Special
Program<特別編>
アメリカ以外の国でのドライブ旅行に関して特別編として開設します。
(今後増えるかどうかは分かりませんがまずはニュージーランド編から)
New
Zealand<ニュージーランド>
Itinerary<旅程編> Map<ニュージーランド地図> Driving in NZ<ニュージーランドのドライブ> Motel<ニュージーランドのモーテル事情> Climate<ニュージーランドの気候> People<ニュージーランドの人々> Life<生活>
特別編(2003年9/10月) Part1:ニュージーランド南島 クライストチャーチ〜ダニーデン〜ティアナウ〜 ミルフォードサウンド〜クイーンズタウン〜
特別編(2003年9/10月) Part2:ニュージーランド南島 〜ワナカ〜ロブロイ氷河〜マウントクック〜テカポ〜 クイーンズタウン〜オークランド
ニュージーランド全島の地図(主な都市及び主要ロード付き)
この度初めてニュージーランドでのドライブ旅行を行いましたが、日本とアメリカとの違いに関し私が気付いた点をまとめます。
走行車線
まず、道路と車ですがニュージーランドは宗主国イギリスと同じ左側車線の右ハンドル車です。つまり日本と同じになります。レンタルした車では御丁寧にメーターパネルの上に「KEEP
LEFT(左側を走れ)」とシールが貼ってありました。(日本人はともかくとしてイギリス以外のヨーロッパやアメリカからの旅行者向けなんでしょうか)
距離単位
スピードや距離を表わす単位はメーター法を採用しており、距離はkm(キロメートル)、速度は時速xxkmで表わされます。
ガソリン
少し変わっているのはガソリンの呼び方で「Petrol」と言います。実際の給油スタンドではアメリカ同様に「UNLEAD」(無鉛ガソリン)の記載がほとんどでした。ガソリンの値段は1リットルあたりで計算します。ガソリンの値段はクライストチャーチからダニーデン間の海沿いの都市(ちょっと大きな町)では1.039NZDで最も安く、内陸部は若干高めでした。クイーンズタウン(1.079)、テカポ(1.109)等。 (2003年9月〜10月、1NZD=70円弱)
また、給油はセルフサービスとお店の従業員がやってくれるのと両方ありました。スタンドによっては日本のように窓ガラスを拭いてくれる所もありました。(それぞれでガソリン代にサービス料が追加される事はありませんでしたが、当然場所によってリッターあたりの値段が異なります)
特殊な道路&標識
GIVE WAY:優先道路に進入する際にこの標識が出てきて一旦停止を促します。
ROUND ABOUT:ヨーロッパで見られる円形のサークル道路です。2本の道路が交差する際に信号付きの十字路にするのではなく、サークル道路にして自分の進みたい道路までサークルを回って行くシステムになっています。基本的には右側優先とのこと。一般的にROUNDABAOUTへ進入する所にGIVE WAYの標識がありましたが大概見晴しが良い場所にこのサークルがありますので右側から車が来なければそのまま進入しました。
ハイウェイ:アメリカ同様特別な料金は発生しません。ただし、ハイウェイとは言っても普通の道路でしたが。
橋:なかなか面白いのが片道車線の橋です。橋の両側にそれぞれどちらかの車線が優先である事を示す標識が立っており、この優先度に応じて橋への進入の優先度が決まります。いつの時代に橋の工事があったのか分かりませんが、最初から片車線の広さしかない橋を川に架けて、後で優先度を決めたような感じです。橋が頻繁にある場所では進入の優先度が概ね交互になっていました。
坂:あえてここで述べる程の事もありませんが、島国で且つ海や湖に面した都市が多い為か、結構急な坂に遭遇する機会がありました。ダニーデンやクイーンズタウンではアメリカのサンフランシスコ並みに急な斜面の道路がありました。またダニーデン近郊にはギネスブックに載ると言う世界一急な坂がありました。
レンタカー
借り方返し方:レンタカーの借り方返し方は基本的にアメリカや日本のそれと同じです。詳しくは知識編を御参照。
クルーズコントロール:車社会のアメリカでは既に当然の機能となっているオートクルーズコントロールですが、ニュージーランドでは必ずしもそうではない様です。私がレンタルした日本車は残念ながらこの機能は付いていませんでした。日本でもクルーズコントロールは普及していませんがそれは高速道路ですらカーブの多い日本ならではのこと。郊外なら交通量は少ないし真直ぐな道路も多いニュージーランドではアクセル踏みっぱなしは結構辛かった。(地理上比較的近い日本からの車が多いためこのようになっている様です。アメリカ車の場合は普通にクルーズコントロール付きの様です。右ハンドル、メーター法が同一である点からも車の基本仕様は日本向けの車と同じなんですかね)
保険:ニュージーランドの大きな特徴は搭乗者傷害保険(PAI)がない点です。これはニュージーランドが国として旅行者の事故による傷害の医療費を負担してくれる為です。
なお、車両損害の免責は一般のLDW/CDWでは1700NZDとちょっと高めですので、追加の免責(ER-Extra Reduction)の加入をお勧めします。

モーテル1つ取ってもアメリカのそれとは違う所が結構ありました。もともとの生活習慣の違いから来ている部分もあるでしょうし、ニュージーランド独特の事情もあるようです。
私が気がついたアメリカのモーテルとの違いを並べてみます。
価格表示無:モーテルを探す際に部屋の空き状況を表わす「VACANCY」のサインがありますが、アメリカではこれと一緒に価格表示がある場合があります。ニュージーランドでは「VACANCY」サインはありましたが、価格表
示は一度も見かけませんでした。
コーヒーに牛乳:RECEPTIONで宿泊を決めるやり取りを終えると「コーヒーに牛乳は要る?」と聞かれました。「YES」と言えば普通の牛乳をもらえます。ただ「牛乳はいる?」と聞かれる事もあれば、「牛乳はノンファット?」と聞かれる事もありました。もらえるならもらおうとビンボー性が出て毎回もらっていました。しまいには「牛乳はくれないのか?」とこちらからせがむ程に・・・
憶測に過ぎませんが、NZでは以前TVCMでもやっていたホワイトコーヒー(コーヒーにミルクをドボドボいれて白くする)が一般的なようです。
部屋の下見:RECEPTIONで宿泊したい旨を告げ値段の折り合いがついた後、「部屋を見てみる?」といいつつ、下見をさせてくれるケースが何度かありました。アメリカでは経験がないですねこれは。
サッシの入り口:変わった所では部屋の入り口がサッシ戸の場合が結構ありました。ドアが普通だと思っていた事もあり、最初はちょっと戸惑いました。防犯上少し心配になりますよね。でもこれが一般的の様です。(ドアの入り口も幾つかありましたが・・・)勝手な想像ですが、地震のあるニュージーランドでは入り口はサッシの方が災害時には良いのかも知れません。(実際に滞在中に何度か地震がありました)
コーヒーはインスタント:牛乳はスーパーで売ってる200ccくらいの小ボトルをくれるんですが(前述)、コーヒーはインスタントでした。砂糖、紅茶もパックが置いてあります。
バスタブなし:私達はもともと使用しないので気にはなりませんでしたが、ほとんどのモーテルではシャワーは付いていてもバスタブはありませんでした。(高級ホテルはバスタブもあるようです)
キッチン付き:キッチンユニットは規模の差こそあれどのモーテルにもありました。冷蔵庫、ガスまたは電気コンロ、食器・調理具類(フライパン・鍋・包丁など)、ポット、電子レンジなど全て揃っています。調味料がないのは残念ですが、スーパーで買い出しすれば結構まともなものが作れます。
朝食は無し:朝食はほとんどのモーテルで提供してませんでした。(マウントクックではホテルのレストランで朝食が食べられるようになっていましたが、これはあらかじめ食材を持って行かない限り他に食事をする場所がありませんでしたから・・・当然その分宿泊代もそれなりに良い値段でした)
TV:これはモーテルに限った事ではないんでしょうが、TVのチャンネル数は少ないです。日本の地上波放送と同等のチャンネル数しかありませんでした。(余談ですが、テレビの表示方式が日本やアメリカのNTSCとは異なります。ニュージーランドはPAL方式!つまり、ニュージーランドのビデオはそのまま日本へ持って帰っても見れません)
南半球に位置するニュージーランドは四季が日本と逆になります。また緯度的には極(南極)に近く日本にくらべ四季を通して気温は低めです。9月末に見る桜には違和感と驚嘆を覚えましたが、朝夕はまだまだ寒く場所によっては雪にも見回れました。初春に当たる9月末から10月にかけては服装にも注意が必要です。
また、美しい自然が多く見られる山岳地方は天候が変わりやすく、トレッキングを目的とする旅行者には雨具の携帯を促しています。私も1週間強の滞在で降水頻度はおよそ50%でした。やはり、傘だけでなくレインウエアの携帯はお勧めします。(特にトレッキングを計画している人)
よく人口より羊の数の方が多いなどと言われますが、全くその通りで車を走らせればどこでも放牧されている羊を見かけます。方や人口は全部で380万人程と国土(日本の3/4)の割りに非常に少ないです。
そんな人口の少ない国民は概して皆親切で、素朴さを感じました。大地のすばらしく美しい環境で生活しているのも寛大な国民性の元となっているのかも知れません。
詳しい説明は専門誌にお任せするとして、短期滞在において気付いた点を幾つか紹介します。
チップ:基本的にはチップの習慣はない様です。ただし自分で満足点以上のサービスを受けたと感じた場合は気持ちとしてチップを渡してみるのも良いでしょう。私はオークランドで短い距離をタクシーに載った時香港出身のドライバーの軽快なおしゃべりが楽しかったのでちょっとだけ弾みました。
レストランの会計:これはあまり旅行ガイドブックには出ていないのではないでしょうか。チップの習慣が無いせいもあり、係りの人がこまめにテーブルを巡回する事はあまりありません。会計もテーブルで行うのではなく、日本のように入り口近くのレジで行うのが一般的の様です。(テーブル会計もできなくはない様ですが)
レストランの食事提供までの時間:少し気になったのがこれ。オーダーしてから料理が提供されるまでの時間が結構長いんです。20分くらいかかるのは普通の様です。オークランドのレストランにて、おそらく旅行者だと思われる隣のテーブルのお年寄り夫婦(白人でしたがどこの国の方ですかね?)もおこってました。(この夫婦の場合は何から何までケチ付けていましたが・・・)
因に料理提供までの時間が長いのはダニーデン、ティアナウ、テカポ、クライストチャーチ、オークランドどこでも同じでした。穏やかな国民性で多少時間がかかるのは気にしないんでしょうか。
お肉:さすがは牧畜の国ニュージーランド!と言い切れる程あらゆる肉が安いです。レストランでのステーキ(ビーフ、ラム、ヴェニソン=鹿)はどれも日本より安く、当然ボリュームも満点でした。(アメリカとくらべるとちょっと少なめの気もするが・・・)安さを実感するのはスーパーの食肉売り場で、400グラムのビーフが5NDZ程で売っています。
シーフード:よく目にしたのはMUSSELで、これはムール貝の様なもの。他にはサーモンがポピュラーのようです。ドライブ中に何ケ所かサーモンの養殖場を発見しました。海沿いの街ではクラムチャウダーが美味しかったです。日本人向けとしてはテカポのレストラン「湖畔」で食べたサーモン丼が美味しかったです。ガイドブックでも必ず紹介しているが確かに美味しい!ほかに照焼きサーモン丼もありました。(海外で日本食を食べる事はほとんど無い私ですが、ここは良かったです。)
治安:短期旅行でしたが、危険な香りのする所は皆無でした。基本的に「オークランド以外は小規模の都市、観光の町か田舎町」なので夜に出歩いても危険だとは感じませんでした。町の規模が小さくなれば当然照明(街灯)設備は少なく、夜道は暗いですが、恐そうな若者が歩いていると言う事もないわけで・・・海外における基本的な自己警戒(荷物は常に肌身はなさず、車内の見える場所にはモノを置かない、鍵は閉める等)を怠らない限り問題ないでしょう。