2008年7月15日
香川県 直島
現代アートと瀬戸内の自然を満喫できる直島
高松市の北方13km、岡山県玉野市の南方3kmに浮かぶ周囲16kmの小さな島が直島です。
直島観光は宮浦港のある「宮ノ浦地区」、家プロジェクトのある「本村地区」、ベネッセアートサイト直島のある「琴反地地区」の3つにわかれます。島のあちこちに瀬戸内の自然に溶け込むように多数のオブジェやアート作品があります。

このページは2008年7月に香川県 直島へ3泊4日で訪れた様子を記しています。
直島へ行く
直島は四国の香川県にあります。直島へは岡山県 宇野港からと香川県 高松港からのフェリー便で行くことができます。
四国汽船株式会社を利用すれば、宇野港=直島(宮浦)間は20分で片道大人料金280円、高松港=直島(宮浦)間は50分〜60分で片道大人料金510円になります。
岡山県 宇野経由で直島へ行く方が〝早い! 安い! 便数が多い!〟 と便利です。
※風戸(せと)港行きのフェリーは、島の北側の三菱マテリアル近くに到着する便で観光には不便です。
参考: 四国汽船株式会社
でも、僕的には往復どちらかでもいいですから高松港経由にすることをお薦めします。
理由は、約50分のフェリーの展望デッキから見る瀬戸内クルージングは気持ちいいです。さらに、高松港の赤い灯台「せとしるべ」は、世界初の総ガラス張りの灯台です。暗くなると 灯台全体が赤く光りこれも綺麗です。
東京から新幹線で来られた方は岡山駅で乗り換え、マリンライナー号で瀬戸大橋を通って高松駅へ向かえば約1時間です。
参考:
時刻表/マリンライナー - 岡山〜高松
えきから時刻表 乗り換え案内検索結果
なので、このページでは高松港=直島(宮浦港)を往復することで作成します。
高松港に隣接している「サンポートホール高松の高松シンボルタワー」に約500台の地下駐車場があります。高松港まで徒歩3分くらいで20分〜30分で100円です。
直島で遊ぶ 日帰りお薦めプラン
私の場合はベネッセハウスに3泊4日しましたが、直島の三大アート「地中美術館」「ベネッセハウスミュージアム」「家プロジェクト」を体験するだけなら日帰りコースでも可能です。
日帰りお薦めプランは、高松港8時12分発、帰りは直島を17時00分発で滞在時間8時間です。
なお、ベネッセアートサイト直島が公開している ショートビジットコース も参考になりますが、ただこのコースだと修学旅行なみに急ぎ足になりそうです。
僕のお薦めプランは、「ミュージアムリンク・パス」を地中美術館で買うと、100円引きになりますから(^^;)、「地中美術館」「ベネッセハウスミュージアム」「家プロジェクト」の王道コースになりました。
少しでも涼しい時間帯という理由で「家プロジェクト」から巡り、大汗をかいたあと「地中美術館」でちょっと涼み、中腹にある「ベネッセハウスミュージアム」から「南瓜」へ下った方がちょっとでも楽なと思い下記コースにしました。
直島で遊ぶ 準備物
町営バスを利用される方は100円を10枚程度用意して下さい。また、各入館料は地中美術館が2,000円、ベネッセハウス ミュージアムが1,000円、家プロジェクトは1,000円になります。
また地中美術館や家プロジェクトでは土足厳禁の作品がありますから歩きやすく脱ぎやすい靴にしておくといいと思います。
- 高松港 8時12分 発
- 宮浦港
- 直島 宮浦港 9時02分 着
- 宮浦港「赤かぼちゃ」見学
- うみの駅なおしまで「なおしま エリアマップ」をゲット!
- 「なおしま エリアマップ」には直島町営バス時刻表、各エリアの地図、ロードマップ、各施設の案内が記載されています。
- 9時46分「宮浦港」発の町営バスに乗車
- 地中美術館 (60分+軽食)
- チケットセンターで美術館での注意事項の説明があります。
- 美術館内はカメラ撮影は禁止です。重たい一眼レフカメラなどチケットセンターにコインロッカー(無料ですが100円必要)がありますから預けておくといいです。
- チケットセンターから地中美術館入り口の途中に「地中公園」があります。「地中」の名がついていますが普通に道沿いにあります。
- 迷路のようなので軽い迷子になりかけます(^^;)
- 地中カフェにはビールがあります。外へ出て瀬戸内を眺めながら飲むビールは最高です。(僕は外へ出られるのをアトで知りました)
- ベネッセハウス ミュージアム(120分)
- 町営バス亭「ベネッセハウス ミュージアム」から山側に登ります。
- 家プロジェクト (120分+軽食)
- 9時52分「農協前」で下車
- 農協裏にある「本村ラウンジ&アーカイブ」で「家プロジェクト 鑑賞チケット」1,000円を購入。
- 家プロジェクトがある本村地区は狭いので家プロジェクトを巡る順番は特にないと思います。
- 僕は「石橋」「はいしゃ」「碁会所」「角屋」「南寺」(隋神門 上原三千代「いつかは眠り猫」。)「護王神社」で巡りましたがどうも他の方と逆回りのようでした。
- 南寺の先にある公衆トイレは綺麗なのでここでトイレ休憩(^^;)
- 「カフェまるや」は、落ち着ける和風カフェです。いつも混むので様子を見て立ち寄って下さい。
- 「玄米心食 あいすなお」は地産地消を心がけた創作料理屋です。発芽玄米ご飯、ご汁、惣菜3品がつく「あいすなおセット」800円も食べなきゃ損です。家プロジェクト「きんざ」の側で茶碗ののれんが目印です。
直島 瀬戸内アートの楽園
この島、まるごと現代アート! 美術の楽園の美しきガイドブック、完成!!

初めて直島に行った日の夜。ホテルのバーでたっぷり飲んで、部屋に戻ってまた飲んで……いつの間にか、足がふらつくほどになっていた。あまりにも心地よくて、お酒が進みすぎてしまったのである。
あるアーティストは、直島で十五夜のまんまるのお月様を見上げながら、こうつぶやいていた。
この島にいると、すべてが美しく見えちゃうんだよねえ──。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島・直島では、いま世界有数のアートプロジェクトが進行している。「地中美術館」は、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルという3人の作家の作品を、安藤忠雄氏設計の地下空間の中でじっくりと堪能できる美術館だ。廃屋をまるごと作品化してしまう「家プロジェクト」では、宮島達男、内藤礼、杉本博司、大竹伸朗、千住博といったアーティストたちがそれぞれ個性的な作品をつくっている。作品たちが島の人々の生活空間の中に進入し、村落共同体の一部として機能している様は、とても刺激的だ。「ベネッセハウス」は、美術館とホテルが一体となった施設で、4棟ある宿泊施設は、すべて安藤忠雄氏の設計だ。屋外にも数多くの作品が設置されており、島と海の美しい景色が現代美術作品によって彩られている。
私が知る限り、直島は世界中でいちばん楽しいアートの楽園である。その魅力をあますところなく伝えたい、という思いで本書の編集作業にあたった。ただしこの本は、読者の方々に読んでいただくだけでは完結しない。読了後、直島へと渡っていただいて、初めてその意義をまっとうできる。本書を手に、ぜひ直島へと向かっていただきたい。
ベネッセアートサイト直島 香川県・直島
クロワッサン 2008.7/25

国内外の多くの現代美術作家の作品に刺激を受けて。
家プロジェクト
廃屋と現代アートが結びついて、新しい生命になった。
ベネッセアートサイト直島」というのは、「家プロジェクト」「地中美術館」「ベネッセハウス ミュージアム」など、直島で展開されているアート活動の総称だ。この「家プロジェクト」は、直島の東側にある本村(ほんむら)地区を舞台としたアートプロジェクト。アーティストが古い家屋を改修し、その家の空間そのものを作品化しているのだ。
家プロジェクトは現在7件。宮島達男(みやじまたつお)、ジェームズ・タレル、内藤礼(ないとうれい)、杉本博司(すぎもとひろし)、千住博(せんじゅひろし)、須田悦弘(すだよしひろ)、大竹伸朗(おおたけしんろう)という現代アートの作家達の作品が、日常生活が営まれている町並みの中でどのように存在しているのか。小さな集落だが、作家達の試みを一つ一つ歩いてみてまわっているうちに、あっというまに半日過ぎてしまう。
内藤礼 《このことを》
「ぎんざ」内の作品。予約制で、一人ずつ入館し、15分間まで鑑賞できる。床も天井も取り払われた築約200年多く屋の中で、見えてくるものとは? 聞こえてくるものとは?
宮島達男 《Sea os Time'98 (時の海'98)》
「角屋」の母屋内にある作品。水の中に沈められたLEDのデジタルカウンターが、1から9まで数字を刻む。各カウンターが変化するスピードは島に住む人たちひとりひとりによって設定された。
ジェームズ・タレル 《Bacckside of the Moon》
「南寺」内の作品。建物に入ると、はじめは真っ暗。しかしそこにしばらくいると、かすかな光が見え始め、だんだん正面にスクリーンのような面があることがわかってくる。
地中美術館
地中に埋もれた美術館で、3人のアーティストの作品を。
地中美術館は、建物の大半が地中にある。自然の景観を損なわないように、という建築家・安藤忠雄の思いが具現化されているのだ。
ここではモネ、アメリカの砂漠地帯で自然の中に作品を設置する〝ランド・アーティスト〟ウォルター・デ・マリア、そしてジェームズ・タレルの作品のみが展示されている。自然の光と影が活かされた空間の中で、アートを体感して欲しい。
ベネッセハウス ミュージアム
「宿泊できる美術館」で極上の時間を
海を見下ろす高台の上に、この美術館はある。建物に足を踏み入れ、フロントを過ぎた瞬間から、目には刺激的な現代アートの作品が飛び込んでくる。 「FEEL AND LIVE」「TOUCH ANS LIVE」と100のネオン文字が点滅するブルース・ナウマンの作品「100年生きて死ね」、何体あるのかわからないほどの無数のウルトラマンとウルトラセブンが鏡にむかってバンザイしている柳幸典の「バンザイ・コーナー」。館内のいたるところで国内外の様々な作家の作品が存在感を放っている。屋外作品もじっくり見てまわりたい。
草間彌生(くさまやよい) 南瓜
直島には2つのカボチャがある。一つは宮之浦港の「赤かぼちゃ」。もうひとつが、この黄色の南瓜だ。この作品はベネッセハウスの「パーク」棟すぐ近くの桟橋上にある。突拍子もない存在の仕方がいい。
安田侃(やすだかん) 天秘
こちらはベネッセハウス「ミュージアム」棟の地下1階の大きな吹き抜けスペースに展示してある作品。触れてよいのだ。晴れた日には、この代理石の上に寝そべって空を眺める人たちで一杯。
ベネッセハウス
美術館と一体化したホテルに、宿泊する贅沢。季節とともにうつりゆく、自然の風景の美しさに酔う
「自然・建築・アートとの共生」をコンセプトに1992年にオープン。現代アートの美術館とホテルが一つになった施設である。本館である「ミュージアム」棟には、国内外の多くのアーティストたちの作品が展示されている。「オーパル」棟は「ミュージアム」棟よりもさらに高台に建つ。専用の小さなモノレールで傾斜地を登り山の頂上へ。部屋にはいると、目の前には瀬戸内海が遙か彼方まで広がる。その展望の美しさには、思わずため息が出てしまう。
高台の下の海辺には「パーク」棟、「ビーチ」棟が、4つの都の全ての室内にはそれぞれ異なった作品が展示されており、まさしくアートを心から楽しむためのホテルになっている。
敷地自体が広いので、屋外の作品もゆっくり鑑賞してまわるためには、できれば2泊くらいするのがベスト。ホテル内には和食のレストランとフレンチのレストランがあるので好みに合わせて選んで欲しい。
時間を追われる日常から離れて、風と波の音だけに耳を傾ける。そんな特別な時間の過ごし方が、あっても良いではないか。
和食レストランで瀬戸内の海の幸を心ゆくまで味わう。 お薦めは、ミュージアム棟和食レストラン「一扇(いっせん)」。オコゼの薄造りなど、夜の12,000円コースなど
007 赤い刺青の男
赤い刺青の男 - Wikipedia
「007/赤い刺青の男」(The Man with the Red Tattoo)は2002年にレイモンド・ベンソンが執筆した最後の007シリーズです。
世界を震撼させる新手の細菌テロか?東京発ロンドン便の機中で若い女性が高熱を発して急死、日本で製薬会社を営む彼女の家族もまた東京近郊の自宅で同じ症状を呈して死亡した。
遺体には蚊の刺し痕が…事態を重く見た日本情報部の要請で、英国情報部はジェイムズ・ボンドを日本へ急派する。日本では緊急のG8サミットが開催される予定なのだ。
日本へ飛んだボンドは、旧知のタイガー田中と協力して事件の謎を追う。東京で殺し屋の襲撃を退け、特急列車で一路、謀略渦巻く北海道、そして瀬戸内海へ!世界転覆を企む巨魁との対決の結末は。
作中でG8サミット会場として直島のベネッセハウスが描かれていて他にも「直島町役場」「家プロジェクト」も描かれています。また宮浦港近くに「007『赤い刺青の男』記念館 」があります 。

