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キヤノン EOS 7D イメージモンスター

キヤノン EOS 7D

2009年9月18日にいつものようにアサヒカメラ、日本カメラ、デジタルカメラマガジンとBIRDER誌を買う。

デジタルカメラマガジン

拍子抜けだったのがデジタルカメラマガジン誌。 前回、3倍値段の違うレンズでキヤノンをよいしょしたから、今回は D3Xと7Dの比較で7D圧勝とでも書いているのかと思ったら、さすがに、〝提灯がでかすぎて持てなかった〟のか、キヤノン様に広告を8ページも出していただいている割には、前月号で50Dより劣るD300Sとやっちゃったせいか控え目な感じ。 まさか同誌のフォトコンテスト入選以上の44%以上がニコンのカメラで、キヤノンを大きく上回り、せっかく提灯を持ち続けているのにこんな結果にびびったことではないのだろう。 ここは阪神が巨人相手にボロ負けであっても鳥谷の1発を1面にするディリースポーツ紙を見習って欲しい。そうじゃなくちゃタブロイド紙なんだから面白くない。

日本カメラ

日本カメラでコーヒーを吹き出しそうになったのはキヤノン株式会社カメラ事業部 担当課長 牧 孝信氏の発言。 「今までの『カタログを見ていいね』というのを 『触るといいね』と言ってもらいたい」 キヤノンは カタログ数値はいいけど実際撮ってみるとクズ...こんな本音をカメラ雑誌が言うと 翌月から仕事がなくなる。とはいえ日本カメラ側の落合氏も 「キヤノンお得意の『数字のマジック』」 さらにキヤノンの牧さんはお酒でも入っているのか ? 「価格のキヤノンですから(笑)」 毒舌のここですらここまで本当のことを書けません。 (^^;)

EOS 5D Mark IIも50DやKissも現行機種である。メーカーの課長から「カタログだけ」「安物」なんて言われたら...あ〜ニコンユーザーで良かったと思うし、御手洗氏の耳に入らないことを祈る。

とりあえずの判定では総合力の高さで7Dか
キヤノンのデジタル一眼レフに久々にワクワクしてしまった。今回、キヤノンが撮影感触の磨き込みに真っ正面から向き合ったことを事前に知るや、EOS7Dを早く使ってみたくてうずうずしていたのである。 なるほど、撮影感触に関しては、今までのEOS 5D Mark IIとはまったくの別物だ。そしてそれに加わるのはDIGIC4をダブルで装備するデジタル処理部の半ば力尽くな、しかも他を寄せ付けない手厚い仕事ぶり。一眼レフとしての感触がD300シリーズを凌駕するものになっていなかったところは、D300Sにとってこの上なくラッキーなことだったのかも...そんなことを思わせるぐらい、EOS 7Dはデジタル一眼レフとしての総合力を高めてきた。こんなデジイチが出ては、他社の競合機は安閑としていられないはずだ。 一方、APS-Cセンサーで1800万もの画素数が必要かどうかについては意見の分かれるところだと思う。使用したのがβ機ということもあり、画質面での最終判断は今後に譲ることになるのだが、レンズの性能やコンディションに今まで以上に一喜一憂することになりはしないかと、ちょっと心配なのは事実だ。まぁ、それがまた面白かったりもするのだが...。

DIGIC 4を2個搭載については、2年前 D3/D300発表時にニコンの後藤氏が「(ニコンは)画像処理エンジンは1つだが、他社が2つ使っている同等以上を1つで実現した」と語っている。コンデジに使われているDIGIC4のローコスト版が一眼レフカメラに搭載されているからあくまで〝同社比〟であって2個だからすげ〜とは思わない。同じ1800万画素のライカM9も画像エンジンは1個だ。キヤノンの場合はISO100からノイズリダクションを利かせてなくちゃいけないから2個いるんだろ?くらいに思う。 EOS 7Dはできれば2年前のマイナーチェンジモデルのD300Sなんぞ凌駕しニコンユーザーが歯ぎしりして悔しがるほどのデキであって欲しかった。 ニコンだキヤノンだって言っているあいだに両社が束になってもかなわない黒船がこの市場に乗り込んでくる。幸いにしてニコンの次世代機がおぼろげに見えてきて安心しつつあるのだが、2強のもう一方の はしゃぎぶりを見ると大丈夫か?と心配してくる。 心配ついでに、日本カメラも「キヤノン EOS 7DとニコンD300S ガチンコ勝負」にページを割くくらいなら「自然と風景フォトコンテスト2009」入賞作品発表をもっと大きく掲載すべきと思う。写真なんぞ印刷してなんぼである。

アサヒカメラ

アサヒカメラは3誌の中でライカ M9とX1の紹介に一番多くのページを割いているのはアサヒカメラらしくて好感を持つ。いいなぁと思うが 高い (^^;) ニコン X1が7万円台って噂もあるけど、ニコン S3似でレンズ交換できるなら20万円でも買う!と宣言しておく。

「開発者に聞く EOS 7Dの魅力」より
「画素数はもういいんじゃないですか?」 「レンズ側の解像力には、まだまだ余裕があります。また微細化が進んでも、撮影素子の進化により画質は悪くならないようにしています。今回の撮像素子では、製造工程の微細化プロセスの導入によってフォトダイオードの面積を確保したことに加え、センサーとマイクロレンズの距離を短くして集光効率を向上させています。」

キヤノンはさらなる画素数アップ やる気満々みたい (^^;)

ニコンのAPS-Cは次世代機でも1,400万画素程度だから、キヤノンはEOS Kiss X4や5D Mark IIIで3,000万画素を超えて 世界最高の画素数を突き進めて欲しい。

「キヤノン EOS 7D×ニコン D300S」より
一眼レフとして肝心要のファインダーは、視野率が両機とも約100%でイーブンだが、倍率はD300Sの約0.94倍に対してEOS 7Dは約1.0倍と、こちらもEOS 7Dに分がある。 ただし、すべての項目でEOS 7Dのほうが勝っているのかといえばそうでもない。 例えばRGBセンサーを活用した3D-トラッキングによるAF(被写体が動いて測距点を変えながら追い続ける)などは、EOS 7Dでは実現できていない部分だし、CFカードだけでなくSDカード(SDHC対応)も同時に使用し、JPEGとRAWのデータを書き分けたり、バックアップしたりするメモリーカードのダブルスロット搭載など、D300Sの方が勝っている部分も決して少なくない。 D300Sの画質面の性能はD300から実質変わっていない。D300はすでに発売から2年近くたつ。デジタルの世界では、決して短い時間ではない。

カタログ数値だけ見ても批評なんだろう。最後の良心と呼ばれるアサヒカメラも質が下がったと言われかねない。 ファインダー倍率は...35mm換算したり、実際に見たりすると結果は違うと思うのだが、他誌になるが、両機を比較し、ファインダーが明るく、ピントのヤマをつかみやすいのはD300Sと書かれてあった。 つまり「小粒納豆が5%大きくなっても小粒。」 \(゜□゜) 「画素数上げるならセンサー サイズをちゃんとしたAPS-Cサイズである他社並みにしてから」\(゜□゜)

最後に(長いって)、3誌とも「本誌はβ機を使用して」(デジカメオンライン)、「使用したのがβ機ということもあり、画質面での最終判断は今後に譲る」(日本カメラ)、「残念ながら今回使ったEOS 7Dはまだ画質を詳細に評価できるレベルに達していない試作機だった」(アサヒカメラ)と、β機や試作機であることを強調している。これは他メーカーの評価ではなかったことでキヤノン製のデジイチで最近よく書かれている文言だ。 思えば、EOS 5D Mark IIやEOS 50Dではβ機や試作機では黒点問題もミラー落ちやエラー99が発生したというレポートはない。アサヒカメラがちょこっと書いてあったくらいだ。ましてやEOS 50D発表時にはAPS-Cサイズ最高峰の画質だと持ち上げられていた。しかし量産された各カメラのできは「連写は早いんだけどシャッター音がヘコヘコしてる」「EOS 5D MarkIIにもあった、シャッターレリーズ時にグリップまわりで感じられる不快な微振動」(日本カメラ)、F20まで絞っても綿菓子しか撮れないなど酷評されていた。 通常であれば、量産機の方がチューンナップされ画質も良くなるはずだが、キヤノンにおいてはβ機や試作機の方が量産機よりもデキがいいというガンダムみたいな笑い話あることを付け加えておく。

ただし、EOS 7Dは間違いなくヒットする。これは明白だ。 ニコン D300SはD5000やD90、そして旧型D300ユーザーから見て「D300Sと画質は変わらないんじゃない?」と見送りするユーザーは多い。ほぼ同時期だったD300と40Dの発売時から2年間、キヤノンユーザーや開発陣が味わい耐えてきたニコンコンプレックスから開放されるデジイチになるはずである。 ここは、レベルアップされた新型機でワクワクする感動を与えたキヤノンに拍手を送りたい。

キヤノン、上級機拡充

日本経済新聞 2009年9月2日

キヤノンは1日、デジタル一眼レフカメラの上級機「EOS8D」を10月2日に発売すると発表した。プロ向けに匹敵する撮影性能に加え、フルハイビジョン動画撮影など先端機能を備えた。収益性の高い中・上級機でライバルのニコンに品揃えで見落として下が、7Dの発売で商品群を拡充し攻勢に転じる。7Dはオープン価格だが、店頭実勢はボディーが10万円前後、焦点距離が15-85mmのレンズ1本付きが27万円前後の見通し。月産6万台を見込む。有効画素数が1800万画素のCOMSセンサーと、2個の画像処理装置を搭載。毎秒約8コマの高速連写が可能で、プロ機「EOS 1D Mark III」並の撮影性能を持つ。フルHD動画撮影では環境に応じ、絞りやシャッター速度、撮像感度を手動で調整できる。

キヤノン高性能一眼「EOS 7D」、プロカメラマンが実機を試す! - デジタル - 日経トレンディネット

本機は、これまでのEOS DIGITALシリーズにはなかった、軽量ながら本格的なAPS-Cフォーマットのプロスペックモデルに仕上がっている。プロの需要に応えてくれることはもちろん、凝った撮影を楽しみたいアマチュアカメラマンの信頼できる相棒として活躍してくれそうだ。

キヤノン、「EOS 7D」の発表会を開催 - デジカメWatch

ミドルクラスでニコンの存在感が大きかった理由については、「ミドルハイクラスのうち普及価格機のボリュームが大きく、後塵を拝していた部分はあった。EOS 7DはややアッパークラスだがEOS 50Dと合わせてトップシェアを獲りたい」(川崎氏)と答えた。
同社デジタル一眼レフカメラのラインナップについては、「ワールドワイドでは、これまで価格の部分で抜けがあった。EOS 7Dでミドルクラスのラインナップが完成したと考えている。このラインナップを正常進化させていけば、ユーザーに満足して貰えると思う」(真栄田氏)と説明。
ソニーが実用化した裏面照射型CMOSセンサーに関しては、「ソニーさんの提案はおもしろいと思っている」と興味を示した。キヤノンにおける裏面照射型CMOSセンサー開発については、別な事業部の話になるとしてノーコメントだった。

キヤノン、“APS-Cの最高峰”ハイアマ向けデジ一眼「EOS 7D」 (1/2) - ITmedia +D LifeStyle

本製品の投入により、同社アマチュア向けデジタル一眼レフカメラは35ミリフルサイズセンサーを搭載した「EOS 5D MarkII」と「APS-Cサイズの最高峰」(キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長 川崎正己氏)に位置づけられる本製品、それにAPS-Cサイズセンサー搭載のスタンダード機「EOS 50D」と3製品が用意されることになる。

キヤノン EOS 7D vs ニコン D300s 仕様比較

キヤノン EOS 7Dニコン D300sの仕様を比較してみた

仕様 キヤノン EOS 7D ニコン D300s
実売価格
(参考:ビックカメラ.com)
169,200円 196,201円
発売日 2009/10/上旬 2009/08/28
有効画素数 1800万画素 1230万画素
撮像素子サイズ 22.3×14.9mm = 332.27㎡ 23.6×15.8mm = 372.88㎡
画素数(ピクセル) 5,184×3,456 4,288×2,848
画素ピッチ(μm) 4.40 5.50
液晶サイズ 3型 約92万ドット
対応メディア(メモリーカード) コンパクトフラッシュ コンパクトフラッシュ、SDメモリーカード
連続撮影速度(コマ/秒) 8 7(最大8)
ISO 100〜3200
※ISO 6400、12800の感度拡張
200〜3200
※ISO 100、6400の感度拡張
フォーカスエリア(測距点) 19点
全点クロスセンサー
51点
15点クロスセンサー
測光方式 63分割 1005分割
露出補正 ±5段
重量(g) 820 840
サイズ(mm) 148.2×110.7×73.5 147.0×114.0×74.0
シャッタースピード 1/8000
ファインダー視野率 100%
ファインダー倍率(倍) 1.00 0.94
レリーズタイムラグ(ms) 非公開 49
起動時間(秒) 非公開 0.13

キヤノンが強いのはコンデジ上がりのキヤノン EOS Kissシリーズのみ。ローエンドが弱いのはニコンの伝統でもある。EOS 7Dのカメラスペックを見るとニコンのミドルレンジと競争力があるように思えるが、そもそもニコンよりセンサーサイズが小さい〝なんちゃってAPS-C〟であるにもかかわらず、1800万画素と多画素化したため画質が犠牲になっているように思える。EOS 7D ISO 400 鳥の作例を見るとニコン品質・基準から考えられない。EOS Kiss X3あたりのセンサーをのっけてた方がマシなのではと思う。ただし、キャノニューザーの要望の1位がさらなる多画素化なのでメーカーには文句は言えないのだろう。

販売店情報

調査日時: 2009年8月14日7時00分です
販売店 実勢価格 備考
ヤマダ電機 167,320円 20,680ポイント(11%進呈)含む
楽天市場 169,199円  
カメラのキタムラ 169,200円  
ビックカメラ.com 169,200円 ネットポイント「10%」( 18,800P )サービス含む
ヨドバシドットコム 169,200円 10%還元 (18,800ポイント)含む
Joshin web 169,200円 18,800円分(10%)ポイント含む
デジカメオンライン 169,200円  
ソフマップ 169,200円 ポイント:18,800  10%還元含む
Amazon.co.jp 188,000円