第3章 アップロード時のエラーについて

1.「アップロードできませんでした」が発生する

PageMillで「アップロードできませんでした:FTP:ファイルが存在しないか見つからない、またはアクセスできないため、要求された操作を実行できません」が表示されることがあります。このエラーメッセージでは、Mac側にエラーがあるのか、転送先のプロバイダのサーバーにアクセスできないのか判断しにくいですね。まず、どちらのエラーか切り分けます。

(1)ファイル名やフォルダ名が誤っている

Mac側のファイル名やフォルダ名が誤っているため、アップロードできないことがあります。ページ名、画像名、フォルダ名を確認してみます。多くのプロバイダのOSはUNIX(ユニックス)というOSを使っています。Mac OSと比べるとページ名やファイル名については多くの制約があります。

a)ファイル名は1バイト

日本語もしくは2バイト(Byte)の文字をつかっていませんか、全て半角に統一して下さい。2バイトの文字とは、漢字やひらがなのように、文字の幅が広い文字です。1バイトの文字は、この文章の英数字のように2バイトの文字の半分の幅です。

b)拡張子はついていますか?

例えば、abc.jpgのようなファイル名の場合「.jpg」を拡張子と言います。UNIX等のOSでは、この4文字の拡張子によってファイルの種別を示しています。拡張子は予め決められた英数字のみで、1バイト文字です。また大文字・小文字が違っても別の種別になりますから注意が必要です。

c)記号を使っていませんか?

A〜Z、a〜z、0〜9、-(ハイフン)、_ (アンダースコア)以外は使えないです。

「.」「/」「&」「()「」」「エ」「?」「;」「:」「<」「>」「?」を使っていませんか? その他には、ファイル名の先頭に「-」は使えません。「・」も拡張子の先頭文字になっていますから使えません。空白も使わない方がいいです。

d)文字数は長くないですか?

プロバイダのOSによってはファイル名は8文字、拡張子は3文字でしかダメな場合があります。

e)大文字と小文字について

大文字(A〜Z)、小文字(a〜z)で異なるファイルと見るプロバイダも多いです。例えば画像名Abc.gifとabc.gifはMac OSでは同じファイルとして扱われますが、UNIXでは異なるファイルと判断され画像等が表示されないことがあります。

(2)プロバイダのサーバーにアクセスできない

考えられるのはサイト設定が誤っている場合です。初めてアップロードした場合やサイト設定を変更した場合は、PageMillの「サイト」メニューから「設定を表示」「編集」を選択して「サイトのアップロード先」を確認して下さい。

多くのプロバイダにはサイトの設定先がそのWebページや送られてきた設定資料に記載されていますからそれを参考にします。特に「リモートフォルダ」の設定違いが多いです。リモートフォルダはアップロードしようとするプロバイダのフォルダです。

例えば、私のプロバイダだと「public_html/」です。ジオシテーズやOCNのように「.」ピリオドだけだったりします。リモートフォルダが原因でアップロードできないかを判断するには、確認用のWebサイトを作成、またはログを確認しますを試して下さい。

(3)確認のためにWebサイトを作成してみます

原因がはっきり分からない場合は、検証するために新たにアップロード用のWebサイトを作成します。そこには、test.htmlというページだけを作成し、そのWebページは、文字だけを入力しtest.htmlで保存します。

ここでサイトの設定を行い「サイト」メニューより「アップロード」してみます。これで正しくアップロードされない場合は「サイトのアップロード先」を確認します。正しくアップロードされた場合は、エラーになったWebサイトを確認してみて下さい。

(4)ログを確認してみます

ログとは記録のことです。PageMillをアップロードしてエラーが発生したとき、「サイト」メニューより「設定を表示」「ログを表示」を選択します。直前のアップロードされたログが表示されています。

a)正常なログ

下記は正常に転送できたログの内容です。長いログだと思いますが、これでtest.html1ページ分1ページの送信ログです。(^^;)

OPEN LOG

220 www FTP server (Version wu-2.5.0(1) Tue Dec 21 11:20:49 JST 1999) ready.
USER eiji-iio
331 Password required for eiji-iio.
230 User eiji-iio logged in. Access restrictions apply.
TYPE I
200 Type set to I.
SYST
215 UNIX Type: L8
PWD
257 "/" is current directory.
CWD public_html
250 CWD command successful.
CWD /
250 CWD command successful.
CWD /public_html/
250 CWD command successful.
CWD images
250 CWD command successful.
CWD /
250 CWD command successful.
CWD /public_html/
250 CWD command successful.
CWD images
250 CWD command successful.
CWD /
250 CWD command successful.
PORT 202,214,52,74,57,90
200 PORT command successful.
TYPE I
200 Type set to I.
STOR public_html/test.html
150 Opening BINARY mode data connection for public_html/test.html.
226 Transfer complete.
QUIT
221 Goodbye
.

CLOSE LOG

b)異常なログ例

下記のログはあえてエラーを出したログです。エラーはサイト設定のリモートフォルダを私のプロバイダの場合は正しくはpublic_htmlなのですがpublic_にした場合です。

OPEN LOG

220 www FTP server (Version wu-2.5.0(1) Tue Dec 21 11:20:49 JST 1999) ready.
USER eiji-iio
331 Password required for eiji-iio.
230 User eiji-iio logged in. Access restrictions apply.
TYPE I
200 Type set to I.
SYST
215 UNIX Type: L8
PWD
257 "/" is current directory.
CWD public_
550 public_: No such file or directory.
MKD public_
550 public_: Permission denied.
QUIT
221 Goodbye.

CLOSE LOG

このように、ログを見ることによって、エラーの内容をしることができ、トラブルの解決に手助けになることもあります。

ログをみて、

「452 Error writing file: Disc quata exceeded」が記述されている場合は

これは、ハードディスクに割り当てられた容量を超えた状態。
プロバイダー側のハードディスクを一時多めに削除、あるいは全て削除してから
アップロードすると解決すると思います。

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Update: Wed, Mar 31, 2004 / 9:37:34 AM