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3日目 道しるべ

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更新日 2004年 5月 25日 火曜日

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南光坊の山門と桜

巡礼3日目

3日目は東予地方を中心に約60kmの距離です。

2004年4月10日

第54番札所「延命寺」

延命寺本尊は不動明王で、不動明王を本尊とするのは高知の青龍寺と1時間前にいた岩屋寺とこの延命寺です。遍路はお札を納めるときに「真言」か「般若心経」を唱えます。私の場合は真言を唱えますが本尊が不動明王だと長いんです。(^^;)

「のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん」を3回、カンニングしながらじゃないと言えません。

真言(マントラ)は真実の言葉という意味で、それを唱えたり書いたりすると、仏の功徳があるといわれる呪文で、古代インドのサンスクリット語です。私は八十八ヶ所で一番多い薬師如来の真言「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」だけは覚えています。正直、意味はよくわからないです。が、日本語の「あ」からはじまり「ん」で終わる50音は弘法大師がサンスクリット語をもとに作られたそうです。

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第55番札所「南光坊」

山門と桜今治駅の近くにあるお寺さんです。今治はしまなみ海道へ行く途中にあって「あ〜あの場所が札所だったんだ」っと迷わず立ち寄ることができました。

元々は、瀬戸内に浮かぶ大三島の大山祇(おおやまずみ)神社の別当寺。最初は間違って南光坊の隣の大山祇神社の駐車場にクルマを止めて遍路の準備をしていたら「こっちは八十八ヶ所じゃない。入り口に書いてあっただろ」っと怒られスゴスゴ移動しました(^^;)。

芭蕉の句気を取り直し、まだ桜が咲く山門から入り直し、芭蕉の句を確認しました。

芭蕉は四国にも来ていたの? っと素朴な疑問。山頭火、聖徳太子など歴史上の人物を感じることも、遍路の楽しみのひとつです。

そのうち、水戸黄門さんの碑があるんじゃないかと、また罰当たりなことを思いました。(^^;)

「大楠と三匹の狸」という話も今治の地の話です。残念ながら由来的なモノを見つけることができませんでした。

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第56番札所「泰山寺」

太山寺前で托鉢をする遍路今治市の市民の森方面へ進み約4kmくらいにあった、泰山寺(たいざんじ)。ここでも、托鉢をしている荷物からすると歩き遍路さんがいました。チラッと見たザックがブランド品だったから、そのまま横を通り過ぎました。:-)

今まで徳島や高知では托鉢の僧を見ることはなかったのですが、季節柄なのか土地柄なのか愛媛ではよく見かけます。

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第57番札所「栄福寺」

栄福寺。もう少しすれば桜が綺麗だったかなほぼ日刊イトイ新聞に寄稿している若い坊さんがいるところで楽しみにしていました。

本堂はこぢんまりとしていますが、横には木製の手押し「箱車」(大吾郎が乗ってチャンが押していたような乳母車の大きいやつ)が奉納されていました。

箱車は他の札所でも見ることがありました。病気が治ってよかったっと実感します。

お願い地蔵さん。かわいい表情です。お願い地蔵さんは、かわいい今風の感じの表情をしています。ここで巡拝用ローソク(250円)と煙の少ないお線香(400円)を購入しました。

これからは他のお遍路さんと同じようにローソクとお線香をあげることができます。

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第58番札所「仙遊寺」

お加持水の井戸参道の途中に「弘法大師お加持水」と言われる霊水があって諸病から村人を救ったと言われています。ペットボトルに汲んで持って帰りました。ご利益があればいいんですが・・・

今思うと近くにあったポンプは、宿坊まで水を通しているんでしょうか?

札所では、様々な水に関する逸話があります。第3番札所の「金泉寺」や第17番札所の井戸寺では、井戸に自分の顔が映れば3年寿命が延びると言われていますし、第39番札所「延光寺」には「目洗い井戸」があります。

立派な屋根の仙遊寺もちろん全ての場所で水を飲んだり目を洗ったりしました。:-)

300mくらいの山頂にある雰囲気のあるお寺さんで、宿坊も立派ですし、今治市街を一望することできます。

残念ながら「黒犬」の犬塚は場所がわからなかったです。

駐車場料金などが必要ですが、元は学問の寺で檀家さんが少ないためだそうです。

仙遊寺の本尊は千手観音菩薩です。仏像の場合は、千本の手があることは少なく、実際は、中央に1組の手と、左右に40本の手があります。左右の手は1本が25本の役割をすることから、千本の手と見なされています。

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第59番札所「国分寺」

修行大師と握手国分寺は全国各地に建立されています。高知の国分寺と比較すると新しさと親しみを感じます。

※納経すると親しみはなくなりました・・・:-)

「修行大師と握手をしてお願いして下さい。願い事はひとつにして下さい。あれもこれもはいけません。お大師様も忙しいですから!」と書かれています。

もちろん握手しました。基本的に札所では、お願い事 = 願掛けはひとつにします。

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タオル美術館 ASAKURA

タオル美術館今治に来ればタオル美術館 ASAKURAは、ぜひ訪れたい場所のひとつです。タオルの美術館だけでなく、特別企画される絵画が癒してくれます。

ちょっぴり試食もできるお土産用品で珍味をつまんで、レストラン・王府井のお昼がお薦めで、美しい庭と美味しい水と、中華を中心とした料理を満喫できる場所です。

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別格10番「興隆寺」

参道の坂興隆(こうりゅう)寺は、秋の紅葉が四国一と思っていますが、ここが別格10番とは知らなかったです。

この場所は、毎回迷います。国道11号線から北上すると道しるべがあってわかりやすいのですが、毎回東予市役所の前の道(48号線)を西に向かい、梅錦ガーデンに吸い寄せられるように行ってしまいます。梅錦は日本酒で有名ですが、ここ梅錦ガーデンでは地ビールやハーブ園が有名で、土日だとブライダルパーティの予約でレストランが貸し切りになることがあります。

興隆寺は「生木地蔵」の少し西側を北上するようになります。

参道は階段を15分くらい登りますが、今までの札所の急な坂で慣れていたせいか、以前に来たことがあって距離感がわかっていたからなのか、楽に感じました。

途中、牛石君とも再開しました。次来るときはちょんとした草を持ってきます。

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別格11番「生木地蔵」

生木地蔵生木地蔵(いきじぞう)は、1年前までは四国八十八ヶ所を廻るなんて予想だにしていませんでしたから、このお寺の前の道もよく通っていたのですが、立ち寄ったのは今回が初めてでした。

樹齢1200年の楠が横たわっています。その中に地蔵があったのでしょうか?

こぢんまりとしていて地域に密着しているかのようなお寺さんでした。もちろん念珠も買いました。ただ、ここで気が付いたのですが、納経帳の余白がもう2ページしかありません。別格用に納経帳を買わないといけないですね。

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第60番札所「横峰寺」

横峰寺愛媛の関所と言われ、道中最難関と呼ばれる「遍路ころがし」の一つです。

歩きだと途中の駐車場からでも、二時間半の登山ですが、1,800円を新居森林組合に払えば、標高700mのお寺の近くの駐車場までクルマで登ることができます。

駐車場から横峰寺までは10分ほどの下り坂で楽です。

横峰寺の石楠花悪心を持つ者は先へ進めないということなのか、国道からの進入路がわからず、結局は第64番札所前神寺の手前「黒瀬湖(黒瀬ダム)」の方からクルマで登りました。少し拍子抜けな感もしましたが、来月には咲き誇る石楠花(しゃくなげ)の花が咲き乱れる感があり、いい感じのお寺さんでした。ここで納経締め切り時刻になり、かなり疲れましたが、山に咲く桜に少し癒され帰路につきました。