2007年03月20日 (Tue)

mixiと足あとと読み逃げと。

私がBlogに拘る理由、過去にそれを語ってきたかどうかは記憶に無いが、一旦語り出すととてもひとつのエントリでは収集が付かなくなりそうなのでここでその話題は避ける事にする。
そして、私が敢えてmixiを敬遠し続ける理由、それについてもここでは深く語るのを辞めよう。

前置きはさておき、今日見付けたこんな記事↓

そもそもWebサイトなんて読み逃げが当たり前であって、かつてのサイト構築指南書ではよく「貴方のサイトを訪れてメールをくれたとすれば、そのコンテンツに余程興味があったに違いない」等といった分析がされていたものだった。事実、私がインターネットを始めて一番最初に感想のメールを送ったのも、かつて大変お世話になった『東京大学ゲーム研究会』の創設者であるdqmaniac氏であった。
メールを打つのにもそれなりに時間が掛かるから、実際訪れたサイトの管理人に対してイチイチメールを打つような事は考えられない。そんな事をしていたら、一日が48時間あっても足りなくなってしまう。
しかし、mixiの世界ではコメントを残すのが礼儀、読み逃げは非難の対象となってしまうらしい。何とも窮屈な世界である。そもそも仲間内で気楽に楽しむのがSNSの醍醐味であった筈なのに、こんな話を聞いてしまうと益々関心が遠退いてしまう。

おそらく、「読み逃げ禁止」等と大々的に掲げているmixi管理人は比較的ライトなネットユーザ、それもここ数年でインターネットの世界にハマってしまった連中なのだろう。少なくとも、HTMLをひたすら手で打つ時代、ダイヤルアップ環境下でNetscapeのバグに散々悩まされつつ画像の圧縮方法ばかりを熱心に研究し続けていた世代では無い筈だ。
彼等はきっと、自分の発言が無言のうちに受け流されていく事に耐えられないのだろう。折角の時間を割いてアップした記事を読まれたからには、否応なくコメントを強要する。もしかするとその裏には「貴方の文章には興味を感じませんでした」とか「間違えて踏んでしまいました」とか、読み手側の都合もあるのかも知れないというのにだ。

私はあくまで、このBlogを‘自己表現の場’としか捉えていない。これを読んで何か感じる人が居ればそれはそれで嬉しいし、何も感じない人が居たとすればそれは己のネタや文章力に問題があるというだけの事。それについてイチイチコメントを要求しようとか、黙って人の記事を読むなとか、そんな事を言い出す事自体がインターネットにおけるマナー違反だと考えている。
しかし、その裏ではGoogle Analyticsで毎日の来訪者数を確認し、どういった記事が注目を集めているのか、また自分のサイトがどういったキーワードによって探し当てられているのか、常に研究を行っている。矢張り‘記事を読んで貰う’事が一番重要なのは事実であって、自己表現+‘いま来訪者が一番読みたいネタ’のコンビネーションによって、より自分の発信している情報の価値が増すだろう。

Web2.0の時代になり、かつて一方向メディアの枠を脱却し切れなかったインターネットの世界が大きく変わりつつある。誰もが情報を発信し、誰もがそれに触れ、そして誰もがリアクションを取る事が可能となった。
しかしながら、その中心にあるのは常に個々人の発信する情報なのであるという事を、もっと広く認知されるべきなのではないかと思う。

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