また、麻薬などの取締もここでやっている様です。こことは国境の近く。カナダ側でやっているかは分かりませんが、メキシコ国境近くでは2度遭遇しました。1度目はテキサス州のエルパソ近く。ひたすら続く道(US62)の途中に検問小屋があり、車を止めるとサングラスの国境警察官(?)が何も聞かずに行って良しと対応した。2度目はアリゾナ州オルガンパイプカクタス国有記念物のすぐ北側で、この時は五分近く色々と聞かれた。車のトランクを開け、パスポートと飛行機チケットを見せ、この先どこへ行くかと聞かれ、車のサイドをコンコンとたたかれ(麻薬でも詰まっているのを確認するかのようだった)・・・悪いことはしていないし全く恐くはなかったのだが、言葉が通じないとちょっと厄介かも知れない。

その2:ダムの近くで・・・ここでいうダムとはラスベガス近郊のフーバーダムです。9.11テロ以降、テロに狙われる人が集まる場所や、発電所などは警戒があるのかも知れません。1998年に通過した際は検問していなかったと思うし・・・。

その3:ケープカナベラルのNASA施設近くで・・・これは当然ですね。何しろ国の重要施設ですから。この時はなんとしてもスペースシャトルが見たくて、見たくてできるだけ近付きました。(旅程編2000年1月ケネディー宇宙センター参照

ここで取上げはしましたが、別に悪いことをしていなければ堂々と対応するのが一番でしょう。おどおどして変に怪しまれても逆に大変ですから。


特別編

飛行機の出発延期、乗り継ぎ便の遅延そしてロストバゲッジ。誰もが一度は遭遇するであろうこれらトラブルについて、航空会社の実際の対応や私の場合どのように乗り切ったのかをまとめました。

 Delay x3 <遅延、遅延又遅延・・・フライト関連3回連続遅延の完全ドキュメント>

 

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