オフィスも重要な“表現”の場

Webデザイナーにとってオフィスは一日の大半を過ごす場。そこにいるスタッフの“人となり”が端的に表れ、対外的には作品と同じくらい大事な自己表現の媒体です。働く空間を見れば、その人達が何を好きなのか、どんな性格で、どんなサイトを作るかはかなり明確にわかってしまうもの。

仕事にも空間作りにも真摯にこだわるクリエイターたちの仕事場。Webデザイナーにとって快適な空間とは何か。新しいオフィスのあり方を探ります。

チェア Chair

作業や休息のための機能性をとことん追求。圧倒的に長時間使うものだからこそ絶対に妥協しない

Webデザイナーの場合、他のどんな家具よりも長い時間おつきあいすることになるのが、仕事椅子。その機能やアメニティは仕事の効率や健康状態にも影響するのだから、そこにある程度の“投資”をしても決して無駄にはならない。

他の家具は“見た目買い”もありだが、椅子はできれば一度は座ってから購入するのがおすすめ。

しかもいろいろな姿勢をとりながら、なるべく長く座った方がいい。そうして、全体の安定感や適度なクッション性があるか、どんな動きにもついてくるようなフィット感があるか、ポジション調整やリクライニングがスムーズにできるか、座面が太ももを圧迫しないかなどをチェックしたいです。

背もたれやアームレストの高さや位置が調整できて、通気性や手入れのしやすさ(何年も使いっぱなしの椅子のクッションはダニの住み家に)などにも配慮されていれば、より高得点です。なおキャスターはフローリングやPタイルならゴム。カーペットならプラスチックが鉄則です。間違えると床を痛めてしまいます。

イプシロン テクノジェル

イプシロン テクノジェル

人気のアーロンチェアを越えた快適さ。マリオ・ベリーニのデザインでどんな動きにもついてくるフィット感が秀逸だ。背もたれのブルーは腰の負担を軽減する特殊ジェル。カバーが簡単に外せて洗濯できます。

アーロンチェア

アーロンチェア

クリエイターの仕事椅子として不動の人気。フィット感に優れ、メッシュ仕様なので長時間使用しても肌がベタつかずに快適

フリーダム・チェアー

斬新なデザインに加え、身体にフィットするよう各部の調節が簡単にできる、優れた操作性のオフィスチェアーが、ワーカーの作業能率を向上させます

デスク Desk

理想的な高さと反射光を吸収する色や素材に配慮するそれが“疲れを軽減する机”を科学した結論

腰や背中への負担を最小限する、理想的な仕事椅子の高さは「身長の4分の1」だとされます。仕事机にもその人に一番ふさわしい高さがあります。理想的なのは「理想の椅子の高さ + 身長の6分の1」で軽く、首を前に傾けた状態で、目とキーボードの間が約30cmになるというのが一つの基準です。

人には身長差があるから、最適の高さに調整できるタイプの机がベストなのだが、固定タイプならこおサイズを目安に選んでみるといいです。大きなズレがある場合は、椅子の座面と机との間が身長の6分の1になるように、足下にフットレストを置くという手もあります。

白い色やマットな材質の机は照明やモニターの反射光の量が多く目も疲れやすくなるため、濃いめの色で光沢のあるものやガラス材質のものがデジタルワーカーにはお薦めです。すっきりとしたオフィスを目指すなら、大量のコードや配線を上手く隠せる仕様になっているかどうかもチェックしておきます。

イームズデスクユニット

モジュール構成で棚やワゴンなども自在に組み合わせられる机です。三原色を意識したカラーパネルがやさしい印象を醸し出します。

CASE 4

CASE 4

片側がチェスト、もう片側はオープンシェルフで小物や雑誌の収納にも最適。奥行きが浅めなのでベッドルームやリビングの空いたスペースを活かして配置できます。

ボックスW700仕切り付き・ホワイトナチュラル×1、チェストW700・ホワイトナチュラル×1、ボックスW350・ホワイトナチュラル×1の組合せです。

ハラーテーブル

ハラーテーブル

黒い机はデジタルワーカー向き。小さなワゴンから、机、ストレージまで、モジュール構成で好みの空間に。

デスクライト Desk Light

天井の蛍光灯の明かりだけでは目の疲労を招く要因に。作業する手元はしっかりと白熱灯で照らす。

一日中モニタを見つめて目を酷使するWebデザイナーにとってかすみ目やドライアイは深刻な問題です。その辛さを予防軽減するのに「照明」が重要な役割を果たします。日本の多くのオフィスでは天井に蛍光灯が設置されているケースが多いが、これだけでは手元の明るさが充分ではないし、部屋の隅々まで明るくすることでアイレスポイント(目の休憩点)がなくなり、知らず知らずのうちに目に負担がかかります。

知っておきたいのは、モニターを見続ける人でも手元を照らす照明は必要です。そしてオフィス空間にも明るいところと暗いところの対比が必要です。そのための照明として選びたいのは、太陽の色の見え方により近いと言われる白熱灯です。

蛍光灯だと、光のちらつきとモニタの光の点滅が重なって視覚上のモアレが発生し、目を余計に疲れさせるし、モニターの色が“青系の色は冴えるが、それ以外の色が濁る”という不自然な見え方にもなります。白熱灯の方が、より眼に優しく色の再現性に優れ、光と陰のコントラストを作ることでアイレスポイントも作ることができます。

明るさの対比は、手元を1とした場合、その周りは3分の1、部屋全体は10分の1くらいにすれば理想的です。

バイオライトプロ

バイオライトプロ

人の目に最も優しい“日の出30分後の太陽の光”に近づけたというデスクライト。交流電源を直流にトランスし、光のちらつきを解消。デザインも美しい。

バイオライト エクセル

バイオライト エクセル

光のあたる範囲を非対称にして反射光を逃がすことで、クリアな視野をアップ。作業や休息など目的に合わせて光量の切り替えもできます。

SPY

SPY

端正なフォルムが美しいイタリア製のアルミボディ・スタンド。斜めにカットされたシェードが自在に動き光の向きの調整がしやすい。

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更新日

Sun, Jun 26, 2005